飛行機での旅をもっとお得に、そして賢く楽しみたい。そんな人にこそ読んでほしいです。マイルが貯まるおすすめクレジットカード徹底解説|ANA・JAL・アメックスを還元率で比較。どうせ同じ支出をするなら、マイルを効率よく貯めたいですよね。本記事では、ANAカードとJALカード、そしてアメックス系カードを中心に、年会費・特典・ポイント移行・付帯サービスを徹底分析。さらに年間利用額50万、100万、200万円の3パターンで、どれだけマイルが貯まるかもシミュレーションしました。旅行好きにも出張派にも役立つ、マイル攻略ガイドです。

- はじめに ─ マイルで旅を変えるクレジットカードの魅力
- マイレージプログラムとは何か
- マイルとポイントの違い
- クレジットカード利用でマイルが貯まる仕組み
- ANAマイルが貯まるおすすめカード
- ANAカードの基本構成とグレード別特典
- ANA VISA/Master/JCB/アメックスの違い
- ANAマイル高還元率カードランキング
- ANAマイルを最大化する裏ワザと移行ルート
- JALマイルが貯まるおすすめカード
- JALカードの種類とステータス別特典
- JAL CLUB-A・CLUB-A GOLD・プラチナの比較
- JALマイル高還元率カードランキング
- JALマイルを効率よく貯めるルートと使い道
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- アメックス・ダイナース・JCB・VISAの比較
- アメックスのマイル戦略とANA・JAL以外の提携先
- ダイナースクラブの特典とマイル移行の柔軟性
- JCB・VISA・Mastercardの国際ブランド別の強み
- 空港ラウンジ・旅行保険・特典比較表
- 高還元率で選ぶ!マイルが効率よく貯まるカードランキング
- 年会費無料でマイルが貯まるコスパ最強カード
- 年会費を払ってでも得できるプレミアムカード
- 入会キャンペーンで大量マイルを狙えるカード
- ライフスタイル別おすすめカード選び
- 出張・ビジネス派におすすめのカード
- 海外旅行・リゾート派におすすめのカード
- 日常利用・ポイ活派におすすめのカード
- マイルを貯める効率的な方法と注意点
- クレカ払い・電子マネー・コード決済の使い分け
- ポイントサイト・キャンペーン活用術
- 有効期限と失効リスクの管理方法
- ANA・JAL・アメックス比較表【2025年最新版】
- 基本還元率・年会費・特典の一覧
- マイル還元率シミュレーション(年間利用額50万円/100万円/200万円)
- 特典航空券の必要マイル数比較(国内線・国際線)
- まとめ ─ マイルは効率よく貯めてスマートに活用
1. はじめに ─ マイルで旅を変えるクレジットカードの魅力

飛行機を利用する人にとって「マイル」は旅の価値を大きく高めてくれる存在です。航空会社のマイレージサービスで貯まるマイルを上手に活用すれば、特典航空券で憧れのビジネスクラスやファーストクラスに無料で乗れたり、家族旅行の費用を大幅に節約できたりします。クレジットカードは日常の支払いで効率よくマイルを貯める手段となり、陸マイラー(飛行機に乗らず陸上の活動でマイルを貯める人)の強い味方です。まずはマイルを貯める仕組みを理解し、なぜクレジットカードがマイル獲得に有利なのかを見ていきましょう。
マイレージプログラムとは何か

マイレージプログラムとは、航空会社が提供する会員制のポイントサービスです。代表的なものにANAの「ANAマイレージクラブ(AMC)」やJALの「JALマイレージバンク(JMB)」があります。それぞれのプログラムに入会すると、飛行機の搭乗や提携サービスの利用によってマイルというポイントが貯まります。マイルの名称は元々航空距離の単位(1マイル≒1.6km)に由来し、フライトでは「搭乗距離×運賃倍率」に応じてマイルが積算されます。上級クラスや高い運賃の航空券ほど積算率が高くなり、たとえばビジネスクラスでは安価なエコノミーより多くのマイルが貯まる仕組みです。
貯めたマイルは主に航空券の特典交換に使えます。一定のマイルを消費すると無料の特典航空券と引き換えられ、航空券代を節約できます。路線や時期によって必要マイル数は異なりますが、たとえば国内線の片道特典航空券はANAで5,000マイル~、JALで6,000マイル~取得可能です。国際線ではエコノミークラス往復が2~5万マイル程度、ビジネスクラスはその倍以上必要ですが、現金で買えば数十万円するファーストクラス特典が数万マイルで手に入るケースもあり、1マイルあたりの価値が10円以上になることもあります。このようにマイルは上手に使えば非常に高価値な「航空会社限定ポイント」と言えます。
マイルとポイントの違い

一般的なポイント(共通ポイントやカードのポイント)とマイルは似ていますが、その運営主体と使い道に違いがあります。マイルは先述の通り航空会社が運営するポイントで、基本的には特典航空券や座席アップグレード、空港ラウンジパスなど旅行関連の特典に交換するのが主用途です。一方、クレジットカード会社や小売企業が発行するポイント(例: Tポイント、楽天ポイント、dポイントなど)は現金同等に1ポイント=1円として買い物に使えたり、商品券や他社ポイントに交換したりと用途が幅広いのが特徴です。
マイルは汎用性こそ限定的ですが、特典航空券に交換すると1ポイント(=1マイル)の価値が数円~十数円に跳ね上がることがあるため、うまく使えばポイント以上にお得です。ただしマイルを現金等価に使うには一旦電子マネーに交換する必要があり、その場合は通常1マイル=1円程度に目減りします。また、マイルには有効期限(多くの航空会社で獲得から3年)があります。一部ポイントには有効期限がないものもあるため、失効リスクという面ではポイントが有利です。このように「マイル=航空会社のポイント」「ポイント=航空会社以外の各種ポイント」と捉えると分かりやすく、それぞれ価値の生かし方が異なると言えます。
クレジットカード利用でマイルが貯まる仕組み

飛行機に乗らなくてもクレジットカードの利用でマイルを貯めることができます。大きく2つのパターンがあり、1つはANAカードやJALカードなどの航空会社提携カードでカード決済を行い直接マイルを獲得する方法、もう1つは提携ではないカードのポイントを後からマイルに交換する方法です。
航空会社提携カードの場合、日々のカード利用で貯まるポイントが自動的に自社マイルになります。JALカードならショッピング利用200円につき1マイル(=0.5%還元)が基本で、所定の年会費オプションに加入すれば100円につき1マイル(=1.0%)に強化できます。ANAカードも同様で、通常コースではポイント移行時に200円=1マイル程度ですが、有料の「10マイルコース」に登録すると100円=1マイル(1.0%)の高還元になります。このように提携カードはカード利用額に応じてマイルが直接貯まるため、フライトがなくても日常の支払いで効率よくマイルを稼げるのがメリットです。
一般のポイント高還元カードの場合、まずカード会社のポイントを獲得し、それをマイルへ交換申請します。例えばアメリカン・エキスプレス(アメックス)のカードでは「メンバーシップ・リワード」というポイントが貯まり、希望に応じANAなど各種マイルへ移行できます。こちらはカードごとに交換レートや手数料が設定されており、交換には時間もかかります。ただアメックスやダイナースクラブのように提携先がANA・JAL以外も含め豊富なカードでは、自分の利用したい外資系航空会社のマイルも選べる柔軟性があります。例えばアメックスのポイントはデルタ航空のスカイマイルやブリティッシュエアウェイズのAviosなど多彩なマイルに交換可能です。
このようにクレジットカードを使ったマイル獲得は、「直接マイルが貯まる提携カード」か「ポイント交換でマイルを狙う高還元カード」かの二通りあります。それぞれのカードに年会費や還元率の特徴があるため、これ以降の章で詳しく見ていきましょう。
2. ANAマイルが貯まるおすすめカード

ANAマイルを貯めたい方向けに、まずはANAカードの特徴と選び方を解説します。ANAカード(ANAマイレージクラブ提携クレジットカード)は種類が非常に多く、年会費や特典内容が異なる複数のグレードがあります。また提携カード会社(国際ブランド)によって細かなサービス差も存在します。ここではANAカードのグレード別特典やVISA/Master/JCB/アメックスの違い、さらにANAマイル還元率の高いカードやマイルを最大限貯める裏ワザまで、ANAマイル向けカードのポイントを徹底解説します。
