〇〇へ行くならこのシリーズ、今回もご覧いただきありがとうございます。今回は、大阪-石垣島についてご紹介したいと思います。

 大阪-石垣島路線は、直行便の運航はANA・JALのほかにPeachが関西国際空港を起点に運航しており、3社合わせて4便(2022年4月ダイヤ)が運航されています。夏の繁忙期であればANAでは伊丹空港-石垣空港の1便が追加で運航される時期もあります。

 大阪から石垣島へのフライト時間は約2時間半で、大阪を離発着する直行便のフライト時間としては最長路線となります。最長路線でも2時間半程度で全国に行けてしまう大阪の地理的特性は、旅行が好きな方には非常にうれしいポイントです。

 関西国際空港は南海電鉄の南海線とJR西日本の関西空港線の終着駅となっており、大阪市内から1時間程度で空港に行くことができます。都市型の空港ではないもの、鉄道、バス、高速船等、近畿圏から各地へのアクセスインフラは比較的充実した便利な空港だといえます。

【豪華編】ラグジュアリーな旅には必須!ANAプレミアムクラスを勝ち取ろう!

 ANAでは関西空港から石垣空港への直行便を1日1便就航しており、機材はエアバスA320-200neo型機で運航されています。このA320-200neo型機ではプレミアムクラスの設定が8席のみでこの座席を確保するのは少々難易度が高いと言えるでしょう。特に大型連休などの場合は一般発売開始前に満席になっていることもあります。

少しでも獲得できる可能性を上げる為にはANAマイレージクラブ会員への入会が必須です。これに入会する事で、一般予約よりも数日早く予約を開始できるほか、マイレージプログラムの特典ができるなど、加入しない手はありません。また、クレジットカード機能付きでなければ、年会費等の費用もかかりません。その入会方法や、詳細については、過去に投稿した、『ANAマイルの貯め方の基本を簡単解説』の記事の中で触れていますので、そちらも併せて覗いてみてください!

プレミアムクラスの運賃は68,800円~となりますが、ANAスーパーバリュープレミアムという割引運賃であれば、30%程度の割引が適用され40,000円代で利用することもできます。ただし、この運賃は予約販売開始から、搭乗日の28日前までに予約をする必要があります。また、変更するには一旦獲得した予約をキャンセルしてから新しい予約を取る必要がある等、若干の制限は生じますが、お得にプレミアムクラスを利用したいと思う方であれば一見の価値はあるでしょう。さらに、直前まで予約が確定できないという方にはANAバリュープレミアム3と言う割引運賃があり、こちらは、ANAスーパーバリュープレミアム運賃からは割引率が下がるものの、プレミアム運賃(普通運賃)で購入するよりも20%程安く購入する事ができます。

ただし、ANAスーパーバリュープレミアム28と同じで変更ができず、一旦キャンセルする事が必要で、この場合手数料は結構な痛手になりますので、予定が確実になってから予約することをおすすめします。フライト時間が、2時間以上となると、プレミアムクラスの恩恵を十分に受けられ、その分少々お得な気分にもなれるでしょう。食事や、アルコール類のサービス、機内オンデマンドを大画面で楽しめる等、移動時から特別な体験を体感する事ができ特別な旅行を演出してくれること間違いなしです。

ANA ホームページ https://www.ana.co.jp

【通常編】関西国際空港発ANA1747便が快適!!

 ANAスーパーバリューでは、7月中旬であれば、28,000円前後で販売されています。JALでもスーパー先得で28,000円前後ですが、ここでは、ANAをおススメしたいと思います。なぜANAなのか、それは、使用機材がエアバスA320型機であるという点です。

JALでは、日本トランスオーシャン航空が運航していてボーイングB737-800型機が使用されています。日本トランスオーシャン航空は沖縄を拠点にしているJALのグループ会社で、機内誌やサービスにおいて南国の雰囲気を味わうことができます。飛行機に乗った瞬間から沖縄気分を味わいたい!という方にはJAL083便もおすすめです!とは言いつつも、今回はANAをおすすめしたいと思います。

その理由は、前述しました通り、エアバスA320型機であるということがポイントですが、実は、この機材は国際線仕様で、パーソナルモニターが設置されているだけでなく、USB、AC電源が設置されています。フライト時間が、2時間半に及ぶ為、機内WiFiを利用することを考えると、携帯の充電ができるというのは、かなりうれしいポイントですよね。また、パーソナルモニターでは、映画や音楽、ニュースなどを見ることができ、フライト時間を退屈することなく過ごすことができるなどハード面が充実しているのがANA1747便なのです!

