目次
- 愛宕神社(福岡県)
- 宮地嶽神社(福岡県)
- 射楯兵主神社(釜蓋神社)(鹿児島県)
- 橘神社(長崎県)
- 祐徳稲荷神社(佐賀県

そろそろ皆さんは年末年始どのように過ごすのか考えている頃ではないでしょうか。そこで今回はおすすめの九州地方の初詣スポットを5つ紹介します。ぜひこれから予定を立てる際の参考にしていただけたらと思います。

1 愛宕神社(福岡県)

福岡県福岡市西区に鎮座する福岡で最も歴史のある神社です。正式名称は「鷲尾愛宕神社」です。総本社は京都府にあり、「日本三大愛宕」のうちのひとつです。また小高い山の上に神社があるので、福岡市を一望できることでも有名です。毎年初詣には約70万人の人が訪れ、その人数は福岡県で2位です。これから愛宕神社の見どころを紹介します。
愛宕神社の正式名所について
愛宕神社の正式名所は鷲尾愛宕神社です。鷲尾神社と愛宕神社が合併したためこのような名前になったそうです。鷲尾神社の方が由来が古いですが南北朝時代に兵火により衰退。そのあとに建てられた愛宕神社と合併することになったとされています。
ご利益について
愛宕神社のご利益は厄除開運、縁結び、試験合格、安産成就、禁断(禁酒・禁煙)とされています。
お願い地蔵さん
愛宕神社の境内にはお願い地蔵さんがあります。体の悪い人はお地蔵さんの同じ箇所をさすります。そうすると体の悪い箇所が改善されるとされています。またお地蔵さんを抱っこすると全部のご利益があるそうです。
愛宕神社の山頂から見える絶景の景色
愛宕神社と言ったら何と言っても山頂からの絶景です。福岡市全域を見渡せる360°のパノラマの景色です。都会的な景色から自然が広がる景色まで見渡すことができます。また夜になると夜景を楽しむことができます。
愛宕神社 URL https://atagojinja.com
2 宮地嶽神社(福岡県)

福岡県福津市に鎮座する神社です。初詣には毎年多くの参拝者が訪れその人数は福岡県で3位です。奇跡的な光景が見られる神社として近年大きな注目を集めています。国民的アイドルグループが出演した某航空会社のCMで登場した話題のパワースポットがあります。ここでは宮地嶽神社の見どころを紹介します。
宮地嶽神社について
宮地嶽神社があるのは福岡市と北九州市のちょうど中間に位置する福津市にあります。創建は1700年前と歴史があります。主祭神は神功皇后です。神功皇后が渡韓の際に宮地嶽の山頂から開運を祈ったとされ、以来「何事にも打ち勝つ開運の神」として長い間信仰されています。
奇跡の光景
宮地嶽神社で特に有名なのは「光の道」が見られるところです。この「光の道」が見られるのは2月と10月の年に2回です。日没の時間になると神社の階段、そして海まで一直線に延びる参道の先に太陽が沈んでいきます。神社から海へと延びる参道の方向と、太陽が沈む位置が密接に関係していることから「光の道」が見られるそうです。
その光景を見られるベストな一週間があり、その期間を「光の道ウィーク」命名して「夕陽の会」を開催しています。見られる時期や天候など、色々な条件が重なった時にのみ拝める光景です。近年は某航空会社のCMの舞台となったことから見る場所を確保する倍率が激化しています。
3つの日本一
宮地嶽神社といえば有名なのが3つの日本一です。まず一つ目は大鈴です。銅製で出来ており、重さが450㎏あります。そして二つ目は大太鼓です。すべて国内で調達した材料で作った太鼓としては日本一サイズです。毎年新しい年の訪れと同時に打ち鳴らされ、その音は数キロ先まで届くそうです。
三つ目は大注連縄です。重さはなんと3tあります。直径は2.6m、長さは11mです。この大注連縄は毎年掛け替えられています。この大注連縄の中には「大注連縄祈願」として皆さんの願い事が書かれた祈願所がたくさん納められています。
宮地嶽神社 URL https://www.miyajidake.or.jp

3 射楯兵主神社(釜蓋神社)(鹿児島県)