ANAカードの基本構成とグレード別特典
ANAカードには大きく一般カード、ワイドカード、ゴールドカード、プレミアムカードの4ランクがあります。グレードが上がるほど年会費は高くなりますが、その分マイル関連のボーナスや付帯サービスが充実します。たとえばANA一般カード(年会費2,200円程度)では入会ボーナス1,000マイル、搭乗ボーナス+10%が付与されます。一方、最上位のANAプレミアムカード(年会費77,000円程度)になると入会・継続ボーナスは各10,000マイルに増え、フライト搭乗ごとのボーナスマイルも区間マイル×50%増しと大幅に優遇されます。グレードによる主な特典差は以下の通りです:
- 入会・継続ボーナスマイル: 一般カード1,000マイル、ワイド/ゴールド2,000マイル、プレミアム10,000マイル。カードを作った時と毎年更新時にもらえる固定マイルです。
- フライト搭乗ボーナス: 一般カード+10%、ワイド/ゴールド+25%、プレミアム+50%。これは実際にANA便に乗った際、通常のフライトマイルに上乗せされる割合です。出張など飛行機利用が多い人ほど上級カードの恩恵が大きくなります。
- 旅行付帯保険やサービス: ゴールド以上では海外旅行保険が手厚くなり、空港のANAラウンジ利用権(同伴者1名無料)が付くカードもあります。プレミアムカードではさらにプライオリティ・パス(世界各地のラウンジが使える会員証)も付帯するなど特典充実です。
- 航空関連以外の優待: ANAカードはグレードによってANA系ショップ「ANA FESTA」での割引率が5%→10%に上がる、機内販売の割引、ホテルやレンタカー優待なども差があります。
以上のように、「飛行機によく乗る人ほど上級カードでマイルが貯まりやすい」という構造になっています。目安として、年に数回程度のフライトなら年会費の安い一般カードやワイドカードでも十分ですが、「毎月のようにANA便に乗る」「出張が多くマイルを稼ぎたい」という場合は思い切ってゴールド以上を検討すると、ボーナスマイルで年会費以上に元が取れるでしょう。
なお、ANAカードには学生や20代向けの特殊なカードも存在します。例えばANA JCBカード(学生用)は在学中年会費無料で毎年継続時に1,000マイルがもらえるなどの優遇があり、ANA JCB CARD FIRST(社会人1年目限定カード)は5年間年会費無料で利用できる特別仕様です。若年層向けカードは利用可能期間や入会資格が限られますが、条件に合う方はぜひ活用すると良いでしょう。
ANA VISA/Master/JCB/アメックスの違い
同じ「ANAカード」でも、提携する国際ブランド(カード発行会社)によって細かな違いがあります。現在ANAカードを発行している主な会社は三井住友カード(VISA/Mastercard)、JCB、アメリカン・エキスプレス、そして一部ダイナースクラブです。それぞれの特徴を押さえておきましょう。
- ANA VISA/Masterカード: 国内での発行枚数が多く、利用しやすい標準的なANAカードです。特徴は「ボーナスポイント制度」があること。年間利用額に応じてボーナスポイント(後でマイル移行可能)がもらえ、例えば年50万円利用で150マイル、100万円で225マイル、300万円で450マイルが追加加算されます。この制度によりVISA/MasterのANA一般カードは実質還元率を最大0.59%程度(通常0.5%+ボーナス0.09%)まで引き上げられるのがメリットです。一方でポイントからマイルへの移行手数料はやや高めで、10マイルコース選択時に年間6,600円(税込)が必要です。ただしゴールド以上のカードではこの移行手数料が無料(または割引)になる場合があります。VISA/Masterは世界中で加盟店が多く海外でも決済に困りにくい点も利点です。
- ANA JCBカード: 日本発の国際ブランドJCBによるANAカードで、SuicaやPASMOなど交通系IC一体型カードのバリエーションも豊富です。JCB系の強みは移行手数料が比較的安いことです。10マイルコースでも年5,500円(税込)とVISAより安く、例えばANA JCBワイドカードではVISAワイドカード(6,600円)より1,100円お得に設定されています。またJCBは「Oki Dokiポイント」自体の有効期限が3年間ありますが、上級カードではポイント有効期限が無期限になる特典もあります。一方でVISAのようなボーナスポイント制度は無いため、純粋なショッピング利用の還元率は移行手数料支払い時で最大1.0%に留まります。JCBは国内では強いですが海外加盟店はやや少ないため、海外旅行の決済では別ブランドを併用すると安心です。ただJCBはハワイやグアムで優待サービスが手厚いことでも知られ、ハワイ好きには魅力があります。
- ANAアメリカン・エキスプレス カード: アメックスが発行するANA提携カードで、一般・ゴールド・プレミアムの3種類があります。ゴールド・プレミアムはポイントプログラム(メンバーシップ・リワード)の有効期限が無期限なのが大きな特徴で、長期間マイルを貯め続けたい陸マイラーに人気です。還元率はANAアメックス一般で1.0%、ゴールドで1.0%(ANA航空券購入時は2.0%)、プレミアムでは1.5%と高水準です。さらにアメックスは家族カード特典や旅行サービスが充実し、ゴールド以上なら空港ラウンジや手荷物無料宅配、ホテル上級会員資格などの付帯も魅力です。年会費はゴールド34,100円、プレミアム165,000円と高額ですが、その分「入会キャンペーンで数万マイル獲得」「継続ボーナスで毎年10,000マイル」などリターンも大きく設定されています。アメックスはVISAほど加盟店は多くないものの、日本国内での利用範囲は年々拡大しています。
- ANAダイナースカード: 三井住友トラストクラブが発行するANA提携ダイナースカードです。年会費は本会員29,700円(税込)と高めですが、ダイナースクラブならではの国内外1,300以上の空港ラウンジが無制限に使えるサービスや、手厚い旅行保険(最高1億円補償)などが付帯します。ポイントは「ダイナースリワードポイント」が貯まり、移行手数料無料で1ポイント=1マイル(基本還元率1%)としてANAマイルに移行可能です。さらにANAダイナース プレミアムカード【招待制・本会員 170,500円(税込)】なら還元率1.5%にアップし、ダイナース最高峰のサービスも利用できます。ダイナースは利用可能店舗が高級店中心で限られるというイメージもありますが、国内ではJCBと提携しているためJCB加盟店でも使えるケースが多いです。出張や旅行でラウンジを多用する方、ステータス性を重視する方に適したカードと言えます。
| カード | 発行会社 | 年会費 (税込) |
基本マイル還元率 | 移行手数料 | ラウンジ | 旅行保険(海外) | 主な特典 | 公式URL |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ANAカードVISA / Masterカード | 三井住友カード | 一般 約7,700円 / ワイド 約15,400円 | 0.5%(実質最大0.59%) | 10マイルコース:6,600円/年 | ゴールド以上で国内ラウンジ可 | 最高5,000万円 | 年間利用ボーナス、海外加盟店が多い | 公式サイト |
| ANA JCBカード | JCB | 一般 約7,150円 / ワイド 約14,300円 | 0.5%(10マイルコースで最大1.0%) | 10マイルコース:5,500円/年 | ゴールド以上で国内ラウンジ可 | 最高5,000万円 | 移行手数料が安い、ポイント有効期限が長い、ハワイ優待 | 公式サイト |
| ANA アメリカン・エキスプレス カード | American Express | 一般 約7,700円 / ゴールド 34,100円 / プレミアム 165,000円 | 一般1.0% / ゴールド1.0%(航空券2%) / プレミアム1.5% | 無料(ポイント無期限) | 国内主要空港+ハワイ、上位はプライオリティパス付帯 | 最高1億円 | ポイント無期限、手荷物無料、ホテル優待、入会キャンペーン | 公式サイト |
