目次
- とうふちくわ
- 三朝とちもち雑煮
- 大山おこわ
- いただき
- 二十世紀梨

鳥取砂丘で有名な鳥取県。梨や農作物の栽培が盛んなエリアです。地元産の食材を使ったご当地グルメもたくさんあります。今回は鳥取県のおすすめご当地グルメ5選をご紹介ます。

1 とうふちくわ

木綿豆腐に、魚肉のすり身を混ぜて蒸した県東部に伝わる郷土料理です。独特なちくわで、そのまま食べても美味しいです。江戸時代、贅沢品だった魚の代わりに食べられていたものが由来と言われています。木綿豆腐7白身魚3の割合が一般的ですが、メーカーごとに違うようです。最近は、カレー味やチーズ味が登場し、人気商品となっています。

2 三朝とちもち雑煮

三朝の名物土産「とち餅」。古くから、お雑煮は白餅ではなく、とち餅を入れて食べられていました。三朝町を盛り上げるため、飲食店でも提供されるようになり、ご当地グルメとして定着しました。ぜんざいに似ていて、小豆とトロッとした「とち餅」がよく合うのだそう。普通のお餅とは、ひと味違う味わいが特徴です。

3 大山おこわ

県西部の地域で食べられている郷土料理「大山おこわ」は、山麓で採れた山菜、野菜を使って作られています。もち米を醬油で味をつけ、蒸したご飯で家庭料理の定番メニューです。昔、僧兵が戦場での勝利を祈って食べたと言い伝えられています。その後、お祝いの席には欠かせないご馳走となりました。大山の参拝客の方にも、ぜひ食べてほしいご当地グルメです。周辺のお蕎麦屋さんでは、セットメニューとして提供しています。

4 いただき

見た目は、いなり寿司のような「いただき」は、油揚げの中に、お米と野菜を詰めて炊いた弓ヶ浜半島の郷土料理です。だし汁でじっくりと炊き上げているので、食べると油揚げにしみた出汁の旨みが口いっぱいに広がります。元々、農家や漁師のお弁当として作られたと言われています。今ではスーパーや居酒屋でも提供される名物料理となりました。

5 二十世紀梨

鳥取県といえば、梨ですね。特に代表品種「二十世紀梨」は、明治37年から栽培されている鳥取自慢の梨です。透き通るような黄緑色の梨は、卓越した技術と丹精込めた栽培管理によって育ちます。酸味と甘みのバランスが絶妙で、果汁たっぷりのみずみずしさが特徴です。食物繊維を多く含み、栄養価も高く、のどにも良いと言われています。また、梨酢やジュース、シャーベット、ゼリーなどの加工品も作られています。


魅力的なご当地グルメの宝庫、鳥取県。観光で訪れた際は、名物グルメ巡りもお楽しみください!
