目次

  1. 別府温泉
  2. 湯布院温泉郷
  3. くじゅう連山
  4. 九重“夢”大吊橋
  5. 臼杵石仏

 大分県は九州沿岸部にあり、西部は九州で最高峰である中岳があります。中部は豊後水道を挟んで、四国地方に接してします。南部はリアス式海岸が広がり、景観が美しい日豊海岸が広がっています。大分県は全国的に有名な別府温泉や湯布院温泉などがあり、源泉数・湧出量などが全国一で、「日本一のおんせん県おおいた」をキャッチフレーズに全国にP.R.しています。今回は大分県のおすすめ観光スポット5選を紹介します。

1  別府温泉

 日本一の湧出量を誇る別府温泉は、主に8つの温泉(別府、鉄輪、明礬、観海寺、亀川、柴石、堀田、浜脇)を称して呼ばれており「別府八湯」と呼ばれています。別府温泉の湧出量は、1日約9万5728L。源泉数は約2850本もあります。別府の町には、あらゆるところから白い煙が立ち上がっています。宿の数は1000軒以上あり、源泉数は10種類あります。なんといっても別府温泉の象徴といえば、別府の地獄めぐりで赤い「血の池地獄」や青い「海地獄」、白い「白池地獄」などがあり、地球の威力を感じることができます。

ホームページ: http://www.gokuraku-jigoku-beppu.com/

2 湯布院温泉郷

 湯布院温泉は、大分県由布市にある温泉で、標高1584m由布岳の麓にある温泉です。湯布院温泉は、全国で2番目の湧出量・源泉数を誇る温泉で、由布院・湯平の二つの温泉地が、湯布院温泉郷とされています。また湯布院温泉郷は、国民保養温泉地に指定されています。2019年には湯布院温泉郷は、由布院温泉と湯平温泉に加えて由布市内にあった3つの温泉((塚原温泉、庄内温泉、挾間温泉)が加わり、湯布院温泉郷として指定されています。

湯布院温泉郷の泉質は、刺激が少ないく、子供からお年寄りまで万人に向くお湯として人気があり、多くの観光客が訪れます。また温泉からは由布岳を見渡すことができ、自然に触れることで、ストレスから開放され、身も心もスッキリするでしょう。

ホームページ: http://www.city.yufu.oita.jp/kankou/

3 くじゅう連山

 くじゅう連山は、大分県竹田市九住町の西部にある山で、九州最高峰である標高1791m中岳を有しています。ハイカーにはとても人気のある山になっています。くじゅう連山の山容は南側は優しいが、西千里ガ浜からは鋭い峰を突き上げており、東洋のマッターホルンに例えられています。山頂からは阿蘇山などの雄大な景色を楽しめます。

くじゅう連山は、1700m級の山々が九州の中部にあることから、九州の屋根とも呼ばれています。また初夏には国の天然記念物であるミヤマキリシマが山頂付近に咲き誇り、ピンク色に染め上げます。また秋は、紅葉で赤く木々を染め上げ、登山客を魅了します。

ホームページ: https://www.visit-oita.jp/spots/detail/4731

4 九重“夢”大吊橋

 九重“夢”大吊橋は、大分県玖珠郡九重町にある歩行者専用のつり橋で、日本一高い歩行者専用のつり橋です。2006年に開通したつり橋で、高さは173m 長さは390mと2015年箱根西麓・三島大吊橋ができるまでは、日本一のつり橋でした。

九重“夢”大吊橋からは、日本の滝百選にも選ばれた、「震動の滝・雄滝」の雄大な景色や新緑と紅葉の名所「九酔渓」などの景色を眺めることができます。周辺は、紅葉の季節になると木々が色づき、つり橋の周りを赤く色づけ、圧巻な景観を楽しめることができます。

ホームページ: http://www.yumeooturihashi.com/

5 臼杵石仏

臼杵石仏は、平安時代後期から鎌倉時代に彫刻されてとされている石仏です。臼杵石仏は数量と規模と彫刻の質から我が国を代表する石仏であることから1952年には国の史跡に1995年には磨崖仏として初めて国宝に指定されました。臼杵石仏は、誰がなんの目的で作られたかはいまだに不明です。臼杵石仏は、4群に分けられます。どの石仏も秀作で、石仏の表情は穏やかで、みるものにおだやかにさせてくれます。そんな臼杵石仏を見に来て、心を洗ってみてはどうでしょうか?

ホームページ: https://sekibutsu.com/

まとめ

 大分県は、日本一のおんせん県おおいたと全国にPRしているので、別府温泉をはじめ、全国に名の知れた温泉が多いことと、湧出量と源泉数が多いことに由来しています。大分県は温泉だけとのイメージがあると思いますが、温泉だけではありません。自然景観や歴史建造物など多くのおすすめの観光スポットがあります。また中津の鶏天や関さばなど全国的に知られたグルメもあります。大分県を訪れて、大分県の魅力を発見してみてはどうでしょうか?