
〇〇へ行くならこのシリーズ、今回もご覧いただきありがとうございます。今回は、大阪から宮古島へのアクセスについてご紹介いたします。2025年現在、大阪-宮古島路線としては、関西国際空港から宮古空港へ1日2~3便の直行便が設定されています。一方、見落としがちなのが、2019年に本格オープンした「みやこ下地島空港」。ここには神戸空港からスカイマークの直行便が運航されており、下地島と宮古島本島は2015年に開通した伊良部大橋によって陸続きでアクセス可能です。
つまり、“大阪-宮古島”のルートとしては、関西国際空港発・宮古空港着、あるいは神戸空港発・みやこ下地島空港着のいずれも選択肢に入るわけですね。これらを合わせると、東京方面を含め1日4便以上が飛ぶことになり、旅の自由度は格段に向上しています。これから宮古島旅行を計画される方は、ぜひ複数のルートを比較して、自分にぴったりのフライトを見つけてください。
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目次
- はじめに:大阪~宮古島路線の基本概要
- 直行便はある?:宮古空港行き&みやこ下地島空港行きの現状
- 2-1. 関西国際空港(KIX)~宮古空港(MMY)
- 2-2. 神戸空港(UKB)~みやこ下地島空港(SHI)
- 2-3. 伊良部大橋で結ばれた下地島と宮古島
- 【豪華編】ANAの上級クラスを楽しむなら?
- 3-1. プレミアムクラス設定便の魅力
- 3-2. A320型機の最新シート・機内エンタメ情報
- 3-3. ANAラウンジ・機内サービスの楽しみ方
- 【通常編】関西圏で貴重な直行ルート!スカイマーク神戸~下地島便
- 4-1. スカイマークの運航スケジュール例
- 4-2. スカイマークを利用するメリット・注意点
- 【格安編】意外と少ない? LCC利用で行く大阪~宮古島
- 5-1. 大阪~宮古島直行のLCCがない理由とは?
- 5-2. 乗り継ぎ利用の検討:LCC×那覇・成田経由など
- 5-3. フルサービスキャリアとLCCの違いまとめ表
- 空港別・費用目安・時間比較表
- そのほかの選択肢:乗り継ぎ便(JALグループ・ANAグループ・RACなど)
- 宮古島に到着したら:アクセスと過ごし方のポイント
- まとめ:自分のスタイルに合ったフライトを選ぼう!
1. はじめに:大阪~宮古島路線の基本概要

宮古島は、国内屈指の透明度の高い海を誇り、人気の高いビーチリゾートです。大阪方面からアクセスする場合は、「関西国際空港(KIX)」「伊丹空港(ITM)」「神戸空港(UKB)」のいずれかを利用するケースが一般的ですが、2025年現在、直行便があるのは以下の2つのパターンに限られます。
- 関西国際空港(KIX)~宮古空港(MMY)
- 神戸空港(UKB)~みやこ下地島空港(SHI)
伊丹空港は便数こそ多いですが、残念ながら現在(2025年1月時点)は直行便を運航していません。もし伊丹空港を利用する場合は、那覇空港や羽田空港等で乗り継ぎをすることになります。
また、宮古島には2023年ごろから利用者数が増えている「みやこ下地島空港(SHI)」もあります。下地島と宮古島本島は伊良部大橋(2015年開通)でつながっているため、空港名は違ってもほぼ同エリアとして考えて問題ありません。観光したいビーチやホテルの場所によっては、むしろ下地島空港の方がアクセスが良い場合もあるので、上手に使い分けましょう。
2. 直行便はある?:宮古空港行き&みやこ下地島空港行きの現状

