世界の国々や日本各地を大きな翼でつなぐ飛行機、みなさんは、その飛行機やそれを運行する航空会社の事をどのくらい知っていますか?

航空業界には、華やかさや非日常感があり、空を舞台にしたならではの魅力的な世界があります。

今回は、その航空業界の中でも、日本の空をリードする航空会社、『日本航空株式会社』、すなわち『JAL』(以下JALと表記します)について解説したいと思います!

JALの運航状況

主力空港 東京国際空港(羽田空港)
就航空港 世界 368空港※コードシェア便含む    2021年3月現在

うち、日本国内からの直行便は41空港

国内  61空港※コードシェア便含む    2021年3月現在

うち、グループ会社の運航を含む自社運航便は55空港

上記の事から、東京国際空港(羽田空港)を拠点として、国内外を問わずその翼は 世界を舞台に活躍しています。

JAL 公式サイト https://www.jal.co.jp

路線便数が多いTOP5内際別

 前項にて、JALの翼が世界各国に向けて羽ばたいていることをご理解頂けたと思います。ここでは、そのなかでもどの空港に便数が多いのか、ご紹介します。

但し、コロナ禍における最新の情報である為、特に国際線では平常時の運航とは少し違うデータになるかもしれませんが、参考程度にご覧下さい。

国際線   ※路線便数ベース 2022年1月1日~31日

 羽田-ロンドン (イギリス)

 成田-ロサンゼルス(アメリカ)

 成田-バンコク (タイ)

 羽田-パリ(フランス)

 成田-マニラ(フィリピン)

国内線   ※路線便数ベース  2022年1月5日~2月28日時刻表より

 羽田-福岡

 羽田-新千歳

 羽田-伊丹

 羽田-那覇

 羽田-鹿児島・広島・熊本 / 伊丹-仙台

航空券の金額

 航空券には、普通運賃、往復割引の他に多数の割引運賃が存在し、利用者の用途や一定の条件に合わせた様々な種類の運賃が展開されております。

それらはJALに限らず、他の航空会社でも同様のキャンペーンなどが実施されており、各社熾烈な旅客争奪戦が繰り広げられています。

 その中でも、今回は、国際線、国内線別に前述したTOP5を中心に最安値から最高値(普通運賃)までの運賃をご紹介致します。

路線便数国際線TOP5運賃 ※運賃種別:エコノミースタンダード

羽田-ロンドン 往路55,000円~265,000円 ・ 復路55,000円~265,000円

成田-ジャカルタ 往路39,000円~142,000円 ・ 復路39,000円~142,000円

羽田-バンコク 往路134,000円・ 復路134,000円 (※エコノミースペシャルセーバー 26,000円~)

羽田-パリ 往路60,000円~105,000円 ・ 復路60,000円~105,000円

成田-マニラ 往路148,500円~170,800円 ・ 復路32,000円~60,500円

 国際線の場合は、燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)の他、空港利用税他税 等が追加される場合があります。

国内線TOP5運賃 ※普通席 発売開始時の最安値~最高値(普通運賃)

羽田-福岡 片道7,900円~44,400円

羽田-新千歳 片道9,400円~38,200円

羽田-伊丹 片道7,300円~28,100円

羽田-那覇 片道8,800円~49,000円

羽田-鹿児島 片道6,500円~47,000円

羽田-広島 片道8,800円~49,000円

羽田-熊本 片道10,500円~44,400円

伊丹-仙台 片道9,300円~37,700円

 運賃について、路線便数の多いTOP5を並べてみましたが、どのように感じましたか?

『こんなに幅があるの!?』、『以外と安い!』など捉え方は十人十色かと思います。

しかし、うまく活用することで、飛行機を利用した旅は大変お得に楽しむことが出来ます!

JAL 公式サイト https://www.jal.co.jp

鶴丸の誕生

 JALと言えば、尾翼に書かれた大きな鶴丸が印象的ですよね!

その鶴丸はJALの紆余曲折を経てJALの発展と共に定着してきました。

 日本初の航空会社として1951年に創立され、日本初の国内の民間航空営業を開始し島田が、当初のロゴマークは日の丸を背バックにする飛行機をモチーフにしたものでした。

しかし、そのロゴは第二次世界大戦後間もない頃であった為、航空機が描かれたロゴは戦闘機に見えるなどの声もあるなど、評判が良くなかったそうです。

その後、日本初のジェット機の導入にあわせ新しいブランドマークを策定することになり、1959年に鶴丸が誕生したそうです。

 1959年に誕生し1965年には社章にも採用された鶴丸ですが、一時期、身を潜めた時期がありました。それは、日本エアシステム(JAS)との統合時に新しいJALのアルファベットをメインにしたロゴが主流となり、機体に描かれることがなくなりました。

 一時身を潜めた鶴丸でしたが、2010年の経営破綻を機に鶴丸がリニューアルされて復活しました。鶴丸のリニューアルには、原点回帰の思いを込め、『変革へ向けての強い意志』と『未来への希望』を表現したデザインだそうです。

まとめ

 今回は、JALの路線や、運賃、ちょっとしたJALの豆知識をご紹介してきましたが、如何でしたでしょうか?ここではご紹介しきれませんでしたが、創業から70年の歴史があるJALですが、日本という国の歴史的な節目に様々な活躍をしてきました。

 現在、新型コロナウイルスの流行に伴い、移動が制限されるなど、前代未聞の逆境に立たされている航空業界。

少し、遠い存在になってしまいましたね、、、

しかし!

そんな今も、世界の空を見ればかならずどこかで飛んでいる飛行機は、この苦難を乗りきった後、復活の象徴としてまた、その勇姿を轟かせてくれる事でしょう!

JAL 公式サイト https://www.jal.co.jp