目次

  1. 忍術鍋
  2. 豆腐田楽
  3. 津ぎょうざ
  4. 亀山みそ焼きうどん
  5. てこね寿司

 伊勢神宮や熊野古道など、近年観光スポットとして人気がある三重県。豪華な食材の宝庫で、美味しい郷土料理がたくさんあります。今回は、三重県自慢のご当地グルメ5選をご紹介します。

1 忍術鍋

 伊賀地方に伝わる有名な鍋料理。旬の野菜や地場産の伊賀牛、豚肉、猪肉、山菜、松茸など20種類以上の具材を煮込んで作る郷土料理です。味の変化が楽しめるように数種類のタレで、食べることができます。伊賀流忍者が栄養補給として食べていた鍋料理を、現代風にアレンジしています。赤目温泉でゆっくりした後は、忍術鍋をいただて、伊賀の味を堪能してください。

2 豆腐田楽

 三重県自慢のご当地グルメ「豆腐田楽」は、串に刺した豆腐をじっくり焼き、味噌を塗っていただきます。海の幸が手に入らなかった昔、豆腐は貴重なタンパク源として重宝されていました。炭火で焼くため香りがよく、味噌のまろやかさがたまらなく美味しい一品です。伊賀地方では、お正月やお花見など人が集まる席で振る舞われていたと言われています。

3 津ぎょうざ

 1985年頃、津市の学校給食で出された餃子がルーツとなっています。直径15㎝ほどの皮に具材を入れて、油で揚げたジャンボ餃子です。具材たっぷりで、ボリューム満点の「津ぎょうざ」は、今では大人も好きなご当地グルメです。インパクトのある大きさに驚きますが、味も絶品です。お店ごとのオリジナルが楽しめる津市自慢のご当地グルメとなりました。


4 亀山みそ焼きうどん

 鉄板で、野菜やお肉と一緒にうどんを焼きます。味付けは、香りのよい赤味噌ベースで、ピリッとする甘辛さが特徴です。味噌の調合はお店によって異なり、様々な味が楽しめます。一度食べたらクセになる味なのだそう。今では家庭でもよく作られている、亀山市が誇るご当地うどんとなっています。


5 てこね寿司

 伊勢志摩の名物グルメ「てこね寿司」は、元々漁師料理でした。釣ったばかりの魚を醬油につけ、ご飯に混ぜて食べていました。その後、マグロやハマチ、カツオなどを酢飯の上に豪快にのせ、お客様をもてなす料理として発展しました。醬油につけた新鮮なカツオと、少し甘めの酢飯が相性抜群!香りのよい薬味を添えると、さらに美味しくいただけます。伊勢志摩で海鮮をいただく際には、まず食べて欲しい、おすすめご当地グルメです。


今回は、地域で親しまれている郷土料理を中心に、ご紹介してきました。豊かな自然と、人気観光スポットを満喫しながら、三重自慢のご当地グルメもお楽しみください!