| ANA ダイナースカード | 三井住友トラストクラブ(Diners) | 本会員 29,700円 / プレミアム(招待)170,500円 | 1.0%(プレミアム1.5%) | 無料(移行手数料なし) | 世界1,300以上のラウンジ無制限利用 | 1億円超(非常に手厚い) | ダイナースリワード→ANA移行可、ラウンジ最強、ステータス性 | 公式サイト |
このように、同じANAマイルを貯めるカードでも発行会社ごとの特色があります。「とにかく還元率重視でマイルを稼ぎたい」ならボーナスポイント込みで最大1.09%狙えるVISA/Master系、「余計なコストを抑えたい」なら移行手数料が割安なJCB系、「長くコツコツ貯めたい」ならポイント無期限のアメックス系、「ラウンジや保険など付帯重視」ならダイナース系、といった具合に選ぶと良いでしょう。
それでは「ANAマイルが効率よく貯まるカード」を還元率の高い順にいくつか紹介します。陸マイラーにとって肝心なのは普段の支払い1円あたり何マイル獲得できるか(マイル還元率)です。2025年現在、主要カードの中でANAマイル還元率が高い代表例は以下のようになっています。
- ANA VISAプラチナプレミアムカード(年会費88,000円/2025年12月10日以降は96,800円に改定予定・還元率1.5%)
ANAカード最高峰の一つで、100円につき1.5マイルという驚異的な貯まりやすさを誇ります。年間10,000マイルの継続ボーナスもあり、フライトボーナス50%と合わせてマイルを最大化できる一枚です。年会費は高額ですが、毎年の国内外旅行券プレゼントなど独自特典も豪華です。 - ANAダイナースプレミアムカード(年会費170,500円(税込)・還元率1.5%)
招待制のハイエンドカードですが、無制限ラウンジアクセス等の付帯とともに基本還元率1.5%を実現しています。高額決済で大量マイルを狙いたい富裕層向けですが、その実力は折り紙付きです。 - ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード(年会費165,000円・還元率1.3%~1.5%)
アメックス発行のプレミアムカードで、通常100円=1 ANAマイル、ANA航空券購入時は100円=3マイルと最大3%還元になります。ポイント無期限や充実の旅行特典も考慮すると、ANAをメインに利用する方には非常に評価の高いカードです。 - ANAマイレージクラブ(AMC)提携カード以外の高還元カード – 例: Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード(年会費82,500 円(税込))
ホテル系ですが100円=3ポイントが貯まり、60,000ポイントごとにANAマイル25,000マイルへ交換できるため、実質1.25%の高還元でANAマイルを獲得できます。加えて毎年の無料宿泊券やホテル上級会員資格も付与されるコストパフォーマンスの高さで人気です。 - ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD(ソラチカゴールドカード)(年会費15,400円(税込)・還元率~1.5%)
東京メトロとの提携カードで、定期券購入やメトロ乗車でポイントが貯まりANAマイルへ効率良く交換できます。特にソラチカゴールドはメトロポイントからの年間交換上限が拡大され、メトロユーザーなら最大1.5%相当のANAマイル還元も可能と言われます。東京在住で地下鉄利用が多い陸マイラーにとって定番の一枚です。 - ANA VISAワイドゴールドカード(年会費15,400円(税込)・還元率1.0%)
年会費と還元率のバランスが良く、移行手数料無料で実質1.0%のマイル還元を実現できるコスパ優秀カードです。初年度年会費無料や入会2,000マイルボーナスなどもあり、まず迷ったら選ばれるANAゴールドの代表格です。
| カード名 | 年会費(税込) | ショッピングマイル還元 | フライトボーナス | 主な特徴・強み | 公式URL |
|---|---|---|---|---|---|
| ANA VISAプラチナプレミアムカード | 88,000円(2025/12/10以降 96,800円予定) | 1.5% | +50% | 100円=1.5マイル。継続ボーナス10,000マイル、国内外旅行券など特典が豪華 | 公式サイト |
| ANAダイナース プレミアムカード | 170,500円 | 1.5% | +50% | 招待制。無制限ラウンジ等プレミアム特典+高還元で大量マイル狙いに最適 | 公式サイト |
| ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード | 165,000円 | 1.3%〜1.5%(ANA航空券 3%相当) | +50% | 通常100円=1マイル、ANA航空券100円=3マイル。ポイント無期限、旅行特典が厚い | |
|
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード |
82,500円 | 実質1.25%(100円=3P→60,000P=25,000マイル) | — | ホテル系だがANAへ高効率移行。無料宿泊特典と上級会員付与で総合コスパが高い | 公式サイト |
| ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD(ソラチカゴールドカード) | 15,400円 | 〜1.5%相当(メトロポイント経由) | +25% | メトロ乗車・定期でポイント多重取り→ANAマイルへ高効率交換。東京メトロ利用者の定番 | 公式サイト |
| ANA VISAワイドゴールドカード | 15,400円 | 1.0%(移行手数料無料) | +25% | 年会費と還元のバランス良好。入会特典ありで“まず1枚”の定番ゴールド | 公式サイト |
表は横にスライドできます。
この他にも、「年会費無料で始めたいならANA JCB一般カード(初年度無料・翌年以降2,200円)」や、「ソラチカカード(一般)は改悪後も健在でポイントルートとして健闘」など、多種多様なカードがあります。自分の予算やライフスタイルに応じて、年会費に見合うマイルが得られるかを軸にカードを選ぶと良いでしょう。
ANAマイルを最大化する裏ワザと移行ルート
クレジットカードでANAマイルを貯める際、ポイントサイトや他ポイントを経由する裏ワザを活用すれば、さらに高効率でマイルを獲得できます。陸マイラーの間で有名だったのが「TOKYUルート」と呼ばれるポイント交換ルートで、ポイントサイトで稼いだポイントをドットマネー経由でTOKYUポイントに替え、最後にANAマイルへ75%の高レートで移行する方法です。しかし残念ながらTOKYUルートは2022年3月末で閉鎖されてしまいました。現在は新たな「みずほルート」が本命とされ、JQカード(JR九州系)とセゾンカードを組み合わせることでポイントサイトのポイント→ANAマイルを約70%のレートで交換できます。少し手順は複雑ですが、年会費無料~安価なカードの組み合わせでできるので、マイルを大量に貯めたい方は是非検討しましょう。
また、ANAカードには裏技的なテクニックも存在します。例えば電子マネー「ANA Pay」を活用する方法です。ANA PayはANAカードからチャージすることでチャージ分のカードポイント(マイル)と、決済時に独自ポイント「ANA Payポイント」が二重取りできます。ANA Payポイントは最終的にANAマイルに交換可能なため、カード利用1回で二重にマイルを稼げることになります。キャンペーン時にはANA Payポイント10%還元など大盤振る舞いの企画もあるため、タイミングを見て活用すると良いでしょう。
さらに、ポイントサイトの活用も重要です。ポイントサイト(例: ハピタス、モッピー等)経由でクレジットカード新規発行や各種サービス利用をすると、大量のポイントがお祝いとしてもらえます。これらを上記の高レートルートでANAマイルに交換すれば、一度に数万マイルを獲得することも難しくありません。モッピーではJALマイル向けのキャンペーンが有名ですが、ANAマイルでもハピタスの70%ルートが強力で、「ポイントサイト→ANAマイル交換はハピタスの方が優位」という情報もあります。このようにポイント経由の陸マイル活動を取り入れると、クレジットカードの決済だけに頼らず効率よくANAマイルを増やすことができます。
