目次

  1. マリーナベイ・サンズ
  2. ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ
  3. ナイトサファリ
  4. セントーサ島
  5. ジャンボシーフード・リバーサイドポイント店

 年々進化を遂げているシンガポールの街…。昔観光で行ったことがある方が驚いてしまうほど、新しい観光名所がどんどん増えてきています。今回は、最新スポットを中心に、シンガポールのおすすめ観光スポットを5選ご紹介していきます!

1 マリーナベイ・サンズ

 「マリーナベイ・サンズ」は、近未来の船または宇宙船を思わせる不思議なフォルムで観光客を魅了する、シンガポールで一番有名なホテルです。2011年に開業した総合リゾート型ホテル「マリーナベイ・サンズ」は、その工事費が歴代世界2位であることでも知られており、今やシンガポールのシンボルとなっています。

タワー1、2、3で構成される57階建ての3つの超高層ビルを、1ヘクタールに及ぶ屋上庭園で連結したユニークな形状は必見です。シンガポールを一望できる展望デッキや長さ150メートルのインフィニティプールが、観光名所として大人気です。

一番のみどころである「屋上のインフィニティプール」にはぜひ入ってみたいですね!ただしこちらへは、ホテルの宿泊者しか入ることができません。予算が見合えば「マリーナベイ・サンズ」に宿泊して、唯一無二の体験をお楽しみください。一般の観光客におすすめしたいのが「サンズスカイパーク展望台(展望デッキ)」です。

シンガポールで一番景色がきれいに見える場所として有名で、チケット料金は23シンガポールドルです。また屋上には「レストラン&バー セラヴィ」もあります。360度パノラマビューに囲まれながらいただくおいしいディナー…旅を締めくくる滞在最終日のディナーにふさわしい素敵なレストランです。

2 ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ

 シンガポールのマリーナベイエリア観光の目玉のひとつである「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」。110ヘクタールの敷地に、150万点以上の植物が展示されている巨大植物園です。シンガポール政府が国の威信をかけて本気で完成させたこの植物園。かつて見たことがないハイレベルの植物園エンターテインメントとして必見です。

あまりにも広いこの植物園の一番のみどころは、夜に開催されるショー「ガーデンラプソディ」。これを鑑賞できるよう、夕方から観光するのがおすすめです。「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」自体は基本的に無料、その中の一部の施設のみが有料です。必ず見ていただきたいのが2つのドーム型植物園「フラワードーム」と「クラウドフォレスト」。

入場料は、2つのドームを合わせて28シンガポールドル。「フラワードーム」は、いわゆる屋内型植物園ですが、日本国内で見られるものと全く異なり、その規模と美しさに驚かされます。「クラウドフォレスト」は、とても不思議な空間…ドーム内に滝が流れる巨大な山があり、それを取り囲むように、自由に歩ける回廊が設置されているのです。

おすすめの夜のショー「ガーデンラプソディ」は、人口巨木のスーパーツリーグローブを使った光と音楽のイルミネーションショーです。シンガポール滞在中に絶対に見るべきものだと言えますので、時間を合わせて訪れてみてください。

3 ナイトサファリ

 世界初の夜間のみ営業のサファリパークとして人気の高い、シンガポールの「ナイトサファリ」。一般的に、動物園で飼育されている動物の多くが夜行性であるため、本当の動物の生態を見たいなら、夜に訪れるべきだと言われています。夜にフル営業している「ナイトサファリ」は、動物好きの方必見の観光地。敷地面積は40ヘクタールで、上野動物園の約3倍。飼育されている動物の7割がなんと絶滅危惧種…ここでしか見られない希少種の宝庫なのです。

最初に「ナイトサファリ」を訪れる際の注意点をお伝えしておきます。「ナイトサファリ」は郊外にありアクセスが良くないので、市街地からタクシーで行くことをおすすめします。所要時間30分、料金は25シンガポールドル程度です。「ナイトサファリ」入場料金は、55シンガポールドル(当日窓口で買った場合)。ナイトサファリのチケットは入場時間制になっていますので、事前に購入しておくと安心です。旅行は気ままに…というタイプの方も、ナイトサファリだけはあらかじめ予定を決めておくほうが良さそうです。

みどころたくさんのナイトサファリですが、中でもショーやイベントは見逃せません。何しろ開催時間が限られているので、先にショーやイベントを観てしまうことをおすすめします。「ファイヤーショー」「動物のショー」。「ライオンの餌やり」「トラの餌やり」「ワラビーの餌やり」。どれも必見です!もちろん、トラムに乗って園内一周し、トレイルを歩いて園内散策することもお忘れなく。

4 セントーサ島

 セントーサ島は、シンガポールの南に位置するレジャーアイランド。人気のテーマパークやアトラクションが目白押しで、家族連れの方にはぜひ訪れていただきたいですね。シンガポール本島は、どちらかというと大人向きの都会的な観光地、子供が確実に喜ぶのはセントーサ島です!セントーサ島に行くには、地下鉄MRTでハーバーフロント駅まで行き、モノレール「セントーサエクスプレス」で向かう方法が一般的です。

 さて、アトラクションが多数あるセントーサ島…どこに行くと楽しめるでしょうか?お子さんが小学校低学年以下の場合、間違いなく「プール+水族館」がおすすめ。「旅行=プール!」というお子さんは多いですからね。「アドベンチャー・コーブ・ウォーターパーク」は、プールというよりむしろ水上遊園地…日本でもなかなか味わえない最高に盛り上がる体験ができます!

 「シーアクアリウム(水族館)」は、規模と美しさで観光客を魅了する、素敵なテーマパークですよ。次に、お子さんが小学校高学年以上の場合と、大人だけの旅行の場合…。一押しは「ユニバーサルスタジオシンガポール」。地元民もよく訪れる、セントーサ島で一番人気のテーマパークです。「シーアクアリウム」も魅力たっぷりなので、ぜひ訪れていただきたいと思います。

5 ジャンボシーフード・リバーサイドポイント店

 シンガポールらしいゴージャスなローカルフードを食べながら夜景を楽しみたい…。そんな方におすすめしたいのが「ジャンボシーフード・リバーサイドポイント店」です。この店で食べられるのは、シンガポールで一番人気の料理「チリクラブ(カニをチリソースで炒めた料理)」です。チリクラブといえばここ!と言われるほどの有名店です。シンガポール川沿いにテラス席があり、素晴らしい夜景を望むことができます。

 川を行き交う船や、レストラン・橋などが発するカラフルなネオンサインが作り出す幻想的な夜景は必見!この店のチリクラブは、あまり辛くはなくどちらかというと甘め、味は濃厚で深みがあるので、どんな方にもおすすめできます。チリクラブ以外のシーフードメニューもおいしいので、コースメニューを頼むとお得かもしれません。

まとめ

 都市型の観光地として知られているシンガポール。あまり知識がないと「日本の東京とあまり変わらないのでは?」と思ってしまうかもしれません。しかし近年のシンガポールの発展ぶりは目覚ましく、日本では考えられないような最先端を行く観光スポットが続々と増えてきています。一度行くとやみつきになり、リピーターになる旅行者も多いんです。次の海外旅行の行き先として、シンガポールを候補に入れてみてはいかがでしょうか?