目次
- 前島
- 倉敷美観地区
- 倉敷アイビースクエア
- 備中松山城
- 井倉洞

岡山と言えば白壁の美観地区を思い浮かべる方が多いことでしょう。今回は美観地区から歩いていける他の観光地区やあまり知られていない観光スポット5選を紹介していきます。

1 前島

前島は別名「緑島」と呼ばれ、美しい松林などの自然林が繁り、島全体が国立公園に指定されています。牛窓港からフェリーで約5分で到着しなす。遊歩道やサイクリングコースが整備されています。また、大阪城の石垣用の石を切り出した「大阪城築城残石群」や、展望台もあります。
美しい松林などの自然林が茂り、島全体が国立公園に指定されています。キャンプ場、海水浴場などの施設やマリンレジャーが整備されており、アウトドアスポットとしても人気。整備された遊歩道やサイクリングコースがあり、レンタサイクルでのんびり島内をめぐるのがおすすめです。
2 倉敷美観地区

岡山といえばこちらを思い浮かべる方も多いでしょう。倉敷川沿いに白壁の屋敷や柳並木の続く、情緒豊かな街並み。重要伝統的建造物群保存地区に指定されている、県内屈指の観光名所です。江戸時代の面影を残す家々には現在も多くの人が暮らしており、生活も垣間見られます。回廊や雑貨店、ジャズ喫茶なども点在。デニムが有名なため、多くの雑貨屋さんにデニム生地の製品が並びます。

3 倉敷アイビースクエア

倉敷美観地区に隣接した、複合文化施設。ツタが絡まる赤レンガの情緒あふれる建物は、明治時代の倉敷紡績所(現在のクラボウ)の工場を改装したもの。日本建設学会賞などを受賞しているほか、2007年には国の「近代化産業遺産」にも認定されています。敷地内には、ホテルやレストランのほか、倉紡記念館、アイビー学館などの文化施設を併設しており、クラシカルな雰囲気の中、ゆったりと観光を楽しめます。
4 備中松山城

標高約430メートルと、現存する城郭としてはもっとも高所に立つことで知られる備中松山城。標高430mの臥牛山頂上付近に建つ天守は、国の重要文化財で、現存天守を持つ山城としては最も高い所にあります。鎌倉時代、有漢郷(現高梁市有漢町)の地頭秋庭重信が大松山に城を築いたのを起源とし、1683(天和三)年に水谷勝宗によって3年がかりで修築され、今の天守の姿になりました。
登城坂の周囲は、高さ10m以上の巨大で切り立った岩壁がそびえ、昔日のつわものたちが舌を巻いた”難攻不落の名城”の面影をうかがい知ることができます。白い漆喰塗りの壁と黒い腰板のコントラスト、空の青に映える美しい天守は、秋には大手門付近の木々が紅葉し、岩壁が燃えるような朱色に覆われる景色は圧巻です。天守閣、二重櫓、土塀の一部が昔の姿で残り、重要文化財に指定されています。気候条件が整えば、雲海に浮かぶ「天空の山城」と呼ばれる城の姿が見られることも。

5 井倉洞(いくらどう)

「井倉洞」は岡山県指定天然記念物の鍾乳洞。天井からぶら下がる「つらら石」など、個性的な造形美を間近で見ることができます。それはまるで石のカーテンといえるでしょう。西日本では秋芳洞に次ぐ大きさで、全長約1,200メートル、内部の高低差は約90メートル。洞内は15~16度の一定温度のため、夏は涼しく、冬は暖かく感じられます。また、無料駐車場も完備してあります。

今回ご紹介したスポットはいかがだったでしょうか。自然と緑に囲まれた岡山で、日々の疲れを癒すためにぼーっと1日過ごしてみてはいかがでしょうか。