最後に、ANAスカイコインや提携ポイント活用も裏技の一種です。ANAマイルは直接他社ポイントに交換することもでき、例えば楽天ポイントへの交換(1マイル=1楽天ポイント)や、電子マネーEdyへの交換などがあります。価値的には等価もしくは目減りしますが、有効期限間近のANAマイルを無駄にしない手段として覚えておくと良いでしょう。またANAスカイコインは1コイン=1円でANA航空券購入に使える電子クーポンですが、一定以上のマイル交換では1.2倍~1.7倍のプレミアムレートが適用されます。例えばマイル有効期限内に特典航空券で使い切れない場合、スカイコインに交換すればさらに期限を延ばして活用できるメリットがあります。このようなルート・裏技を駆使し、「貯めたマイルを無駄なく最大価値で使い切る」のがANAマイル達人への道です。
3. JALマイルが貯まるおすすめカード

続いてJALマイルについて、JALカードを中心に解説します。JALカードもANAカード同様に多彩な種類がありますが、大きな特徴としてショッピングマイル・プレミアム(SMP)というオプションサービスがあります。これは年間3,300円(税込)を支払うことでショッピング時のマイル積算が通常の2倍(200円=1マイル→100円=1マイル)になるサービスです。普通カードやCLUB-Aカードでは任意加入ですが、CLUB-Aゴールドカード以上は自動付帯(無料)となっています。このSMPの有無がJALカードの還元率に直結するため、各カードの年会費と合わせて重要なポイントになります。以下ではJALカードの種類とステータス別特典、CLUB-A・ゴールド・プラチナの違い、そしてJALマイルを貯めるのに有利なカードやルートを詳しく見ていきましょう。
JALカードの種類とステータス別特典
JALカードには基本の普通カードから、上位のCLUB-Aカード、さらに特典充実のCLUB-Aゴールドカード、最上位のプラチナまでグレードがあります。加えて学生専用のJALカードnaviや20代限定特典付きのJAL CLUB ESTなど、会員ステータス(年齢)に応じた特別版も存在します。それぞれ年会費とマイル特典が異なるため、主な違いをまとめます:
- 普通カード(年会費2,200円税込・初年度無料): 基本のJALカードで、入会ボーナス1,000マイル、毎年初回搭乗ボーナス1,000マイル、フライトマイル+10%の特典があります。ショッピングマイルは通常200円=1マイル(還元率0.5%)ですが、SMP加入で100円=1マイル(1.0%)にできます。年会費を抑えつつJALマイルを貯めたい方に向いています。
- CLUB-Aカード(年会費11,000円税込): 普通カードよりワンランク上で、入会ボーナス5,000マイル、初回搭乗ボーナス2,000マイルと大きな特典アップがあります。フライトマイルボーナスも+25%に強化され、付帯保険も海外・国内とも普通カードより手厚くなります。ショッピングマイルは通常0.5%(SMP加入で1.0%)ですが、飛行機搭乗機会が多い人にとってはボーナスマイル分で年会費の元が取りやすいカードです。
- CLUB-Aゴールドカード(年会費17,600円税込): ゴールドになるとSMP年会費3,300円が自動付帯で実質ショッピングマイル1.0%となり、さらに最高1億円の旅行傷害保険、国内・ハワイ主要空港ラウンジ無料利用などサービスが一層充実します。JALカード特典(入会5,000マイル、毎年初回搭乗2,000マイル、フライト+25%)に加え、カード固有の付帯サービスが欲しい方に最適です。ディズニーデザインカードなども選べる人気のグレードで、家族旅行や出張で「使って貯めて守る」安心感があります。
- プラチナカード(年会費34,100円税込): JALカードの最高位ステータスカードで、基本還元率1.0%(SMP込)に加え「アドオンマイル」という独自特典があります。アドオンマイルとはJAL航空券や機内販売利用時に追加でもらえるマイルのことで、プラチナでは例えば航空券購入100円につき2マイル(+2%)のボーナスが付与されます。結果としてJAL直販での航空券購入時は最大4%還元(100円で4マイル)にもなり、飛行機利用が多い人ほど強力です。プラチナカードには24時間対応のコンシェルジュサービス、国際線手荷物宅配無料、JALグローバルクラブ(JGC)会員資格※ など、富裕層ビジネス層向けの特典も満載です。※JGCは別途入会条件を満たす必要がありますが、プラチナ相当のカード保有でJGC入会資格を得られる場合があります。
- 学生専用 JALカード navi(年会費在学中無料): 学生限定の超お得なJALカードで、なんと年会費無料で普通カード相当のサービスが受けられます。加えてフライトマイル50%増や語学検定スコア達成でのボーナスマイルなど、独自の優遇特典があります。還元率もショッピング1%相当(SMP不要)と高く、学生のうちに大量のJALマイルを貯めるチャンスを提供してくれます。
- 20代限定 JAL CLUB EST(年会費:カード年会費+5,500円または2,200円): 20~30歳未満の若者向けオプションで、普通カード/CLUB-Aの場合は5,500円、ゴールド/プラチナの場合2,200円の追加年会費で加入できます。CLUB EST会員になるとマイル有効期限が通常36か月→60か月に延長されるほか、毎年継続時に2,500マイル、搭乗ごと+5%マイルなど大盤振る舞いの特典が付きます。さらにJALサクララウンジ年5回利用券まで提供され、20代のうちから上級会員並みの体験ができます。「若いうちにマイルを貯めて海外旅行したい!」という人は入って損のないプログラムです。
| カード名 | 年会費(税込) | ショッピングマイル還元 | フライトボーナス | 主な特徴・強み | 公式URL |
|---|---|---|---|---|---|
| 普通カード | 2,200円(初年度無料) | 0.5%(SMP加入で1.0%) | +10% | 入会1,000マイル・初回搭乗1,000マイル。年会費を抑えてJALマイルを貯めたい方向け | 公式サイト |
| CLUB-Aカード | 11,000円 | 0.5%(SMP加入で1.0%) | +25% | 入会5,000マイル・初回搭乗2,000マイル。旅行保険が強化され、年に数回飛ぶ人は元が取りやすい | 公式サイト |
| CLUB-Aゴールドカード | 17,600円 | 1.0%(SMP自動付帯) | +25% | 旅行保険1億円・国内/ハワイ空港ラウンジ無料。ディズニーデザイン選択可で全体的に特典が充実 | 公式サイト |
| プラチナカード | 34,100円 | 1.0%(SMP込) | +50%(アドオンマイル最大+2%) | JAL航空券購入で100円=4マイル相当。コンシェルジュ、国際線手荷物宅配、JGC資格の近道にも | 公式サイト |
| 学生専用 JALカード navi | 在学中無料 | 1.0%(SMP不要) | +50% | 語学検定スコアなどでボーナスマイル多数。学生最強クラスのマイル優遇カード | 公式サイト |
| 20代限定 JAL CLUB EST | カード年会費 + 2,200〜5,500円 | カードに準ずる | +5% | マイル有効期限60か月、毎年2,500マイル、サクララウンジ5回無料。20代限定の大盤振る舞い | 公式サイト |
表は横にスライドできます。
最新の特典内容や入会キャンペーンは、JALカード公式サイトで公開されています。JALカード公式サイトはこちら→JAL公式ページで詳細を見る
以上のように、JALカードは自分のステータス(一般/学生/20代)や利用スタイルに合わせて最適な一枚が選べるよう設計されています。フライト中心なら上級カード、日常決済中心なら年会費とのバランス重視で選ぶと良いでしょう。ちなみに家族でJALマイルを合算したい場合、JALはJALカード家族プログラムで家族間マイルを合算して特典に交換することも可能です(JALカード会員同士で要申し込み)。
JAL CLUB-A・CLUB-A GOLD・プラチナの比較
前述したグレードの中核であるCLUB-A、CLUB-Aゴールド、プラチナについて、その違いを整理します。いずれも社会人向けの上級カードですが、サービス内容に明確な差があります。
