目次

  1. ふぐ刺し
  2. ふぐ鍋
  3. 瓦そば
  4. 獺祭(日本酒)
  5. 月でひろった卵(山口の銘菓)

 山口県グルメと聞いて、まず頭に思い浮かぶのが「ふぐ」!ふぐを食べるために山口県を訪れる方、多いですよね。そして、人気が高く入手困難な日本酒「獺祭」も山口県のお酒なんです。美食の土地として名高い山口県には、これら以外にも見逃せない名物がたくさんあります。今回は、山口県のおすすめお取り寄せグルメをご紹介していきます。 

1 ふぐ刺し


 冬になると食べたくなるふぐは、山口県の下関・門司港エリアの名物です。下関は、日本で水揚げされる天然ふぐの8割、養殖ふぐの大部分が集まる一大集積地です。なかでも、唐戸魚市場は、日本最大のふぐ取扱市場として知られています。下関は、東シナ海や日本海、瀬戸内海に面し、ふぐの好漁場が近くにあり、交通の要所でもありふぐの流通においても便利です。このような地理的な優位性から「下関のふぐ」は、全国的に有名になりました。

 ふぐ料理と聞いてまず頭に思い浮かぶのは「ふぐ刺し」でしょう。きれいな花びらのように皿に盛りつけられた「ふぐ刺し」は、その姿から「菊盛り」とも呼ばれます。皿の模様が透き通って見えるほど薄く引かれた「ふぐ刺し」…その美しさとおいしさ、コリコリした食感が、食通たちを魅了しています。


 「ふぐ刺し」は料亭でいただくイメージが強いですが、お取り寄せして家庭で楽しむこともできます。特別な日のごちそうとして「ふぐ刺し」を食卓に並べてみてはいかがでしょうか?

2 ふぐ鍋


 山口の代表的なふぐ料理として知られている「ふぐ刺し」。「ふぐ刺し」と同様、人気が高いのが「ふぐ鍋」です。「ふぐ鍋」は、昆布などで取っただし汁に、ふぐの切り身や骨を野菜などと一緒に土鍋に入れて煮込む料理。つけだれとして、ポン酢を用いることが一般的です。プリプリの食感のふぐを、熱々のうちに、ふーふーしながら、香り高いポン酢で味わう喜び…鍋の王様とも呼ばれる「ふぐ鍋」でしか堪能できない、至福のひとときです。

 「ふぐ鍋」のふぐのおいしさは、ふぐの出荷時の重量でほぼ決まります。1.5kg級の肥えたふぐは、しっかりとした歯ごたえと味わいの深さで、確かな満足感を与えてくれますよ。もちろん、ふぐの種類も重要。日本で食用とされるふぐは20種類以上ありますが「食用ふぐ界の王様」と呼ばれる「とらふぐ」が、最高級の味わいだと人気です。


 「ふぐ鍋」を家庭で味わうのは難しい…そんな印象があります。しかし実は「ふぐ鍋」のお取り寄せは、グルメな人たちの間で人気が高いんです。「ふぐ、だし昆布、ポン酢、野菜盛り合わせ」などがセットになっており、料理が苦手な方でも簡単に、豪華な「ふぐ鍋」を作ることができます。冬のお祝い事・ホームパーティーの席で、「ふぐ鍋」を堪能してみてはいかがでしょうか?

3 瓦そば


 山口県を代表するソウルフード「瓦そば」。かつては山口県民にしか認識されていない、知る人ぞ知るグルメでした。最近では、TVのご当地グルメ番組で紹介されたり、人気TVドラマで主人公の思い出の料理として登場したりと、多くの人に知られるようになってきました。「瓦そば」はいったいどんな料理なのでしょうか?