鹿児島県南九州市の海岸線にあり、通称釜蓋神社と呼ばれています。毎年初詣には多くの参拝者が訪れ、その人数は鹿児島県で4位です。変わった参拝の仕方で有名な神社です。勝負運や開運にご利益があるとされており、アスリートや受験生などが多く参拝に訪れます。ここでは射楯兵主神社の見どころを紹介します。
射楯兵主神社(釜蓋神社)とは
ご祭神はスサノオノミコトです。天智天皇と妃の大宮姫をもてなすため大量の米を蒸していると突風か吹き、釜蓋がこの地に飛ばされたのを祀ったことから釜蓋神社と呼ばれるようになったそうです。古くから武の神として敬まれ、勝負運や開運にご利益があるとされております。昔は祈願すると敵の弾が当たらず無事に帰還できると伝わり、今ではアスリートや受験生などが参拝に訪れます。
変わった方法で参拝
釜蓋神社の参拝方法は、通常神社で参拝するやり方ではないです。頭に釜蓋を乗せて鳥居から拝殿まで釜蓋を落とさずに歩くことが出来たら願いが叶うそうです。釜蓋は小さいものと大きいものがあります。歩きやすそうな釜蓋を頭に乗せてぜひチャレンジしてみましょう。釜蓋を落としてしまっても何度でもチャレンジできます。頑張って開運を掴みましょう
願掛けの釜蓋を投げる
釜蓋投げは「かまぶた粘土」と呼ばれる小さな素焼きの釜蓋を、投げ所の柵手前から眼下の岩場に置かれている釜を目がけて投げ入れる占いです。釜の中にかまふた粘土が入れば願い事が叶うと言われています。かまふた粘土は2個セットで販売されているので2回チャレンジすることができます。ぜひ自分の運を試してみてください。
射楯兵主神社(釜蓋神社) URL https://www.city.minamikyushu.lg.jp/kankou/kanko/sagasu/echiiki/kamafuta.html
4 橘神社(長崎県)

長崎県雲仙市千々石町にあります。こちらの神社は春には桜の名所、年末年始にはギネスに登録された世界一の大門松が見られる神社です。毎年初詣には多くの参拝者が訪れその人数は長崎県で1位です。ここでは橘神社の見どころを紹介します。
橘神社について
2020年で創建80年になったまだ歴史の浅い神社です。昭和15年に全国の奉賛を得て軍人・橘中佐が祀られる橘神社が建立されました。橘中佐は安産祈願の神として知られています。安産を願って多くの参拝者が訪れます。新しい命を宿したい方や新しい命を迎えようと考えている方はぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
巨大門松
2000年から始まり今回で22回目になります。年末年始に巨大門松を見ることができます。2000年12月にギネスに世界一の門松に認定されました。大門松には世界平和が込められているといいます。巨大門松の大きさは高さ14m、胴回り8mにも及ぶそうです。この縁起のいい巨大門松にあやかりたいということで毎年多くの参拝者が訪れます。
桜並木
参道には約1000本の桜の木が植えられており、桜の名所として知られています。満開に咲く桜のトンネルは圧巻です。
橘神社 URL https://www.tachibanajinja.com

5 祐徳稲荷神社(佐賀県)

祐徳稲荷神社は佐賀県の鹿島市にある神社です。日本三大稲荷の一つに数えられています。ご利益は商売繫盛、家運繫栄、交通安全、縁結びなどです。佐賀県でも屈指の観光スポットです。初詣には毎年多くの参拝者が訪れます。ここでは祐徳稲荷神社の見どころを紹介します。
祐徳稲荷神社の境内
境内に入ると立派な楼門があります。楼門は日光東照宮の陽明門を模したものです。左右には有田焼で作られた随神が安置されています。また本殿は地上18mの山の中腹にあります。圧倒されるような大きさがあります。
奥の院からの景色
本殿から登り坂を約300メートル、所要時間は20~30分ほど歩くと山頂にある奥の院に到着します。奥の院までの道のりには大小無数の鳥居があり撮影スポットとして人気です。そして頂上に到着するとその美しい景色が広がっています。ぜひ奥の院に行ってみてください。
祐徳稲荷神社 URL https://www.yutokusan.jp
まとめ

今回紹介した九州地方の初詣スポット5つには、それぞれの神社に変わったご利益があります。記事を参考にしていただき、自分の悩みにあった神社に行ってみてください。そして新たな気持ちで新年を迎えましょう。