- 年会費とショッピングマイル: CLUB-A 11,000円(+SMP3,300円任意)、ゴールド17,600円(SMP込)、プラチナ34,100円(SMP込)。ゴールド以上は追加費用なく常時100円=1マイルのショッピングマイルが貯まります。CLUB-AだけSMP別料金ですが、それでもゴールドとの差は年会費で約3,300円程度なので、SMP利用前提ならゴールドのコスパが良いです。還元率自体はどのグレードも基本1.0%(プラチナも1%)ですが、プラチナはアドオンマイルにより実質還元が特定利用で上がる点が特徴です。
- フライトボーナス: CLUB-A・ゴールド共に搭乗ごとのボーナス+25%、プラチナも+25%(一説にプラチナも同率です)。したがって純粋な飛行機搭乗によるボーナスマイルはCLUB-A以上で同じです。入会/毎年初回搭乗ボーナスはCLUB-A・ゴールド5,000/2,000マイル、プラチナも5,000/2,000マイルと共通です。
- 付帯サービス: 大きな違いは付帯保険やラウンジ、優待面です。CLUB-Aゴールドになると国内主要空港とホノルルのラウンジを同伴者1名まで無料利用可(ゴールドカード共通特典)となります。旅行傷害保険もゴールドは自動付帯で海外・国内とも最高5,000万円~1億円、家族特約付きの場合もあります。プラチナではそれがさらに充実し、プラチナコンシェルジュサービス(24時間対応デスク)や海外空港での荷物宅配2個無料、国際線ビジネスクラスチェックインカウンター利用など、一部航空上級会員向けに近い特典が使えます。また、プラチナカード会員はJALグローバルクラブ(JGC)への入会要件を満たす“準備”が整う点も見逃せません。JGCへの入会には、JMBサファイア以上のステイタスを達成し、かつCLUB-Aカード以上(CLUB-A/CLUB-Aゴールド/プラチナ)を保有している必要があります。つまり、プラチナカードの保有だけでは入会資格は得られませんが、JGCを目指すうえで最適なステップとなります。入会後は、年会費を払い続ける限りサファイア相当の上級ステータス(ラウンジ利用・優先搭乗など)を継続できる点が魅力です。
- 総合評価: CLUB-Aカードは「フライトボーナス目的で必要最低限を安価に」という位置づけ、CLUB-Aゴールドは「旅行保険やラウンジ特典を含めた総合力の高さ」、プラチナは「サービス最高峰とJGC資格も射程に」という違いがあります。毎年のカード利用額が多くJAL便も頻繁ならゴールド以上、そうでなければCLUB-Aで十分というのが一般的です。ただ最近は2025年に新設された「JALカード プラチナ Pro」(後述)が登場し、JALカードの最上位ラインが拡充されました。プラチナ Proは年会費77,000円と通常プラチナの倍以上ですが、プラチナ特典に加えプライオリティ・パス発行やPro限定優待が用意されたスペシャルなカードです。今後は「プラチナPro→Luxury Card」という超富裕層向け階層も出てきたため、自分に見合ったランクを見極めることが大切です。
JALマイル高還元率カードランキング
JALマイルを貯める際に強力なカードもいくつか存在します。ANAと異なりJALの場合、自社カード以外でマイルに直結する選択肢が限られますが、それでも工夫次第で1%以上の高還元を実現可能です。以下に主要な高還元カードをランキング形式で紹介します。
- セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス(年会費33,000円(税込)※条件付・JALマイル還元率1.125%)
クレディセゾン発行の法人・個人事業主向け(実質誰でも申し込める)プラチナカードです。特徴は「SAISON MILE CLUB」に無料登録でき、カード利用1,000円ごとにJALマイルが自動で11.25マイル貯まる点です。これは還元率1.125%に相当し、JALカードの1.0%を超える効率です。年200万円以上利用で翌年以降年会費11,000円に半減するため、実質負担も少なく、「陸マイラー最強カード」の呼び声も高い一枚です。さらに世界1,300ヶ所以上のプライオリティパスラウンジ使い放題、手厚い旅行保険も付帯しており、JAL派にとってコスパ最強クラスのカードとなっています。 - JALカード Suica CLUB-Aゴールド(年会費20,900円・還元率1.0%~1.5%)
JR東日本のJRE POINTとJALマイル両方が貯まるハイブリッドカードです。Suicaチャージや定期券購入でJRE POINTが多重に貯まり、それを2:1でJALマイルに交換できるため、使い方次第で最大1.5%相当のJALマイル還元も可能です。普段はJALカードショッピングマイル1.0%に加え、JR利用分でJRE POINTが付与され二重取りできる点が強みです。首都圏在住で電車・モール利用が多い方には効率的なカードでしょう。 - JALアメリカン・エキスプレス・カード プラチナ(年会費34,100円・還元率1.0%)
こちらはJALとアメックス提携のプラチナ級カードで、基本100円=1マイル(1.0%)です。還元率自体は他のJALプラチナと同じですが、アメックスブランドならではのホテル・レストラン優待やコンシェルジュ、手荷物無料宅配サービスなど付帯が魅力です。マイルもサービスも両方取りたい方に支持されています。 - マリオットボンヴォイ・アメックス(一般カード)(年会費34,100円 (税込)・還元率最大0.8%)
Marriott BonvoyポイントからJALマイルへの交換で、60,000ポイント→25,000マイル(20,000+5,000ボーナス)という効率が得られます。一般カードでは100円=2ポイント(=0.83マイル相当)なので実質0.83%のJALマイル還元です。還元率では上位カードに劣りますが、年1回の無料宿泊などの特典を含めると非常に人気があります。ANAマイルにも同様に使えるため、JAL/ANA両方貯めたい人の選択肢としても有力です。 - JALダイナースクラブカード CLUB-Aゴールド(年会費30,800円・還元率1.0%)
ダイナースが発行するJALカードで、標準で100円=1マイル(1.0%)と高めの設定です。ダイナースクラブの空港ラウンジ(家族会員も無料)や1億円補償の旅行保険など、ラグジュアリーサービスが豊富で「サービス重視のJALカード」と位置づけられます。還元率は上位と同等ですが、ダイナースクラブ独自のグルメ優待やイベント招待があり、JALマイルを貯めながら上質な体験を得たい方に向いています。 - (参考)JAL Luxury Card Limited(年会費599,500円・還元率1.5%)
2025年登場の招待制超プレミアムカードです。発行枚数限定で招待条件非公開というレアさですが、年間50,000FOP(フライオンポイント=JAL上級会員資格ポイント)付与で自動的にJMBサファイア資格取得、すなわちJGC入会&ラウンジ利用権が手に入ります。基本還元率も1.5%と最高水準で、JALマイルを潤沢に貯めつつ上級会員サービスを「お金で買う」カードとも言われます。年会費約60万円と別次元ですが、情報としてご紹介します。
| カード名 | 年会費(税込) | JALマイル還元率 | 主な貯まり方・強み | 主な特典 | 公式URL |
|---|---|---|---|---|---|
| セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス | 33,000円 | 1.125% | SAISON MILE CLUBで1,000円=11.25マイル。JALカードの1.0%を超える効率 | プライオリティパス使い放題、旅行保険、コンシェルジュ | 公式サイト |
| JALカード Suica CLUB-Aゴールド | 20,900円 | 1.0%〜1.5% | JAL1.0%+JR利用でJRE POINT二重取り→実質最大1.5%相当 | 国内空港ラウンジ、旅行保険、Suica定期対応 | 公式サイト |
| JALアメリカン・エキスプレス・プラチナ | 34,100円 | 1.0% | 基本100円=1マイル。JAL直販+会員特典と相性が良い | ホテル優待、レストラン優待、手荷物無料宅配 | 公式サイト |
|
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カード |
34,100円 | 最大0.83% | 100円=2P→60,000Pで25,000マイル。実質0.83%還元 | 年1回無料宿泊、会員特典 | 公式イト |