さて、その機内WiFiですが、先日私が実際に搭乗して利用してみましたので感想をご紹介したいと思います。普段の地上でのWiFiの利用の仕方として、容量の大きな通信を行うときや、通信料の節約などの目的で比較的通信速度が速く、安定して使えるものだと思われているのではないでしょうか。しかし、空の上でのWiFiは少し事情が違っていて、画像データの送信やYouTubeの閲覧などは、読み込みに非常に時間がかかるため、正直使えるとは言えません。

必要最小限のメッセージや、LINEでの文字だけの通信簡単な情報掲示板等を閲覧するのが限界だと感じました。とは言え、10年ほど前までは飛行機では機内モードに設定するか電源を切ることが当たり前で、携帯電話の使用なんて持ってのほかでした。それが、低容量ではありますが、外部と通信ができるようになっただけでもかなりの進歩だとおもいます。

 JAL便もほぼ同時刻。同料金帯で運行されていますが、使用している機材の差でANAをおすすめさせて頂きました。本章内でもご紹介しましたが、JALではJTAが運航していて飛行機の中から南国リゾートの雰囲気を味わうことができますので、ぜひ、ご旅行の際にはJAL便もご検討してみてください。

ANA ホームページ https://www.ana.co.jp

【格安編】格安航空(LCC)はPeach一択

 大阪から直行便で運航しているLCCは関西国際空港-石垣空港路線はPeachのみとなります。とにかく移動にかかる費用を抑えようと思うと、Peachの関西国際空港-石垣空港便に限られます。ANA・JALであれば日によってばらつきがあるものの、早期購入割引運賃でおおよそ2万5千円を超える金額になります。

Peachであれば、6,000円後半の運賃設定の日もあり、高くてもほとんどが15,000円もあれば大抵おつりがきます(早期に予約する事が前提ですが、、、)。これだけ安ければ、ぜひ利用したいと思えますし、いつでも行けるのではないかとすら思えてしまいますね!これこそがLCCの醍醐味だと思います。

ただし、朝便を利用しようとすると、関西国際空港を7時15分発になりますので、Peachの場合は30分前にチェックインしておかなければいけないことを考えると、遅くても、6時30分には空港についておく必要があります。午後の便であれば14時15分発がありますが、これだと石垣空港に到着するのは16時40分で1日目の観光はほとんどできず、ホテル周辺での石垣料理を堪能するくらいになるでしょう。そのため、必然的に選ぶとすれば午前の早朝便を選択する事がベターだと思います。

 また、Peachでは昨年から『機内デジタルサービス』が開始され、機内販売や、交通チケットの手配、動画の視聴サービスが始まりました。LCCなだけに、USBやACなどの電源の設備等がないため、モバイルバッテリー等を携帯する事が必須となりますが、ぜひ活用したいサービスですよね。ただし、ANAやJALのようにインターネット通信が可能になるものではなく、あくまでも機内限定で楽しめるもののようですので、その点はご留意ください。

Peach ホームページ https://www.flypeach.com

まとめ

 今回も3つのパターンに分けてご紹介してきましたが、終わってみればANA系の紹介ばかりになってしまっていました。決してANAを贔屓にしているわけではないのですが、結果的にこうなってしまうのにはやはりそれなりに理由があります。情報を整理して考えてみると、ANAは運航している機体の種類が多く、適宜新しい技術を導入しているというハードの面で一歩JALに先んじているような気がしました。

もちろん、JALもエアバスA350の導入や、路線拡大等で引け劣っているわけではありません。ん?となるとやはりどこかANA贔屓していることになるのかな、、、と話はかなり脱線しましたが、大阪(近畿圏)から石垣島への旅行は関西国際空港を利用したANA系列が便利で快適であると私は思います。シーズンによってはANAで伊丹空港からの直行便がある時期もありますので、ご旅行を検討されている方は、ANAのウェブページをご参照ください。

ANA ホームページ https://www.ana.co.jp

JAL ホームページ https://www.jal.co.jp/jp/ja/

Peach ホームページ https://www.flypeach.com