〇〇へ行くならこのシリーズ、今回もご覧いただきありがとうございます。今回は、大阪-福岡についてご紹介したいと思います。

 大阪-福岡路線は、東京-福岡路線と違い、『4時間の壁』を下回る移動時間となります。新幹線を利用すると新大阪駅-博多駅間を約2時間30分で移動することができます。空路では1時間15分と半分の時間で大阪空港と福岡空港を結んでいます。ここでポイントは、ドアtoドアでどちらがはやく到着できるかというところになります。

空路であれば、搭乗手続きや保安検査、搭乗までの待機時間等に時間を費やすため、どうしてもロスタイムが多くなってしまうのが正直なところ、、、でも、やっぱり空の旅には魅力(新大阪駅-博多駅間はトンネルが多く、景色はあまり楽しめない、、、)がいっぱい!本記事では、航空にフォーカスを当てて、ご紹介していきましょう!

 福岡空港は、立地条件が国内でも有数の都市型であるため、各種アクセスが抜群に良いと言えます。例えば、福岡駅まで、地下鉄で13分、福岡の中心地、中洲、天神エリアまで地下鉄で20分と非常に便利です。そのあたりも踏まえると、さきほどのべた、保安検査場等のロスタイムはリカバリーできるかな??なんて個人的には思っています。ではでは、早速、いつものように、3つのパターンに分けてご紹介していきましょう!

【豪華編】選択肢はほぼ一択、ANA421便 Boeing787-800型機 プレミアムクラスで行こう!

 大阪から、福岡への往路的便は13便運航(※夏ダイヤ、関西国際空港発含む)されていますが、その中で、唯一、ワイドボディ機体で運行しているのがANA421便です。ワイドボディ機とは通路が複数ある飛行機のことを指します。ここも、主観になってしまいますが、ワイドボディの方が、開放感があって、気持ち的にすこしゆったりとした気持ちでフライト時間を過ごすことができると思います。

さて、ここでご紹介するANA421便ですが、8:00 大阪空港発 – 9:15 福岡空港着というダイヤ設定になっています。本当は、もう一本早い時間の便もありますが、その便は7:05分大阪空港発と、かなり早い時間になってしまうという事、プレミアムクラスの恩恵があまり体感できないことから、今回はANA421便をご紹介させて頂きます。では、そのプレミアムクラスの恩恵とはというところからご紹介させて頂きましょう。

 ANAのプレミアムクラスを利用する人は、専用のチェックインカウンターと保安検査場が用意されていて、一般レーンが込んでいる中、スムーズに搭乗前の手続きを済ませることができます。搭乗手続きを済ませたら、そこからがプレミアムクラスの魅力発揮!ANAラウンジへ入ることができます。ANAラウンジでは、ソフトドリンクや、アルコールの無料サービスのほか、新聞や雑誌がおかれていて、出発前のひと時を優雅に過ごす、大人の空間が広がっています。このラウンジへはプレミアムクラスの利用者か、ANA会員の上級ステイタスを保持している人しか利用できない特別な体験と言えるでしょう。

その後、優先的に機内へ案内され、ANAのこだわりのおもてなしと、快適なシートが迎えてくれます。Boeing787-800型機のプレミアムクラスのシートでは、パーソナルモニターの他、フットレスト、USB電源やPC電源が設置されており、機内エンタテイメントを視聴しても、バッテリーが減る心配はありません。また、ご紹介しているANA421便では、朝食のサービスもあり、ANAこだわりの逸品が提供されます。もちろん、ソフトドリンクやアルコール類の提供もあり、内容は、シーズンによって変わる、ANAが自信を持ってオススメする品々を楽しむことができます。朝から飛行機で豪華な朝食と一緒に一杯頂けるなんて、想像しただけで笑みがこぼれそうになりますよね(笑)

 もし、大阪から福岡に行く際には、ANA421便にプレミアムクラスをご検討してみてはいかがでしょうか?プレミアムな体験があなたの旅を華やかに彩ってくれることでしょう!

【通常編】IBEX(アイベックス)エアラインズって・・・知っていますか?

