目次

  1. 皆生温泉
  2. 大山
  3. 大山まきばみるくの里
  4. 倉吉白壁土蔵群
  5. 金持神社

 鳥取県といえば鳥取砂丘をイメージする人が多く、他にはあまり思いつかない方も多いのではないでしょうか。鳥取県には、砂丘などの自然だけでなく、秘湯温泉スポットなど、まだまだ知られていない観光地がたくさん。今回は、鳥取県のおすすめ観光スポットをご紹介します。

1 皆生温泉

 「皆生温泉」は日本のなぎさ百選”にも選ばれた総延長約17㎞の弓ヶ浜沿いに大型旅館が建ち並び、中国地方を代表する温泉地として人気です。その昔、泡となった魂が海岸に流れ着き新しい体と心が黄泉(よみ)がえったという言い伝えから「皆生」という地名になったとか。隣は、カニ水揚げでは日本一の境港市があります。弓ヶ浜の皆生海岸に面する皆生温泉は、大山が街から見えて雄大な自然を感じることができます。

源泉数は19カ所で、豊富な湯量が自慢の泉質は、ナトリウム・カルシウム塩化物泉です。近隣には、日本の水浴場88選に選ばれている「皆生温泉海水浴場」や、長寿の神様として知られる「皆生温泉神社」など、一緒に訪れたいスポットが沢山あります。レジャーを楽しむ子ども連れの家族はもちろん、カップル、大人から子供までゆっくりと楽しめる人気の温泉地です。

2 大山

 日本で3番目の国立公園となった大山は、「日本名峰ランキング」でベスト3に選ばれるほどその美しい自然のすがたが人々の心をとらえ続けています。海抜1,709mの中国地方最高峰である「大山」は、北西側の姿から別名「伯耆富士」とも呼ばれています。天空リフトでは、ゆっくりと斜面を上がり、まるで空中散歩をしているような気分。

頂上からは日本海、弓ヶ浜半島、島根半島の息をのむほどの美しい絶景が楽しめます。1963年には、「大山隠岐国立公園」となり、公園区域内の貴重な自然景観や動植物は、特別保護地区に守られています。西日本最大級のブナの森と呼ばれており、週末にハイキングするのにもぴったりです。

3 大山まきばみるくの里

 「大山まきばみるくの里」は、大山の豊かな自然の中、放牧されたたくさんの牛たちとふれあえる牧場です。場内では新鮮な牛乳を使った手作りアイスクリームづくりなどの貴重な体験ができ、併設するレストランでは、搾りたてのミルクや乳製品を使ったメニューが味わえます。バックにそびえる美しい大山を眺めながら、かけがえのない1日を過ごしてみてはいかがですか。

4 倉吉白壁土蔵群

 江戸から明治期に建てられた建物が多く、今も当時の面影を残す「倉吉白壁土蔵群」は、「国重要伝統的建造物群保存地区」に選定されています。白壁の土蔵をはじめ、玉川に架けられた石橋や、赤瓦に白い漆喰壁が見られる風情のある町並みを歩くと、タイムスリップしたような非日常の体験ができます。

造り酒屋や醤油屋として使用されていた白壁の土蔵や建物が、物産館、喫茶店、ギャラリーなどさまざまなかたちで利用され、レトロな魅力を感じられ、穏やかな時間がゆっくり流れていくようです。伝統的な工芸を体験することができ、倉吉の伝統文化を垣間見ることができます。

5 金持神社

 鎌倉時代からの地名に由来のある「金持神社」。天常立尊を御祭神とする、珍しい神社です。名前の通り開運伝説が多く存在したり、金運が良くなるとも言われているそうです。金持神社に奉納された絵馬や、金持神社札所横の東屋にある当選絵馬には、お礼参りに来られた方々の喜びの声が記されています。

「私は還暦に億万長者になりました。有難うございました」「ロト6と競馬と宝くじがあたりました。ありがとうございました。感謝しています。はれて大金持ちです。この他、札所に立ち寄った人から「ギャンブルに強くなった」「参拝したおかげで、商売がうまくいった」などの話が多数あります。人気は、「財布お祓い」。予約して使わなくなった財布を郵送すると、お祓いをしていただけます。使わなくなった財布をきちんとお祓いに出してみてはいかがでしょうか。

まとめ

 鳥取県のエリア別の観光スポットを紹介しましたが、行ってみたい場所はありましたか。鳥取県を代表する「鳥取砂丘」以外にも、景観がすばらしい自然や公園、癒しを与えてくれる温泉、神社仏閣や遺跡など、さまざまな魅力あふれる観光地が満載です。情報や知識を持ちながら訪れることで、さらなる発見が期待できると思いますので、ぜひ訪れてみて下さい。