目次
- 関東平野にそびえる神秘の山!筑波山
- 国営ひたち海浜公園へ!ネモフィラを見に行こう
- 海の幸!海の見所!凝縮エリアの大洗
- 迫力満点!大岩壁を伝う袋田の滝
- 敷地内見所たくさん!人々を見守る牛久大仏

海も山も有し、自然いっぱいの茨城県。東京都心からのアクセスも良く、つくばエクスプレスや常磐自動車道を利用すれば、1時間ほどで、学園都市「つくば市」に行くことができるんですよ。しかしながら、馴染みのない方にとっては「何がある県なの?」と思うくらい、ミステリアスな県かもしれません。今回は、茨城県を観光するに外せない「おすすめ観光スポット5選」を紹介します!
1 関東平野にそびえる神秘の山!筑波山

関東平野、田んぼが広がるのどかな風景!遮るものがない景色のなか、二つの峰を持つ山が堂々とそびえ、近づくと包まれてしまいそうな力を感じます。これを「包容力」と呼ぶのでしょうか?実は日本百名山にもなっている「筑波山」。男体山(なんたいさん・標高871m)と、女体山(にょたいさん・標高877m)が寄り添うように並び、筑波山を形作ります。山そのものが御神体とされているので、なんだか神秘的な雰囲気さえ感じます。

中腹には、「筑波山神社」があり、初詣には多くの人で賑わいます。登山にも人気があり、百名山の中では比較的低い山であるものの、晴れた日には山頂から、東京都心や富士山を眺めることもできるんです。「歩いて登山をしなきゃ山頂へ行けないの?」という方、ご安心を!中腹から、男体山はケーブルカー、女体山はロープウェーが、山頂付近まで連れて行ってくれます。中腹や山頂には、お土産物屋やレストランがあるので、食事やお土産購入にお立ち寄りください。
2 国営ひたち海浜公園へ!ネモフィラを見に行こう

海からの風と香りが心地よい「国営ひたち海浜公園」。広大な敷地面積を持つこの公園は、お子さま連れやカップルに特におすすめな観光スポット。園内は、季節ごとに様々なお花や緑で彩られます。公園を一躍有名にさせたのは、ブルーの可愛らしいお花「ネモフィラ」。園内にある「みはらしの丘」をネモフィラが彩り、それはそれはブルーの絨毯のよう!ネモフィラが咲くのは、ゴールデンウェーク頃。初夏の爽やかさが相まって、いい季節ですね。

みはらしの丘は、くねくねと登る散歩道になっていて、初夏のさわやかな空気のなか、歩いたり写真を撮ったり多くの人で賑わいます。この”みはらしの丘”ですが、夏・秋はガラッと衣替え。ネモフィラに代わり、「コキア」がみはらしの丘の主役に。7月中旬~9月下旬は黄緑色、10月中旬になると、紅葉したコキアがみはらしの丘を赤く彩ります。お花や緑のほか、「プレジャーガーデン」という遊園地もあり、通年楽しむことができる公園です。
3 海の幸!海の見所!凝縮エリアの大洗

茨城県で海を楽しめるエリアといえば!と聞かれて一番に思うのが、「大洗町」です。大洗エリアは、観光スポットの宝庫で、そのうちのひとつが、「アクアワールド大洗水族館」。日本最大級の水族館で、大洗水族館といえば!なんといってもサメ!60種近くを飼育・展示しています。サメが大洗水族館のロゴにもなっていることから、もはや大洗水族館を代表する存在です。

また、サメのほか、マンボウ、ホシエイ、フンボルトペンギン、ゴマフアザラシ、ウツボなど多種多様な海の生物に出会えます。そんな大洗水族館、2020年12月18日にリニューアルオープン、約1万体のクラゲが泳ぐ大型水槽が設置されました。クラゲが創り出す神秘的な空間は、「神秘の海ゾーン」で体感できます。9つのゾーンからなり、そのうちのひとつ「出会いの海ゾーン」では、大洗の魚たちに会うことができます。水槽以外にも、アシカやイルカのショー、「水族館バックヤードツアー」も開催しているみたいなので、イベント情報は要チェックです。
4 迫力満点!大岩壁を伝う袋田の滝

茨城県内でも自然あふれるエリアとして知られている茨城県北部の「大子町」。この場所にある「袋田の滝」は、自然が造り出す迫力満点の観光スポットで、華厳の滝、那智の滝と並ぶ日本三名瀑のひとつです。茨城県北部に向かうと、山や畑や川の景色が広がり、それは日本の原風景のよう。人々の生活感のある、こののどかな場所に、「名瀑」なんてあるのだろうか?・・・と思っていると、駐車場や飲食店が現れきて、この先に観光名所がある雰囲気に。

駐車場に車を停め、徒歩で袋田の滝へ向かいます。入口で観瀑施設利用料を支払い、いざ、袋田の滝へトンネルの中を歩きます。袋田の滝が近づいてくると、ザァーという、まさしく滝の音。そして見えてきたのは、大きな岩壁を伝い流れ落ちる袋田の滝。高さ120m、幅73mあるそうですよ。観瀑台というところから滝を間近に見ることができ、すごい迫力です!四季によっても様々な表情を見せることでも有名で、紅葉や雪景色など季節を変えて見に行きたいですね。
5 敷地内見所たくさん!人々を見守る牛久大仏

全高120mの立像「牛久大仏」。ブロンズ製の立像としては、現在、世界最大とのことで、大きな空のもと、凛としたお姿は圧巻。少し離れた場所からでも、場所によってはそのお姿を見ることができ、いかに大きいかを知ることができます。外から大仏様のお姿を見るのも良いですが、実は大仏様の中にも入ることが!大仏様の内部?どういう感じなのでしょうか?5階が展望台で、地上85m、大仏様の胸部からの展望になります。エレベーターで登れるので安心してください。

4階はお土産物店、3階は胎内仏が安置されていて、2階は写経が体験できる場所になっています。なかなか外からは想像できませんね。また、牛久大仏のある敷地内には、庭園や池があり整備されています。春にはポピー、秋にはコスモスなど花々も訪れる人を楽しませてくれます。リスやウサギなど小動物のいる「ふれあいガーデンテラス」もあります。すべて回るには見どころたくさん・・・時間に余裕をもってお越しになった方が良さそうです。
まとめ

「茨城県には何があるの?」「茨城県に観光に行くとしたらどこへ行くべき?」という方!茨城県は自然に恵まれた県で、海の幸、山の幸がいっぱいなんです。そんな自然からの恵みを味わえる場所をピックアップしました。山の自然を味わうのであれば、「筑波山」「袋田の滝」、海を満喫するのであれば、「大洗」、展望やお散歩を楽しむのであれば「牛久大仏」がおすすめです。東京都心からのアクセスも便利なので、都会の賑やかさから心を落ち着かせたいとき、少し足を伸ばすのも良いですね。