目次

  1. 大歩危 祖谷温泉郷
  2. 桃源郷 祖谷の山里
  3. 剣山
  4. うだつの町並み
  5. 小便小僧

 徳島県といえば渦潮が有名ですが、ほかにも話題の大塚国際美術館や小便小僧など楽しみがいっぱい!今回はあまり知られていない穴場観光スポット5選をご紹介します。

1 大歩危 祖谷温泉郷

 日本三大秘境祖谷や大歩危・小歩危の山里に一軒宿が点在する秘境ムードの温泉郷。おおぼけいやおんせんきょうと読みます。名前の由来は、断崖を意味する古語「ほき(ほけ)」から付けられたという説と、「大股で歩くと危ないから大歩危」、「小股で歩いても危ないから小歩危」という説があります。

谷底にある源泉かけ流しの露天風呂まで傾斜角42度の断崖を専用ケーブルカーでくだる「和の宿 ホテル祖谷温泉」では、峡谷の絶景と祖谷川の流れにせり出すように造られた温泉を楽しめます。渓谷に面した展望レストランでの食事と温泉をセットにした日帰り利用も人気となっています。


2 桃源郷 祖谷の山里

 日本三大秘境にも数えられるこの場所に、まるまる1棟貸切って宿泊できる、築100年以上の茅葺きの古民家があります。落合集落には、江戸時代中期から後期に建造された古い民家が、今も山の急斜面に張り付くように点在しています。山村集落特有の構造と間取りを持つ古民家、そして集落内をうねるように伸びる里道、周囲に広がる石垣や耕作地が相まった独特の景観は、日本広しといえどここでしか見られないのではないでしょうか。

このような歴史的景観の希少性が評価され、2005年には集落全体が重要伝統的建造物群保存地区(重伝建地区)に選定されています。祖谷・落合集落にある茅葺き民家ステイを、1棟ごとの貸切で楽しめる宿泊施設。建物や囲炉裏の間など古の趣きながら、IHキッチン、バスルーム、空調設備、リネン、床暖房など最新の設備も備え、食事は自炊でも別途注文でも可能です。そば打ち体験などのプログラムも用意あります。


3 剣山

 標高1955メートルを誇る、西日本第2の高峰。リフトや歩きやすいコースが整備されているため、初心者でもハイキングに挑戦できます!登山口から登山道の中央付近ま標高1955メートルを誇る、西日本第2の高峰。登山口から登山道の中央付近まではリフトが設置され、日本百名山の中でも非常に登りやすい山といわれています。リフトの終着駅から山頂までは、初心者向けの散策コースから上級者向けの難関コースまで多彩な登山道があり、原始林や高山植物の群生地など、四季折々の自然美も堪能できます。

剣山 URL https://www.awanavi.jp/document/29040.html

4 うだつの町並み

 「うだつ」とは隣家との境界に取り付けられた防火壁で、これを造るには相当の費用がかかったため、当時の富の象徴でもありました。江戸~明治時代に藍商人たちで賑わった脇町は、400メートルに渡って連なる家々に、在りし日の豪商たちの隆盛を示す「うだつ」がそびえる町並み。現在町並みとして残っているのは、岐阜県美濃市と徳島県美馬市の2ヶ所しかないのです。なかでもこの徳島県美馬市の脇町は、城下町として藍と繭で栄え、現在でも85軒が立派なうだつを並べています。国指定重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。

徳島県美馬市 URL https://www.city.mima.lg.jp/kankou/kankouannai/miru/0002.html

5 小便小僧

 祖谷渓にある高さ約200メートルの絶壁に突き出た岩に立つ像で、祖谷渓のシンボル。高さ200mの突き出た絶壁の岩にたつ「小便小僧」の像は、圧巻。「その昔、地元の子どもたちや祖谷渓を訪れた旅人などが、この辺りの断崖で度胸試しを行った」という逸話を元に作られたと言われています。作者は1968年に徳島県の彫刻家・河崎良行氏です。秋になると、深く切り込んだV字型の渓谷が谷底から峰まで辺り一帯が紅葉し、自動車やバスからもその秀麗な眺めが楽しめます。

小便小僧 URL https://www.awanavi.jp/spot/20226.html

まとめ

 今回ご紹介したスポットはいかがだったでしょうか。自然と緑に囲まれた徳島で、ぼーっと1日過ごしてみてはいかがでしょうか。