〇〇へ行くならこのシリーズ、今回もご覧いただきありがとうございます。今回は、東京-福岡についてご紹介したいと思います。
東京-福岡路線は、国内線きってのドル箱路線で、航空会社各社が競争の火花を散らしています。その事がわかりやすく見て取れるのは、1日に運航される便数です。東京(羽田・成田)-福岡路線の便数は各社合わせると約70便運航されていて国内で最も便数の多い路線のひとつとなっています。この約70便のうち15便は同県内に位置する北九州空港の便も含みます。また、成田空港からはPeach、JetstarといったLCCも運航されており、この路線の需要はビジネスや観光など多岐にわたります。
皆さんは、『4時間の壁』というワードを目にしたり聞いたりしたことはありますでしょうか?旅行業界でよく議論されるキーワードなのですが、旅行の際に、電車や新幹線を利用するか、飛行機を利用するか悩んだ経験はありませんか?その時にどちらを選択するかの基準の一つとして、潜在的に4時間以上の移動時間がかかるとなれば飛行機を利用。
4時間以内の移動であれば鉄道を使う傾向にあると言うデータがあるのです。今回ご紹介する東京-福岡は、新幹線を利用して乗り換えなしでも5時間以上の所要時間が必要で、4時間の壁を大きく上回っております。飛行機であれば、2時間のフライトで到着する事ができ、JR西日本のデータによれば、9割の人が飛行機を選択するそうです。
少し話は脱線しましたが、東京-福岡間において飛行機が市場を圧倒するのには、『4時間の壁』だけでなく、飛行機ならではの魅力もあるのではないかと思います。それでは、今回も3つのパターンに分けてご紹介していきましょう。
【豪華編】国内最新鋭機材A350-800の魅力を存分に体感!!羽田空港発JAL305便(~2022年9月30日まで)

最高水準の満足度を誇るJALのA350-800型機のファーストクラスですが、その魅力は最新機材ならではの快適な設備とJALのおもてなしによる至極の時間にあります。先ずはその機体のか魅力からご紹介したいと思います。
・A350-900型機の快適ポイント
A350型機の胴体はほかの機体に比べ、若干縦長の形状になっているため、客室内の天井のアールが高くできたことと、胴体の素材が新素材になったことで強度が増し、窓が多きく開放的な空間を作り上げています。また、エンジンも新開発され、従来機に比べ静穏性、燃費性能が向上し、居住性が格段にアップしているそうです。
・A350-900型機のファーストクラス
この機種のファーストクラスは国内線最上級の設備が整っています。先ずは、JALの国内線として初の電動リクライニングに始まり、電動のマッサージ機能まで搭載されています。また、15.6インチの大型モニターでは、映画等のエンタテイメントを楽しめるほか、垂直尾翼に設置された機外カメラから飛行中の機体を俯瞰気味に見ることができます。まるで飛行機の背中に乗っているような映像はきっとインパクトが大きいことかと思います。
ここまでハード面ばかりご紹介してきましたが、ファーストクラスの本領はそのおもてなしにあります。まずは、なんといっても国内線最上級のラウンジ『ダイヤモンド・プレミアラウンジ』を利用できること。一部のステータス会員かファーストクラス搭乗者しか踏み入れることのできない、至極の空間で、出発前のひと時を過ごすことができます。この、ダイヤモンド・プレミアムラウンジでは、おにぎりやパンなどの軽食、アルコール、ソフトドリンクのサービスがある他、羽田空港であれば、シャワーの利用も可能です。
また、ファーストクラス専用のチェックインカウンターがある等、飛行機に乗る前から特別な体験が待ち受けています。搭乗後、機内ではアルコールやソフトドリンクの提供はもちろん、食事が用意されています。食事はシーズンによって変わりますが、その都度、料亭や、有名な料理人によって監修されたこだわりの食事が提供されます。
上記以外にも、JALの最高のおもてなしが、あなたの旅行に彩を加えてくれることでしょう。今回ご紹介させて頂いたJAL305便は、7:10発-9:00着ですので、少々朝が早くはありますが、是非A350-900型機で運行されるこの便を利用してみてほしいです!
【通常編】スカイマークがあるんです!

これまで過去の記事でも何度もご紹介してきましたが、スカイマーク便が運航しているところはほぼほぼ100%スカイマークが便利かつお得です。(私の主観もありますが、、、)何よりも、スカイマークの運賃設定は普通運賃でもANA・JALと比較して2割程度安くなっている事が多い為、最も高い運賃でも、スカイマークではお得に乗ることができます。もちろん、他社同様に、予約状況や、予約期間によって割引が適用される運賃の設定もあり、どの路線においても、どの時間においてもANA・JALと比較して数千円程度安くなっています。
また、便数も豊富で、12便/日運航されていて、総長は6時20分発から、最終便は20時発まであるため、旅のプランに合わせて、便の選択にも困ることはあまりないのではないでしょうか。また、羽田空港ではJALと同じターミナル、第一ターミナルにチェックインカウンター、保安検査場があります。そのため、空港に到着してから、搭乗までの時間を、カフェや、買い物をして過ごすことができるなど、利便性が高く、空港サービスをフルに利用することができるのはうれしい点ですね。また、機内では、有料のドリンクサービス、お菓子の販売などがあります。ANA・JALであれば無料のドリンクサービスなどがありますが、こういったサービスを有料化する事で、運賃が抑えらえています。
今回、おススメの便というご紹介はないですが、羽田空港-福岡空港路線は他社便も含めてとにかく便数が豊富な為、選択肢が自由です。スカイマークにおいては、午後遅くになればなるほど午前便に比べて運賃が安くなる傾向にあるため、その差額で、前乗りしてしまうというのも、より旅を充実させる為の作戦としてありでしょう!
【格安編】Jetstar GK501便が断然お得

東京から福岡には、PeachとJetstarが就航していて各社競争が激しい路線となっています。しかしその中でも、おススメしたいのはJetstarのGK501便です。GK501便は成田空港6:30発 – 福岡空港 8:35着のダイヤとなっており、かなり早い時間設定となっています。現地で過ごす時間が長くなるのはうれしいことですが、出発時刻が6:30となると、45分前にはチェックインを済まして準備を整えておきたいところですので、5:45には空港に到着している必要があります。
この点で、朝が早すぎることに若干ストレスに感じるかもしれません。はやすぎるわ!という方にはPeachであればMM519便 7:10発があるので、こちらもご検討いただければと思います。しかし、Jetstarはおススメするのには理由があります。それは、、Jetstarの方が安い!からです。先ほど記述した、Peach MM519便は7:10に成田空港を出発しますので、GK501便に対抗する便として考えたとき、GK501便の方が、1割程度安くなっている事が多いです。
とにかく航空券を安く済ませる事を考えると、成田空港から、Jetstarが最もお得と言えるでしょう。機内サービスは有料のソフトドリンクや軽食のメニューが用意されています。料金も軽食のセットメニューは500円から、ソフトドリンクは200円から用意されており、気軽に楽しむことができます。Jetstarを利用する際はぜひこういった機内サービスも楽しんでみてはいかがでしょうか。
まとめ

福岡と言えば太宰府天満宮や中洲の屋台などが有名ですが、こういった観光地へのアクセスがしやすいのが福岡空港です。地下鉄やバスをはじめ、都市部に設置された空港の為、比較的どこへでも行きやすく、国内でも有数の利便性の高さです。そういった利点も活かしつつ福岡への旅をお楽しみください!