目次

  1. 小樽運河
  2. 小樽芸術村
  3. おたる水族館
  4. 小樽スイーツ店巡り
  5. 小樽ビール(小樽倉庫No.1)

 小樽は札幌から電車で気軽に行ける立地なので、北海道旅行の際、日帰りで訪れる人が多い街です。お目当ては、何といってもスイーツ!小樽のスイーツのレベルは非常に高く、札幌からわざわざ駆けつける価値はあります。

しかし、スイーツ以外にも魅力たっぷりの街、小樽。建築好きの方におすすめのスポット、お子さんが喜ぶ水族館…。さまざまなタイプの観光スポットをご紹介していきますので、参考にしてみてください!

1 小樽運河

 旅行者のほとんどが写真を撮るために訪れる人気スポット「小樽運河」。大正12年に完成した小樽運河は、海岸の沖合を埋め立てて造られた、ゆるやかに湾曲している運河です。運河に沿って、石造りの倉庫群や歴史的建造物などが立ち並び、まるで時間が止まってしまったかのよう…。

歴史的建造物を巡り、写真を撮るのもおすすめです。夕暮れどきは、運河沿いのガス灯の柔らかい光と空のコラボレーションが美しく、デートスポットとしても話題です。夜は人通りが少なくなりますが、静かで幻想的な雰囲気は一見の価値あり。特に真冬の夜の小樽運河は、静謐でもの悲しさにあふれており、見る人の心を打ちます。

2 小樽芸術村

 小樽は数々の歴史的建造物で有名な街。2016年に家具販売店であるニトリグループがオープンした「小樽芸術村」には見逃せない歴史的建造物が多数…。建築ファンであまり観光に時間がとれない方には、一押しのスポットです。「小樽芸術村」では、ここ小樽が栄華を誇っていた20世紀初頭に建造された建造物を中心に、その時代を華やかに彩った優れた美術品を展示公開しています。

一番の見どころは「似鳥美術館(旧北海道拓殖銀行小樽支店)」です。竣工は1923年、正面の円柱と営業室内の列柱が圧巻で、細部にわたる建築美をご堪能いただけます。横山大観・川合玉堂・高村光雲などの素晴らしい作品が展示されています。「旧三井銀行小樽支店」も見逃せません。

小樽の栄華を映す、歴史薫る銀行建築…。日本建築界をリードした曾禰中條建築事務所設計による当時最先端の構造建築…そして細部に散りばめられた古典的な意匠。まさに建築ファン必見だと言えます。「貸金庫室」「貸金庫回廊」「会議室」などを見学することができ、まるで映画の世界のよう。小学生以上であれば、探検好きのお子さんにも楽しめるスポットなのでは?と思います。

3 おたる水族館

 大人向けの観光地が多い小樽。家族旅行の方は、お子さんが喜ぶ観光スポットを知っておきたいですよね。一押しのスポットが「おたる水族館」。アクセスはJR小樽駅から路線バスで約25分です。この水族館は、北海道の大自然の中にある水族館です。水族館内の「海獣公園」というエリアでは、海を仕切っただけの豪快なプールで、トドやアザラシが暮らしています。

「海獣公園」のすぐ外には、野生のトドやアザラシをはじめ、オオワシやハヤブサなど…多数の見逃せない生物が生息しています。大都市・小樽のすぐ近くで野生の生物も見ることができるとは…とても魅力的です。各種ショーも大人気。他の水族館とは全く異なる「ペンギンショー(夏期のみ)」は必見です。

どんなショーなのか?水族館が、以下のように紹介しています。「動物がトレーナーのサインどおり行動することだけがショーではありません。彼らは自由です。ショーの時間でもほとんどが自分の好きなことをしています。」ペンギンが一切トレーナーの言うことを聞かないって!?でも、そんなマイペースなペンギンがとても可愛くて癒されると評判なんです。ぜひペンギンに会いに行ってみてください。

4 小樽スイーツ店巡り

 小樽にはたくさんの魅力的なスイーツ店があります。中でも「ドゥーブルフロマージュ」というチーズケーキで有名なスイーツ店「ルタオ」は見逃せません。小樽に本店を置く「ルタオ」。小樽の街の中にルタオの店舗が多数あり、ルタオを巡るだけでも半日は過ぎてしまいます。ここでは、ルタオの各店舗の特徴をご紹介していきます。どこか1店訪れるのであれば「ルタオ パトス」がおすすめ。

ルタオ最大店舗で、新しくとても綺麗。カフェでフードメニューが食べられるのはこの店だけなので、おすすめです。1階は各種人気商品を取り揃えたスイーツショップ。2階はフードメニューやスイーツを味わえるカフェとなっています。フードメニューの中では「ルタオ特製ビーフストロガノフグラタン」がおすすめ。男性も納得の味とボリュームです。ケーキセットにして、食後に「生ドゥーブルフロマージュ」を付けるのが最高…。「生」と言うだけあって、口の中でとろけてしまうなめらかさとミルキーな味が絶品です。

それ以外の店ですと、やはり「ルタオ本店」には行っておきたいですね。大きな塔のような可愛い外観が素敵。店舗限定品の「モーモーミルクパイシュー」も手に入れたいですね。チョコレート好きの方におすすめしたいのが「ヌーベルバーグ ルタオ ショコラティエ小樽本店」。チーズケーキだけではない…ショコラティエとしてハイレベルな一品を提供するルタオの魅力をご堪能ください!

ルタオ パトス(Rettyグルメ)


5 小樽ビール(小樽倉庫No.1)

 小樽でビールとは意外な感じがしますが、実は小樽には、全国でも名高い「小樽ビール」があります。「小樽ビール(小樽倉庫No.1)」は、ビアパブ併設の小樽ビール醸造所です。小樽運河沿いに立地しており、クラシカルな倉庫の一角にたたずむ素敵なロケーション。夏期シーズンには運河沿いのテラス席でビールをいただけます。ビアパブの店内は、仕込み樽を囲むように配置された客席と、天井の高さが特徴…まるで本場のドイツビアパブのような雰囲気です。

料理は、ドイツビールに合うジャーマンポテト、ポークカツ、プレッツェル。こだわりのビール…ドイツの伝統的な製法による純粋な無添加ビールで、フレッシュな味わいが最高です。ここでしか味わえないレアなビール。「ドンケル」という種類が特におすすめです。毎日、無料の醸造所見学が開催されていますので、気軽に立ち寄ってみてはいかがでしょうか?


まとめ

 小樽は、歴史を感じさせる重厚な雰囲気が魅力の街です。街巡りが好きな方にはぜひ訪れていただきたい、本当に素敵な街!「小樽運河」「小樽ビール」などは夜の方がおすすめなので、ぜひ小樽のホテルに泊まり、小樽の街を満喫してみてください。