 「瓦そば」は、熱々の瓦の上に、(あらかじめ茹でで冷水で締めた)茶そばや、錦糸卵・牛肉などをのせて提供する料理で、麺つゆでいただきます。レモンともみじおろしが添えられることが多く、味の変化も楽しめます。


 瓦そばは、昭和36年、「何か川棚温泉に名物を」と考えた山口県・川棚温泉の旅館が考案したものです。「西南戦争のときに、熊本で薩摩兵が肉や野菜を瓦で焼いて食べた」という言い伝えがヒントになったそうです。このことから「熱々の瓦の上に茶そばや牛肉をのせる」という、一風変わった調理法が生まれたというわけです。家庭で作るときは、瓦ではなく、ホットプレートやフライパンを使って作るのがおすすめです。

 本物の瓦を使った瓦そばは、店舗で味わうのがおすすめですが、そんなに簡単に山口県を訪れることはできませんよね。「瓦そば」のお取り寄せもおすすめです。「茶そば、麺つゆ」がセットになっており、気軽に作ることができます。「食卓で熱々の茶そばと具をいただく」のが「瓦そば」の一番の魅力…このことを考えると「食卓でホットプレートに茶そばと具をのせて温める」と、本場の瓦そばに近い味わいを堪能できるように思います。

4 獺祭(日本酒)

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 山口県の旭酒造で作られる日本酒「獺祭」は、一時期低迷していた日本酒に新たなブームを生み出した、日本酒を代表する有名ブランドです。ワインを思わせるようなフルーティーで爽やかな味わいが魅力。取り扱いがある酒屋は限られているので、確実に手に入れたいなら、お取り寄せがおすすめです。ここでは、実際に購入したい方のために、獺祭の代表的な銘柄を4つご紹介していきます。

 「45」。獺祭のスタンダードとなる、山田錦を45%まで磨き上げた商品です。米本来の繊細な甘みと華やかな香りが特徴。とても飲みやすく、獺祭の銘柄の中では価格がお手頃なので、初めて獺祭の日本酒を買う方におすすめしたい商品です。


 「三割九分」。山田錦を39%まで磨いた商品。口に含むとまるで蜂蜜のような甘みが広がります。一口飲めば上品な米の風味が香り立ち、味わいは非常にまろやかです。価格的に「45」のワンランク上にあたり、贈答用におすすめです。


 「二割三分」。磨きの限界と言われる23%を実現した、獺祭の代名詞ともいえる商品です。日本最高峰とされる精米歩合と、芳醇かつ研ぎ澄まされた味わい…これらの特徴により、獺祭の名が広く世間に知れ渡りました。もちろん価格帯はトップクラスですが、日本酒に精通した方には「獺祭といえばコレ!」と多くの専門家がすすめる、この商品をお選びいただきたいと思います。


 「磨きその先へ」。獺祭の最高峰「二割三分」をさらに超える高級銘柄です。「45」「三割九分」「二割三分」の獺祭の良さをすべて持ち合わせたような日本酒。甘口芳醇でありながら、まるで澄んだ水のような飲みやすさが特徴。初心者向けではありませんが、獺祭の日本酒を深く愛する方には、ぜひ一度お試しいただきたい商品です。

5 月でひろった卵(山口の銘菓)


 山口県を旅行で訪れた人の多くがお土産として買って帰るのが「月でひろった卵」というお菓子です。自分用に買う人も多いですが、職場や友人へのお土産にする人が多いんです。年齢・性別を問わず、誰からも愛されるお菓子なんですよ。そんな「月でひろった卵」。いったいどんなお菓子なんでしょうか?

 「月でひろった卵」は、ふんわりふわふわの、満月のような形の白いカステラで、山口県産の牛乳を使ったまろやかクリームを包んだ、愛され続ける山口銘菓です。クリームの中にはダイス状の国産和栗が入っており、これがとてもいいアクセントとなり、他の似たようなお菓子とは一線を画しています。


 山口土産で「月でひろった卵」を買って、そのおいしさに夢中になり、お取り寄せする人も多いんです。賞味期限が発送から約14日と比較的長いですから、まずはお試しで注文してみてはいかがでしょうか?

まとめ

 食通ならば、冬の時期の山口県を訪れないわけにはいきません。ふぐが旬を迎える寒い季節…最高の日本酒「獺祭」とともにいただく「ふぐ刺し」「ふぐ鍋」は、幸せな時間を約束してくれます。残念ながら都合がつかず旅行できない人も大丈夫!ふぐをはじめとする山口県グルメは、簡単にお取り寄せすることができます。特別な日には、ちょっとリッチな山口県グルメをお取り寄せして、家庭で最高のひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか?