目次

  1. 黒豚料理
  2. さつま揚げ
  3. しろくま
  4. カンパチ漬け丼
  5. 鹿児島ラーメン

 世界自然遺産の屋久島や桜島、そして温泉の源泉数全国2位など雄大な自然を誇る鹿児島県。そんな豊かな自然は食材にもありがたい恩恵をもたらしてくれます。今回は鹿児島旅行に行ったら食べたいおすすめグルメを5つ紹介します。ぜひこれから鹿児島県に行った時の参考にしていただけたらと思います。

1 黒豚料理

鹿児島県と言えば黒豚です。これから黒豚を使った料理は4種類を紹介します。

*黒豚とんかつ

サクサクの衣に歯切れのよい豚肉からは旨みが溢れ出てきます。黒豚料理の中でも不動の人気を誇るとんかつです。有名店になると食事どきには行列ができ、人気の高さを物語っています。専門店も数多くあり、下ごしらえから揚げ方、衣となるパン粉や卵など技と食材にこだわり、各店がしのぎを削っています。

*黒豚しゃぶしゃぶ

うすくスライスしたバラ肉やロース肉を出汁にくぐらせて食べる黒豚料理の代表格です。シンプルな料理法なので黒豚本来の味を味わうことができます。部位によって味の違いをたのしむことができます。

*黒豚の角煮

豚のバラ肉を濃口醤油や砂糖、酒などてじっくり煮込んだ料理です。箸をいれるとほろほろと崩れていく柔らかい食感が特徴です。あばら肉を使うため鹿児島県では角煮を「とんこつ」と読んでいます。

*黒豚ステーキ

黒豚の美味しさをダイレクトに味わい人にはおすすめの食べ方です。適度な歯ごたえがあり噛むほど味わいが増し、また白身の部分には甘味がありとろけていきます。贅沢な逸品です。

2 さつま揚げ

 さつま揚げとは魚のすり身を成形して油で揚げた料理のことです。魚肉練製品であり「揚げかまぼこ」に分類されます。中国由来の料理が琉球に伝わり、薩摩を経由して全国に広まったとされています。鹿児島県や沖縄県ではつけ揚げやつきあげ、琉球方言ではチキアギと呼ばれています。東日本ではさつま揚げ、西日本ではてんぷらと呼ばれています。

さつま揚げの種類には、魚のすり身のみで作られたものの他に、すり身の中に紅しょうが、玉ねぎ、イカ、野菜など食材を加えて混ぜたものもあります。そのまま食べてももちろん美味しいですが、軽く焼いたてショウガ醤油につけて食べたり、おでんの種や煮物の具材にも用いられます。

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3 しろくま

 しろくまとは鹿児島県鹿児島市で生まれた氷菓です。超ド級の大きさのかき氷にフルーツが載り、特製のミルクがかけられています。今では全国で人気のかき氷となり、全国のコンビニでも販売しています。

ちなみに「しろくま」という名前はアンゼリカ、チェリー、レーズンを盛り付けたものを上からみると「白熊」の顔に似ていることが由来だそうです。また地元ではしろくまにレギュラーサイズとベビーサイズの2種類があったり、宇治金時味やフルーツがたくさん載った「スペシャルしろくま」などバリエーションが豊富にあります。

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4 カンパチ漬け丼

 カンパチとはブリと同じ仲間でスズキ目アジ科ブリ属の魚です。体にある黒い線が特徴です。そして鹿児島県を代表する魚と言えばカンパチです。そして鹿児島県はカンパチの生産量日本一です。なぜここまで有名になったのかと言うと、鹿児島県の立地が大きく影響しているからです。

カンパチは高い水温の海域を好み、日本における生息地は本州中部よりも南となります。その日本において鹿児島県は沖縄県の次に南に位置する県であり、鹿児島湾は平均水温約22℃と高い水温の海域です。そのため鹿児島県はカンパチにとって最適な水温であることがらカンパチがたくさんとれて有名になったそうです。

そしてカンパチ漬け丼とは下ごしらえをしたカンパチを秘伝のタレに一晩漬け込むことで旨みを熟成させます。腹側と背側で切り分けられた4種類の切り身をご飯の上に盛り付けた料理です。鹿児島県ではカンパチ漬け丼を提供しているお店が多数あります。ぜひ自分の好みのお店を見つけてください。

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5 鹿児島ラーメン

 鹿児島ラーメンとは鹿児島のご当地ラーメンのことです。スープは豚骨がベースで鶏ガラや野菜なども使用する半濁スープが多く、九州各地に見られる白濁したスープとは異なる独特なラーメンです。麺は白っぽいストレートです。ラーメンを提供する前に大根の浅漬けなどの漬物を出すお店が多いです。味はあっさりしていて優しい味わいが特徴です。

まとめ

鹿児島県の有名な食べ物はどれも美味しそうです。中には聞いた事がない料理もあり、とても勉強になり知識が増えました。これから鹿児島県に行かれる方には「ぜひ食べてほしい」です。