目次

  1. 茶粥
  2. 柿の葉寿司
  3. 天理ラーメン
  4. 飛鳥鍋
  5. きみごろも

 古都・奈良県は、歴史的建造物が多く、人気観光スポットとなっています。ご当地グルメも、古くから伝わる料理が多く、大変興味深いです。今回は、伝統を受け継いできた奈良県のご当地グルメを紹介します。

1 茶粥

 茶粥は、昔から奈良の朝ごはんとして親しまれてきました。その歴史は古く、1200年前に僧侶が食べていたと言われています。水分が多めで、サラッとしている奈良の茶粥は、ほうじ茶をいれて炊きます。お米がふっくらとして、お茶漬けのようにいただけます。名物の奈良漬けと茶粥は相性抜群!お店で食べる時は、一緒に出されることもあります。

2 柿の葉寿司

 200年前から親しまれてきた「柿の葉寿司」は、奈良県を代表する伝統料理です。鯖や鮭の押し寿司を柿の葉で包み、お寿司の旨みと柿の葉の香りがたまりません。海から遠い奈良へ海産物を運ぶ際、傷みや乾燥を防ぐために柿の葉でくるみ、川を遡って運ばれてきたそうです。その後、鯖の他に鮭が使われるようになりました。県内には、柿の葉寿司の名店がたくさんあり、古くから愛されています。


3 天理ラーメン

 近畿地方を中心に人気となっているご当地ラーメンです。その特徴は、たっぷりの白菜と豚肉、ニンニクを効かせたスタミナラーメン!ピリ辛で独特の風味が病みつきになると、ファンが急増しています。奈良へ行ったら、絶対食べておきたいラーメンです。

4 飛鳥鍋

 ミルク鍋の元祖「飛鳥鍋」の起源は、なんと飛鳥時代!特製の牛乳スープに、野菜と鶏肉を煮込んだ低カロリーでヘルシーな鍋料理です。明日香村のお隣「談山神社」の修行僧が食べていた鍋料理がルーツとされています。1300年以上も受け継がれてきたことは、とても素晴らしいです。

野菜の旨みと和風だしの風味によって、牛乳の臭みが消されて、苦手なひとでも食べられるのだそう…。主役は、奈良県産の地鶏。丁寧に下処理された鶏肉は、くさみもなくヘルシーです。締めはうどんで、最後まで楽しめるお鍋です。


5 きみごろも

 明治時代に誕生した「きみごろも」は、卵の白身を泡立てたメレンゲに砂糖、はちみつを加えて寒天で固め、黄身の衣で包んで焼いたお菓子です。淡雪のような繊細で柔らかい食感で、スーッと溶けるようです。創業以来、変わらぬ製法を守っている「松月堂」は、地元の人たちにも愛されている名店です。

 歴史と共に受け継がれてきた郷土料理は、魅力的です。当時の人々の知恵から生まれ、変わらずに愛されている食文化を、今後も守っていきたいですね。