目次
- 熊野那智大社
- 白良浜
- 高野山
- 橋杭岩
- 田辺扇ヶ浜海水浴場

和歌山ときくと、アドベンチャーワールドやとれとれ市場など子供のレジャー施設や海の幸を楽しめるイメージがあることでしょう。今回は、和歌山県のおすすめ観光スポットをご紹介していきます。

1 熊野那智大社

「熊野那智大社」は全国約4,000社ある熊野神社の御本社でもあり、日本第一大霊験所根本熊野三所権現として崇敬の厚い社です。那智勝浦町の山の中腹に鎮座する熊野三山の1つ。社殿の周囲は深い緑の森に囲まれ、落ち着いた朱色の社殿とのコントラストは息を呑む素晴らしい美しさです。

境内には神聖な気が漂い、主祭神の熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)、別名イザナミノミコトを祀っています。また、那智御瀧(世界遺産・国指定名勝)が奥にあります。お滝を一番近く、真正面で拝観できる観覧舞台。こちらでは、延命長寿の水と伝えられている滝つぼの水を飲むことも出来ます。

2 白良浜

「白良浜」はハワイのワイキキビーチと友好姉妹提携を結ぶ、全長640メートルの弧を描く美しい浜。名前の由来は、砂の成分に秘密がある浜の白さです。石英砂は珪酸の割合が非常に高く、真っ白でサラサラの砂となり、文字通り白い浜を作り出しているのです。

夏にはカラフルなパラソルが咲きみだれる様子が、トロピカルムードを一層盛り上げます。また、ダイビングスポットとしても名高い白浜、季節を問わずダイバー達で賑わいます。冬には、ここでしか楽しめない沈船クリスマスのイベントもあります。

3 高野山

標高約900メートルの山上盆地に広がる「高野山」は、弘法大師・空海が、真言密教の道場を開くにふさわしい地として選んだ聖地。以来、僧侶たちが修行する学びの場であり、多くの人々の信仰を集めています。真田昌幸・信繁(幸村)親子が蟄居させられた地としても有名です。

高野山の入り口の大門をくぐり、歩きを進めると御社があります。こちらはお大師さまが弘仁10年(819年)に山麓の天野社から地主神として勧請し、高野山の鎮守とされました。近年ではパワースポットとして多くの観光客が訪れています。

4 橋杭岩

「橋杭岩」は串本から大島に向かって、約850メートルの列をなす大小40余りの巨大な岩柱。海の浸食によるものですが、その並び方があまりに規則的で、橋の杭に似ているためこの名で呼ばれます。

その昔弘法大師と天邪鬼が一晩で橋を架ける賭をして、一夜にしてこれを立てたという伝説も、見ていると本当のように思えてくるほどです。また橋杭岩を通して見る朝日はとても美しいと評判で日本の朝日百選認定も受けています。和歌山旅行の際には、素晴らしい朝日を拝んでから出発するのも縁起が良さそうですね。

5 田辺扇ヶ浜海水浴場

「田辺扇ヶ浜海水浴場」は砂浜が扇形をしていることから名付けられたビーチ。夏期を中心に「ビーチバレーボールフェスタ」や「扇ヶ浜まつり」などさまざまなイベントを開催しています。和歌山県の朝日夕陽百選にも選ばれており、海に沈む美しい夕日を楽しむこともできます。

まとめ

今回ご紹介した5つのスポットはいかがだったでしょうか。和歌山は朝から晩まで楽しめるスポットがたくさんあります。紹介した中には素敵な朝日、美しい夕日が見えるスポットを紹介していますのでぜひ立ち寄ってみてください。