2-1. 関西国際空港(KIX)~宮古空港(MMY)
関西国際空港から宮古空港への直行便は、ANA・JALグループ含め1日2~3便程度運航されることが多いです。時期や曜日によって変動はありますが、メインは下記のようなフライトが代表的です。
- ANA
- 便名例:ANA1749
- 機材:A320・B737など
- フライト時間:約2時間~2時間20分
- JTA(JALグループ)
- 便名例:JTAまたはJAL系統便
- 機材:B737-800など
- フライト時間:ほぼ同程度(約2時間15分前後)
時期によっては臨時便や増便が設定されることもあり、GW・お盆・年末年始などの繁忙期は早めの予約が必須です。
2-2. 神戸空港(UKB)~みやこ下地島空港(SHI)
こちらはスカイマークが直行便を運航している、関西圏では非常に貴重なルートです。神戸空港は大阪から少し距離がありますが、三宮などを経由してポートライナーでアクセスできるため、意外と利便性が高いのが特徴です。
スカイマークの神戸~下地島便は、季節によって運航スケジュールが変動しやすいですが、概ね1日1便が運航されることが多いです。例としては下記のようなスケジュール(※2025年1月時点)です。
- スカイマーク(BC便)
- 便名例:BC163
- 神戸空港 10:00発 → みやこ下地島空港 12:20着
- 機材:B737-800
- フライト時間:約2時間20分前後
朝早すぎず、そこまで遅くもない時間帯なので、午前中に大阪市内を出発し神戸空港へ移動すれば、比較的余裕をもってチェックインできます。神戸空港自体がコンパクトなので、初めてでも迷いにくくスムーズに搭乗できるのもポイントです。
2-3. 伊良部大橋で結ばれた下地島と宮古島
みやこ下地島空港は2019年3月に旅客ターミナルとして新規開港され、多くの観光客が利用しています。下地島は宮古島の北西に位置し、伊良部島を挟んで宮古島本島とつながっています。2015年に開通した伊良部大橋により、車で宮古島市街地まで移動可能なので、実質同じ「宮古島エリア」と考えて問題ありません。
島の景観も美しく、空港周辺や伊良部島、下地島エリアだけでも観光スポットが豊富。海の透明度も抜群ですので、ぜひ行きたいビーチやスポットに合わせて空港を選んでみましょう。
3. 【豪華編】ANAの上級クラスを楽しむなら?

3-1. プレミアムクラス設定便の魅力
大阪~宮古島路線でプレミアムクラス(ANAの場合)の設定があるのは、ANAが運航する便に限られています。2時間前後のフライトでも、ちょっとしたラグジュアリー体験を楽しみたい方には非常におすすめです。
- プレミアムクラスのポイント
- 広めのシートピッチ
- 機内食・ドリンクサービスの充実
- 専用カウンターでのチェックイン
- ANA LOUNGEの利用可能(空港による)
3-2. A320型機の最新シート・機内エンタメ情報
ANAの一部機材(A320neoなど)では、座席にパーソナルモニターが付いていたり、機内Wi-Fiサービスが利用できる場合があります。国内線の短距離フライトでも映画や音楽、ニュースを自由に楽しめるため、あっという間に目的地に到着する感覚です。
- 機内電源(PCコンセント・USB)
- スマホやタブレットの充電が可能
- ノートパソコンで作業可能
仕事をしながら移動するビジネスパーソンにも重宝されており、観光客であってもSNSで情報発信したい人には嬉しい仕様です。
3-3. ANAラウンジ・機内サービスの楽しみ方
プレミアムクラス利用時やANA上級会員の方は、出発空港でANA LOUNGEが利用できます。関西国際空港の場合は制限エリア内にラウンジがあり、無料のドリンクやスナックを楽しめるのがメリットです。
また、プレミアムクラスでは時間帯に応じて軽食やお弁当、サンドイッチなどが提供されます。朝便なら朝食、10時以降の便なら昼食相当のメニューというふうに内容が変わることがあるので、詳細は搭乗前にANA公式サイトで確認しておくと安心です。
コロナ禍以降はサービスが一部制限されるケースもありましたが、2024年以降は徐々に復活傾向にあり、2025年現在も状況次第で変わる可能性があるため、事前チェックは必須です。
4. 【通常編】関西圏で貴重な直行ルート!スカイマーク神戸~下地島便

4-1. スカイマークの運航スケジュール例
スカイマークの神戸~みやこ下地島路線は、関西から直接下地島へ飛べる唯一の定期便です。便数は1日1往復が基本ですが、繁忙期や閑散期でスケジュールが変動することがあるため、利用予定の時期が決まったら早めに公式サイトでチェックしましょう。
- 例:BC163便
- 神戸空港 10:00発 → 12:20着
- B737-800使用
- 運賃:早割やバーゲン系のチケットだと1万円台後半~2万円台前半になることが多い(時期・在庫により大幅変動あり)
4-2. スカイマークを利用するメリット・注意点
スカイマークは、LCCほどサービスを削らない一方で、ANAやJALよりリーズナブルなことが多い“セミLCC”のような存在です。受託手荷物は1つまで無料(重量制限あり)であったり、座席指定が有料でも比較的良心的な価格設定になっているなど、利用しやすい点が多いのが特徴。
一方、飲み物の無料サービスは水やお茶が中心で、JAL/ANAのようにコーヒーやジュースなどを含むドリンクサービスはありません(販売はあり)。機内Wi-Fiは機種によっては非対応の場合もあるため、事前にオフラインで楽しめるコンテンツを用意しておくと良いでしょう。
5. 【格安編】意外と少ない? LCC利用で行く大阪~宮古島

5-1. 大阪~宮古島直行のLCCがない理由とは?
2025年現在も、大阪(関西・伊丹・神戸)から宮古島へのLCC直行便は運航されていないのが現状です。宮古島は国内でも人気のリゾート地ですが、離島特有の需給バランスや空港使用料、機材繰りなどの関係で、LCCが路線開設しにくい背景があるようです。
現状、みやこ下地島空港に就航しているLCCは成田~みやこ下地島を飛ばしているジェットスター(GK)のみです。大阪~宮古島は需要がありそうにも思えますが、現時点では実現していません。
5-2. 乗り継ぎ利用の検討:LCC×那覇・成田経由など
どうしても格安で行きたい方は、LCCを上手に組み合わせて乗り継ぐ方法を検討しましょう。例えば、大阪(関西)からピーチやジェットスターで那覇空港へ飛び、そこからJTAやRAC(琉球エアコミューター)などに乗り継ぐか、成田経由でジェットスターの成田~下地島便へ乗り継ぐルートです。ただし、LCC同士の乗り継ぎは自己責任となり、乗り継ぎ時の預け荷物の扱いも注意が必要。
乗り継ぎ手間を考えると直行便の方が結果的に時間もお金もかからない場合があるため、複数のパターンを比較検討すると良いでしょう。
5-3. フルサービスキャリアとLCCの違いまとめ表
| 比較項目 | フルサービスキャリア(ANA/JAL) | LCC(Peach/Jetstar等) |
|---|---|---|
| 使用機材 | 大小さまざまな機体を路線需給に合わせ運用 | 機材をほぼ統一して整備費・訓練費を削減 |
| 運賃 | 早割・タイムセール等で安価になる場合あり | 時期・在庫・キャンペーンで大きく変動 |
| 預け手荷物 | 一定サイズ・重量まで無料 | 基本有料(航空券の種類によるが無料枠が少ない) |
| 空港施設 | 高い利便性(搭乗橋の使用・本館ターミナル) | 専用または簡素化されたターミナルを利用(一部空港除く) |
| 機内サービス | ソフトドリンク・軽食無料(便や時間帯による) | 多くが有料販売。無料サービスは限定的 |
| 座席指定 | 多くの座席が無料で指定可能 | 前方席や非常口席などは有料が基本(航空券タイプにより変動) |
| 運休・欠航時の対応 | 便変更や振替対応を受けられる | チケット種別により対応可否が変わる(払い戻し不可も多い) |
| 機内Wi-Fi | 対応機材が増加中 | まだ対応機材が少ない |
フルサービスキャリアの高品質なサービスはやはり快適さが魅力。一方、LCCは安価に移動できる反面、何かあった時のサポートは最小限なので、自分の旅のスタイルや予算に合わせて選択しましょう。
6. 空港別・費用目安・時間比較表
ここで、関西圏から宮古島エリアへ直行する主な便について、概算費用や所要時間をざっくりまとめてみました。あくまで2025年1月時点の目安ですので、予約時期・セール・繁忙期か閑散期かで大きく変動します。
| 出発空港 | 航空会社 | 到着空港 | 便名例 | 所要時間(目安) | 運賃目安(往復) | 運航頻度(1日) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 関西(KIX) | ANA/JTA他 | 宮古空港(MMY) | ANA1749等 | 約2~2.3時間 | 30,000~60,000円程度 | 2~3便 |
| 神戸(UKB) | スカイマーク | 下地島(SHI) | BC163等 | 約2.3時間 | 20,000~50,000円程度 | 1便 |
| 伊丹(ITM) | (直行なし) | – (那覇経由など) | – | 乗継含め4時間前後 | 30,000円台~(乗継運賃) | – |
- 所要時間は空港到着~飛行機着陸までの飛行時間を目安にしているため、実際は搭乗手続きや待ち時間が加わります。
- 運賃は繁忙期だとさらに高騰する場合が多く、タイムセールや早割を活用できればぐっと安くなる可能性もあります。
- 運航頻度はシーズンにより変動します。必ず最新のスケジュールをご確認ください。
7. そのほかの選択肢:乗り継ぎ便(JALグループ・ANAグループ・RACなど)