 今回、〇〇へ行くならシリーズで初めてご紹介させて頂きたいのはIBEXエアラインズです。IBEXエアラインズは、知る人ぞ知るマニアックな航空会社と言えるかもしれません。IBEXエアラインズは株式会社日本デジタル研究所という、会計ソフト等を扱っている会社のグループ会社で2000年8月に仙台空港-関西国際空港路線を開設して以来、手堅く、順調に国内定期路線で活躍の枠を広げてきました。現在では国内国内の11カ所の空港を拠点に路線を展開しており、伊丹空港からは同社最大の6路線を運航しています。知る人ぞ知る航空会社と言ったところかもしれませんが、サービス内容はANA・JALに引けを取らず、ソフトドリンクの無料サービスや、機内エンターテイメント等もあり、しっかりレガシーキャリアの一員です。

 そんなIBEXエアラインズですが、IBX055便として10:45大阪空港発-12:00福岡空港着の1日1便を運航しています。ダイヤとしては決して便利な時間とは言えませんが、競争の激しい大阪空港、福岡空港の発着枠を確保するには、致し方ない部分もあるのかもしれません。そんな裏事情はさておき、運賃は破格です!大阪空港は都市型空港で、比較的便利な立地であることから、利用者の需要は高いと言え、その分、運賃も比較的高い設定になることが多い傾向にあります。特に直前、出発予定日の1週間前ともなればANA・JALのハイシーズンであれば、大阪空港-福岡空港路線で言うと約2万円程するのが相場です。しかし、IBEXエアラインズでは1万7千円代で購入することができます。この価格でありながら、利便性やサービスは充実しているとなれば、時間が許すのであれば選ばない手はありません。

 また、ちょっとした小話ですが、大阪空港におけるIBEXエアラインズの搭乗口はほぼ必ず、バス移動になります。これ、意外と嬉しい方もいるのではないでしょうか?バス移動であれば、機体のすぐそばをバスで通ることができるほか、さっとであれば、飛行機と記念撮影なんてできちゃうチャンスもあるかもしれません。←公式に許されているものか否かは定かではありませんが、、、

 今回は、利便性や、価格にこだわらず、ちょっとマニアックな通常編になりましたが、これを機会にぜひ利用してほしい航空会社です!

【格安編】Peach151便が便利!でも・・・

 国内でPeachの運航開始当初から就航しているいわば老舗の路線、関西国際空港 – 福岡空港の路線でLCCはPeach一択となります。と言いつつも、航空系のライターでありながら、こんなことを言ってしまうのはとも思いますが、、、正直、利便性、お得度は劣るかもしれません、、と言うのも、大阪中部、北部在住の方であれば、新幹線が便利でお得かもしれません。新大阪駅-博多駅間であれば本記事冒頭にも記述したように約2時間30分で結んでしまいます。

しかも、運賃は1万5千円弱と言うから手強いんです。大阪市内や大阪北部在住の方であれば、関西国際空港に行くまでに約1時間かかってしまいます。そこからフライト時間、手続きの時間を含めると新幹線の所要時間2時間30分を超えてしまうのです。また、運賃は時期や購入するタイミングにもよりますが、安ければ5千円~直前で高くなれば2万円を超えることもあるため、ここの見極めがポイントになります。と言うことで、安定した価格で、時間的に大差がなければ新幹線が良いのでは?と言うところが本音です。

 ちょっと待った!LCCは新幹線に勝てないのか、、、そんなことはありません!LCCは良くも悪くも運賃が大幅に変動する事です!とあれば、予定を決めずに、運賃の安い日を狙えば、また、タイムセールなど、セール運賃を狙えば、往復で1万円を切るなんてことも良くあります!また、セール運賃など、一部適用外もありますが、Peachでは、運賃のキープ制度があります。これは非常に便利な制度で、今見た運賃を48時間キープしてくれると言う代物。300円のキープ料金が必要なものの、48時間の猶予があることで、同行者との予定を合わせたり、旅程を検討したり、色々な調整が出来ることと思います。

この制度がなければ、もろもろの調整を終えたころには運賃が大幅に上がっていて、悔しい思いをすることも多々あるため、うまく使いたいですね。セールは事前に告知されていることも多いので、どこか旅行にいきたいな~と思ったら、LCCのWEBページを除いておくと、お得な運賃を見つけ出すことが出来るかもしれません。これぞLCCと言ったところでしょうか、、新幹線の安定感も捨てがたいですが、LCCのたまたま見つけた格安運賃で、気軽に旅行に行けるのも、嬉しいですよね!

 食あり、温泉ありの九州の玄関口である福岡県は門司港レトロや中洲、太宰府天満宮等、関西圏の人々からは人気の観光地ですね!福岡を起点に、大分や熊本に足を延ばすのもあり、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。