直行便が取れなかった場合や、安いチケットを狙う場合、那覇・羽田・成田などの空港を挟む乗り継ぎルートも検討してみましょう。JALグループの場合は那覇~宮古間にJTAやRACが頻繁に飛んでおり、ANAグループでも那覇~宮古間の便があるので、組み合わせは豊富です。
ただし、乗り継ぎの際には以下の点に注意が必要です。
- 乗り継ぎ時間
- 荷物の受け取りや再手荷物検査などに時間がかかる場合がある。
- 航空券の買い方
- 通しで買うか(ANAサイト/JALサイトで一括予約)、別々に買うかによって、欠航・遅延時の補償対応が変わる。
- 総費用
- 別々に買った方が安くなることもあれば、逆に高くつくこともあるので比較が重要。
繁忙期には、直行便の価格が高騰するため、あえて那覇経由や成田経由でLCC+FSCをミックスするほうが安くなる場合もあるので、時間と手間のコストを考えつつ最適な方法を検討しましょう。
8. 宮古島に到着したら:アクセスと過ごし方のポイント

8-1. 空港から市街地・ホテルへの移動
- 宮古空港(MMY)
- 宮古島市街地(平良)まで車で約15分~20分ほど。タクシー・路線バス(本数少なめ)・レンタカーが主な移動手段。
- 主要ホテルの中には送迎バスを出しているところもあるため、宿泊先に確認を。
- みやこ下地島空港(SHI)
- 空港前からレンタカーで伊良部大橋を渡れば、宮古島市街地まで約30~40分。
- バス路線もあるが、本数は多くないのでレンタカー利用が一般的。
8-2. レンタカー事情
宮古島の観光は車移動がメインとなるケースが多いです。特に下地島や伊良部島の絶景スポットや各ビーチをめぐるには、レンタカーの方が断然便利。ハイシーズンはレンタカーがすぐ埋まる傾向にあるので、飛行機とセットで早めに予約するのがおすすめです。
8-3. 宮古島のおすすめアクティビティ
- シュノーケリング・ダイビング
宮古島は珊瑚礁と透明度の高さが魅力。初心者でも比較的安全に楽しめるスポットが豊富です。 - ビーチ巡り
与那覇前浜ビーチ、砂山ビーチ、渡口の浜など、有名スポット多数。 - グルメ
宮古そばは定番ですが、最近はおしゃれなカフェや離島ならではのスイーツも充実。 - フォトスポット探訪
伊良部大橋や下地島空港周辺の海は、息を呑むような絶景。SNS映え間違いなし。
9. まとめ:自分のスタイルに合ったフライトを選ぼう!

大阪から宮古島へは、関西国際空港~宮古空港、神戸空港~みやこ下地島空港の2ルートが直行便として確立されています。2025年現在はLCCの直行便は無いものの、ANA・JAL・スカイマークなど複数の選択肢があり、上級クラスの快適さを楽しむか、セミLCCでコスパよく行くかなど、自分の旅のスタイルや予算、好みに合わせて選択できます。
もし直行便が高騰していたり満席の場合は、那覇や羽田を経由する乗り継ぎプランも検討してみてください。LCCを賢く組み合わせれば安く抑えられる一方、乗り継ぎ時間や手間も増えるので、出発前にしっかり比較することが大切です。
宮古島は年々人気が高まっており、ホテルやレンタカーも繁忙期には品薄になりがちです。早めに旅程を立てて、理想のフライトや宿泊先を押さえるようにしましょう。最高のビーチリゾートで、思い出に残る素敵な旅を楽しんでください。
※本記事の情報について
- 記事内の運航スケジュールや料金目安は、2025年1月時点の一般的な状況や過去の傾向をもとに記載しています。実際にはシーズンや曜日、航空会社の運航計画により変動しますので、必ず最新情報を公式サイトでご確認ください。
- 新型コロナウイルス感染症等の影響で、各空港・航空会社が独自の対応を取っている場合があります。マスク着用ルールやアルコールサービスの有無、機内食提供のスタイルなど、状況によっては変更される場合があるため、搭乗前に最新情報をチェックしましょう。
以上、大阪~宮古島路線の最新情報を加味しつつ、直行便や乗り継ぎ便、航空会社の特徴を整理してみました。ぜひ大阪発の宮古島旅行を楽しんでください。気になる方は、まずは各航空会社の公式ホームページや旅行比較サイトで運賃を検索してみましょう。あなたにぴったりのフライトが見つかることを祈っています。