| JALダイナース CLUB-Aゴールド | 30,800円 | 1.0% | 標準で100円=1マイル。サービス重視でマイルを貯めたい人向け | ダイナースラウンジ、1億円補償、グルメ優待 | 公式サイト |
| (招待制)JAL Luxury Card Limited | 599,500円 | 1.5% | 年間50,000FOP付与=自動でJMBサファイア相当 | 上級会員サービスを“購入”できるカード | 非公開 |
表は横にスライドできます。
一般の方にとって現実的なのは1~5のカードでしょう。特に1位のセゾンプラチナ・ビジネス・アメックスは年会費実質1万円台で1.125%という突出した存在で、JAL陸マイラーに人気です。自分の生活圏に合わせ、例えば「Suica派ならJAL Suicaカード」「幅広く貯めたいならセゾンプラチナ」など選ぶと良いでしょう。
JALマイルを効率よく貯めるルートと使い道
JALマイルもANA同様、ポイントサイトや他社ポイントを活用することで効率アップが図れます。代表的なのは「JALマイル→Ponta/dポイント相互交換」の仕組みです。JALは共通ポイントのPontaおよび携帯大手のdポイントと提携し、JAL 5,000マイルをPontaまたはdポイント5,000ポイントに交換できます(逆方向も一部可能)。これは事実上マイルを等価で買い物ポイント化できるため、有効期限が迫ったマイルの救済や、逆にPonta/dポイントをJALマイルに集約する手段として有用です。特にdポイントはキャンペーンでJAL⇔dのレートが優遇されることもあり、陸マイラーは要チェックです。
また、ポイントサイト経由でJALマイルを貯めるルートもあります。ANAほど高レートなルートはありませんが、有名なのはモッピーを使った「モッピールート」です。モッピーで貯めたポイントをdポイント等に交換し、JALマイルへ最終的に80%程度のレートで持っていく方法が過去に存在しました(現在はやや改定あり)。モッピー自体が「JALマイルを貯めやすいポイントサイトNo.1」と宣伝していることからも、JAL派なら登録しておいて損はありません。カード発行案件などで一気に数万ポイントを稼ぎ、それをJALマイルに換えることで、大量マイルを短期間で獲得することも可能です。
JALマイルの使い道としては、やはり特典航空券が最有効でしょう。国内線特典は片道6,000マイルからと使いやすく、JALは直前でも空席があれば発券できます。国際線ではJAL独自の「どこかにマイル」というユニークな交換も人気です。これは7,000マイルで国内のどこか(行き先はおまかせ4候補から決定)往復航空券が取れるもので、少ないマイルで旅行のサプライズを楽しめます。さらにマイルに余裕があればJAL海外ツアーやホテルに交換することもできますし、冒頭で触れたようにe JALポイントに替えて有償航空券の支払いに充当すれば有効期限の延長もできます。JALの場合、e JALポイントに交換すると1マイル=1.5円相当になる優遇もあり(例: 10,000マイル→15,000ポイント)、マイル不足時の航空券購入にも役立ちます。
JALカードを活用した裏技としては、やはりJALグローバルクラブ(JGC)入会とクレジットカードの組み合わせでしょう。先述のとおり、一度JGC資格を得てJGC専用カード(年会費有料)を持てば、毎年のフライト実績なしでもラウンジや優先搭乗などの上級会員サービスを維持できます。JALカード プラチナまたはCLUB-Aゴールドを持ちながらJGCに入れば、そのカードは「JALカード JGC」という肩書きに変わり、よりステータス感も増します。JGC修行(一定期間に大量のフライトでサファイア達成)は大変ですが、陸マイラーが大量のJALマイルを貯めていれば特典航空券で効率的に飛んで修行コストを抑えることもできます。マイルを「上級会員資格獲得」という形で還元するのも、一つの使い道として覚えておくと良いでしょう。
4. アメックス・ダイナース・JCB・VISAの比較

ここでは少し視点を変えて、国際ブランドごとの特徴をマイルという観点から比較します。クレジットカードには様々なブランドがありますが、特に日本で流通の多いAmerican Express(アメックス)、Diners Club(ダイナース)、JCB、VISA/Mastercardについて、それぞれマイルに絡む戦略や付帯サービスの違いを見てみましょう。
アメックスのマイル戦略とANA・JAL以外の提携先
アメックス(米国アメリカン・エキスプレス)は、自社のポイントを多彩なマイルに交換できるのが強みです。アメックスカードで貯まるメンバーシップ・リワード(MR)ポイントは、主要な航空会社15社以上のマイルに移行可能です。国内2大のANAはもちろん、JALとは直接提携がありませんがブリティッシュエアウェイズ(BA)のAviosに替えてからBAを通じてJAL国内線に乗る、という裏技的な使い方もできます。さらにデルタ航空、シンガポール航空、カタール航空、エミレーツ航空など世界中の航空会社のマイルに対応しており、「1枚で複数エアラインの上級会員を狙う」ような使い方も可能です。
アメックスのマイル戦略として特筆すべきは、入会キャンペーンの豪華さです。例えば2025年10月時点でアメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードでは新規入会で合計65,000ポイントがもらえるキャンペーンがに行われました。これは指定期間内に一定額を利用するともらえるボーナスですが、非常に達成しやすく設定されており、「カードを作るだけで特典航空券に手が届く」レベルです。こうした大胆なプロモーションは他ブランドにはないアメックスならではの戦略です。
また、アメックスは「プロパーカード(自社発行カード)の充実」も特徴です。ANAやデルタ提携のような提携カード以外に、グリーン、ゴールド、プラチナ、センチュリオン(ブラック)といった自社ブランドカードがあり、それぞれ旅行特典が豊富です。これらは直接マイルは貯まりませんが、MRポイントを経由して好きなマイルに替えられるため、「どのマイルを貯めるか決めていない、でも旅行好き」という人にとって万能の存在です。特にアメックス・プラチナは年会費約165,000円(税込)と高額ながら、無制限のプライオリティ・パスやホテル上級会員権、自宅までの手荷物無料宅配、ファイン・ホテル・アンド・リゾートでのアップグレード等、VIP待遇が揃っています。マイルに関しても、プラチナ以上ならポイント有効期限無期限、航空会社ごとの移行上限も高めです。総じてアメックスは「マイルを含めトラベル全般に強いオールラウンダー」と言えます。
ダイナースクラブの特典とマイル移行の柔軟性
ダイナースクラブ(Diners Club)は世界初のクレジットカードブランドで、ステータスカードの代名詞とも言われます。ダイナースの特徴は会員限定サービスの質とマイル移行先の多さです。ダイナース発行のカード(プレミアムを除く)で貯まるリワードポイントは複数の航空会社マイルに交換できます。ANAやデルタ航空、大韓航空、ユナイテッド航空、ブリティッシュエアなど幅広く、アメックスほどではないにせよ10社前後のマイルが対象です。JALとも提携があり、JALダイナースカードでなくともダイナースポイント→JALマイルへの移行が可能です(年間上限など条件あり)。
ダイナースのポイント移行に関して嬉しいのは、有効期限がない点と移行手数料が無料な点です(カード種別によります)。ゆっくりポイントを貯め、好きなタイミングで希望のマイルに移せるため、「陸マイラーだけど今すぐは旅行予定がない」といった場合にも安心です。またダイナースクラブ プレミアムカード(インビテーション制)は、さらに交換レートや上限に優遇があると言われます。例えばANAマイルへの移行レートが通常カードの2倍になる、上限が実質無制限になる等、詳細非公開ながら「マイル移行に関して最高待遇」と噂されています。
サービス面では、ダイナースは「旅行・食のダイナース」と呼ばれるほど特典が多岐にわたります。空港ラウンジは会員+同伴者1名まで無料が原則で、世界1000ヵ所以上をカバー。しかも回数制限が無く、提示するのはダイナースカードだけでOKなので、Priority Passのように別途カードを持つ必要もありません。さらに、高級レストランで1名無料になるエグゼクティブダイニング、会員限定のイベント(有名シェフのディナー、芸術鑑賞会など)、提携ホテルの朝食サービスや部屋アップグレード、海外コンシェルジュサポートなど、「お金では買えない体験」を提供してくれます。海外旅行保険も自動付帯で手厚く、具体的には一般のダイナースで最高1億円(利用条件なし)、家族にも別枠で1,000万円程度つくことが特徴です。アメックスと比べても、保険に関してはダイナースの方が自動付帯で条件が良いというデータがあります。
ただしダイナースは加盟店が限定される場合があり、特に日本国内では中小店舗で利用できないことがあります。大手チェーンやホテル・航空会社などは問題ありませんが、地方の個人商店などでは断られるケースもゼロではありません。しかしその点も近年はJCBとの提携により改善が進み、JCB加盟店でダイナースが使えるようになってきました。結果として、「ダイナース1枚でほぼ事足りる」状況に近づいています。総じてダイナースクラブは「サービス品質を最優先しつつ、マイルも効率的に貯められる」ブランドとして評価できます。
JCB・VISA・Masterの国際ブランド別の強み
JCB、VISA、Mastercardは全世界で最も使われている主要ブランドです。これらはカード発行会社が別に存在する(プロパーを除き)ため、一概にサービス比較は難しいですが、マイルとの関連や特徴を挙げます。
- JCB: 日本発のブランドで、日本国内での使い勝手は抜群です。JCBの強みは日本人向けサービスが多いこと。海外ではハワイ・グアム・台湾など日本人観光客の多い地域でJCB優待や専用ラウンジがあります。例えばホノルルにはJCB会員向けの「JCBプラザ ラウンジ」があり、荷物預かりやドリンクサービス、現地オプショナルツアー予約などが無料で受けられます。マイルに関しては、JCBブランドのカードで直接貯められるのはANAマイルが中心ですが、JCBの独自ポイントOki DokiをANAマイルに移行可能なため、JCB一般カードでもANA陸マイル活動が可能です。またJCBはディズニーとの提携が深く、ディズニーランドでの優待やディズニーデザインカードを選べるのはJCBだけです。ポイントを「東京ディズニーリゾートのパークチケット」に交換できるなど、家族旅行派には嬉しい特典もあります。
- VISA: 世界シェアNo.1のブランドで、どこでも使える安心感があります。VISAの特徴は発行会社によるサービス差が小さいことです。例えば日本では三井住友カードや三菱UFJニコス、クレディセゾンなど様々な会社がVISAカードを発行していますが、基本的な加盟店特典は共通です。ただし銀行系(SMBC)のVISAカードには「Vpassアプリ」での使い勝手の良さや、前述のボーナスポイント制度など独自の強みもあります。マイルとの関連では、VISAブランドのANAカードや各航空提携カード(ユナイテッドやハワイアン航空など)が多い傾向です。海外旅行に強いエアライン系カードの多くがVISAブランドで発行されており、前述したようにエールフランスやハワイアン航空のカードもVISAです。またVISAはタッチ決済(NFC)が世界標準で、海外でスマホやカードのタップでスムーズに支払えるのも利点です。最近はVisaラインペイカードなど年会費無料高還元のカードも増え、若者から富裕層まで幅広くカバーしています。
- Mastercard: 世界シェア2位のブランドで、VISAとほぼ同等に使えます。Mastercardの特色は、独自の優待プログラム「Mastercard Priceless」という各国での体験型サービス提供に力を入れていることです。例えば旅行先の現地ツアーやレストラン予約、イベント参加などMastercard会員限定の特典が展開されています。マイル関連では、MastercardもVISA同様に多くの提携カードを抱えます。近年話題なのは、JALが2025年8月に導入した「JAL Mastercard ラグジュアリーカード」です。Mastercardの最上位「ワールドエリート」のサービスを載せた金属製カードで、年会費242,000円/594,000円の2タイプが登場しました。これらはJALのダイヤモンド・サファイアと同等のステータスをお金で買えるカードとして注目を集めました。Mastercardはこのように富裕層向けのラグジュアリーカードブランド展開にも積極的で、国内では他に漆黒の「Mastercard Black Card」なども存在します。一般的なMastercardの利点としては、海外キャッシュサービスCirrus網が広いこと、加盟店によってはVISAよりMastercardが使える場合があること(ヨーロッパなどVisa偏重店でMasterのみOKなケースも)などが挙げられます。
以上をまとめると、JCBは国内サービス充実、VISAはどこでも安心、Mastercardは独自優待が光るといったところです。マイルを貯める上では、自分の持つカードがこれらのブランドのどの発行会社製かも意識すると良いでしょう。発行会社ごとにポイントプログラムや移行レートが異なるため、「同じVISAでも○○カード会社の方がマイルに有利」といったケースもあります。自分が重視する条件(サービス内容、マイル移行手数料、ブランドの使いやすさ)に照らして選ぶと満足度の高いカードライフが送れるでしょう。
空港ラウンジ・旅行保険・特典比較表
最後に、主要ブランドのカードに付帯する空港ラウンジサービスや旅行保険、その他特典を比較表でまとめます。以下はゴールドカード相当以上の条件での一般的な比較です。
| ブランド | 空港ラウンジ(国内) | 空港ラウンジ(海外) | 旅行保険(海外) | 旅行保険(国内) | ショッピング保険 | ポイント有効期限 | その他特典 | 注記 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| American Express | ゴールド以上で国内主要空港ラウンジ無料(本人+同伴1名※) プラチナは同様に利用可 |
プラチナ:プライオリティ・パス付帯(同伴1名無料) ゴールド:ハワイ等の一部提携ラウンジ無料(同伴不可) |
ゴールド:最高5,000万円(利用付帯) プラチナ:最高1億円(自動付帯+利用条件) |
ゴールド:最高5,000万円(利用付帯) プラチナ:最高1億円(自動付帯) |
年間最高500万円(ゴールド以上) | 無期限(ゴールド以上での条件やMRプラス加入時) | 手荷物無料宅配(プラチナ2個・ゴールド1個 目安)/コンシェルジュ(プラチナ)/ ホテル上級会員資格(プラチナ)/ダイニング優待・イベント招待 |
※ゴールドの同伴者無料はプランによって異なる(現在は一部プランで1名無料) |
| Diners Club | 全グレードで国内主要空港ラウンジ無料(本人+同伴1名) | 全グレードで世界約1,700カ所以上のダイナースラウンジ網/ プレミアムは回数制限なし(本人+同伴1名 目安) |
一般:最高1億円(自動付帯)/プレミアム:1億円超+家族特約 | 一般:最高5,000万円(自動付帯)/プレミアム:最高1億円(自動付帯) | 年間最高500万円(一般カードも対象) | 無期限 | エグゼクティブダイニング(所定コース1名無料)/コンシェルジュ(プレミアム)/ 会員限定イベント/ゴルフ・クラシック優待 |
発行会社・券種により一部条件差あり |
| JCB | ゴールド以上で国内主要空港ラウンジ無料(本人のみ) | ハワイ・グアムなど一部提携ラウンジを利用可(本人のみ) | ゴールド:最高5,000万円(利用付帯が多い)/ プラチナ:最高1億円(自動付帯あり) |
ゴールド:最高5,000万円(利用付帯が多い)/ プラチナ:最高1億円(自動付帯あり) |
年間最高300万〜500万円 | 2〜3年(プラチナ以上で無期限設定の例あり) | JCBプラザコール(海外サポート)/ディズニー優待(券種による)/ 海外お土産宅配・Wi-Fi割引等 |
国際ブランドはJCBでも、発行会社や提携により細部が変わる |
| VISA / Mastercard | ゴールド以上で国内主要空港ラウンジ無料(本人のみ) | 発行会社・券種による(プラチナ以上でプライオリティ・パス付帯例あり) | ゴールド:最高5,000万円(利用付帯が多い)/ プラチナ:最高1億円(自動付帯の例あり) |
ゴールド:最高5,000万円(利用付帯が多い)/ プラチナ:最高1億円(自動付帯の例あり) |
年間最高300万〜500万円 | 発行会社により2〜3年(無期限カードの例もあり) | Visa/MCの国際優待(Priceless Cities 等)/発行会社独自特典(例:三井住友の先行チケットなど)/ 海外緊急再発行サービス |
同一ブランドでも発行会社と券種で条件が大きく変わる |
表は横にスライドできます。
上記の表から、ダイナースはラウンジと保険で優位、アメックスは総合的な旅行サービスが充実、JCBとVisa/Masterは発行会社次第で差と読み取れます。例えば「家族で旅行が多いなら同伴者も無料のダイナース」、「出張が多く手荷物宅配など便利なアメックス」、「普段使いとのバランスなら年会費控えめなJCB/Visaプラチナ」といった選び方もできます。
いずれにせよ、これらブランドのハイグレードカードは年会費に見合う手厚いサービスが揃っています。マイルを貯めるのも重要ですが、それと並行して「旅行自体を快適にする特典」も活用すれば、空の旅がより一層充実するでしょう。
5. 高還元率で選ぶ!マイルが効率よく貯まるカードランキング

ここでは年会費や特典別に、マイルを効率良く貯められるおすすめカードをランキング形式でまとめます。自分に合ったカードを探す際の参考にしてください。
年会費無料でマイルが貯まるコスパ最強カード
「なるべくお金をかけずにマイルを貯めたい!」という方には、以下の年会費無料カードがおすすめです。
- 楽天カード(ANAマイレージモール経由) – 年会費永年無料。200円につき楽天ポイント1ポイント(還元0.5%)が貯まり、2ポイント=1 ANAマイルに交換できるため実質0.5%のANAマイル還元です。還元率自体は高くありませんが、楽天市場や提携サービス利用でポイント倍率が上がる「楽天経済圏」を活用すれば実質還元を引き上げられます。普段の買い物で手堅くANAマイルを貯めるにはコスパ抜群です。
- dカード(レギュラー) – 年会費永年無料。100円につき1 dポイント(1%)が貯まります。NTTドコモの携帯料金払いやd払い利用でポイント加算率が上がるメリットも。dポイントは5,000ポイント=5,000 JALマイルに等価交換できる(※要ドコモ回線契約かつ年間交換上限あり)ため、条件を満たせば実質1%でJALマイルが貯まる計算になります。特にドコモユーザーなら携帯料金支払いで10%ポイント還元などの特典もあり、JALマイル獲得源として有力です。
- JCB CARD W – 年会費永年無料。39歳以下限定のオンライン申し込み専用カードですが、ポイントが常に2倍(一般JCBの2倍、1000円利用で2ポイント)と高還元です。1,000円で2 Oki Dokiポイント=6 ANAマイルに移行可能(10マイルコース利用時)なので、還元率約0.6%でANAマイルを貯められます。還元率0.6%は年会費無料カードとしては優秀で、Amazonやセブンイレブン利用時はさらにポイントアップの特約もあります。長期的にANAマイルを貯めたい若年層に人気の一枚です。
- イオンカード(JMB WAON一体型) – 年会費永年無料。イオングループでお馴染みのイオンカードにはJALマイレージバンク機能付きのものがあります。クレジット決済200円=1 WAONポイント(0.5%)が貯まり、自動的にJALマイルに1ポイント=1マイルで月間合算交換されます。つまり手間なく0.5%のJALマイル還元です。さらにイオン系列店舗ではポイント2倍デーなども多く、実質1%近くのマイル還元も期待できます。WAON電子マネーとして使えば200円=1マイルの「JALマイルが直接貯まる電子マネー」としても機能します。普段のスーパー買い物でマイルを貯めたい主婦・主夫におすすめです。
以上のカードは年会費無料で気軽に持てるため、初心者がまずマイル生活を試してみるのに最適です。ただし還元率は有料カードほど高くないため、「もう一歩効率を求めたい」と感じたら次項の年会費あり高還元カードも検討しましょう。
年会費を払ってでも得できるプレミアムカード
「多少の年会費を払っても、より多くマイルを貯めたい」という本気の陸マイラーには、以下のプレミアムカードがおすすめです。年会費以上のメリットを引き出せるカードを厳選しました。
- セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス(年会費33,000円(税込)※初年度無料・条件付優遇) – 繰り返しになりますが、JALマイル還元率1.125%と抜群の効率を誇ります。またプライオリティ・パス、コンシェルジュサービス、手荷物宅配無料(成田・中部到着時)など付帯も充実しており、年会費以上のリターンが期待できます。年間200万円利用で翌年度年会費が半額になる特典もあり、実質11,000円でプライオリティパス&高還元カードが持てる計算です。JALマイルを本格的に貯めるならまず検討すべき一枚でしょう。
- ANA VISAプラチナ プレミアムカード(年会費88,000円/2025年12月10日以降は96,800円に改定予定) – 三井住友カード発行のANA最上級カードです。100円につき1.5マイルというANAカード随一の高還元に加え、毎年カード継続ボーナス10,000マイルが付与されます。旅行保険や空港宅配、Visaプラチナサービスなど付帯サービスもトップクラスです。年会費は高額ですが、例えば年間400万円決済+継続ボーナスで計70,000マイル以上が得られる計算となり、1マイル2円換算すれば14万円相当と年会費を上回ります。年間数百万円単位でANAカード決済する方には逆にコストメリットの高いカードと言えます。
- マリオット・ボンヴォイ アメリカン・エキスプレス・プレミアムカード【年会費82,500円(税込)】 – ホテル系最強カードであり、マイル貯蓄にも威力を発揮します。100円=3ポイント、60,000ポイント毎に5,000マイルボーナスですからANA/JAL問わず実質1.25%の高還元を実現できます。加えて毎年の無料宿泊特典(50,000ポイントまでのホテル1泊)だけでも年会費の元が取れると評判です。マリオット系列ホテルでの上級会員待遇(ゴールドエリート)も付与され、旅好きにはたまらない特典づくし。マイルもホテルも欲しい贅沢派に最適な一枚です。
- アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード【年会費165,000円(税込)】 – 年会費は高額ですが、世界中の空港ラウンジ、ホテル・ダイニング特典、コンシェルジュとあらゆるサービスが揃ったフラッグシップカードです。マイル還元率自体は1%前後(提携航空会社への移行レートによる)ですが、無期限ポイントと多彩な移行先で汎用性抜群です。特に複数の航空マイルを用途に合わせて交換したい人には、アメックスプラチナ1枚で済む利便性があります。ファーストクラス搭乗並みの快適な旅をサポートしてくれるでしょう。
- JALカード プラチナ(年会費34,100円)+ JALグローバルクラブ(JGC) – JALマイルとJGCステータスを両立する組み合わせです。JALプラチナカードはショッピング1%、航空券購入時最大4%と高効率な上、JGCに入会すればラウンジ・優先搭乗などの上級サービスが受けられます。JGC入会にはJMBサファイア達成が必要ですが、頑張って修行(または大量マイル発券)して一度会員になれば、その後はフライト実績ゼロでもステータスを維持可能です。まさに「年会費を払ってでも得する」究極の例と言えます。
| カード名 | 年会費(税込) | ショッピングマイル還元 | フライトボーナス | 主な特徴・強み | 公式URL |
|---|---|---|---|---|---|
| セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス | 33,000円(初年度無料) | 1.125%(1,000円=11.25マイル) | — | SAISON MILE CLUBで自動積算。プライオリティ・パス、コンシェルジュ、手荷物宅配など付帯が充実 | 公式サイト |
| ANA VISAプラチナ プレミアムカード | 88,000円(2025/12/10以降 96,800円予定) | 1.5% | +50% | 100円=1.5マイル。継続10,000マイル、Visaプラチナ特典、旅行保険・空港宅配などプレミアム付帯 | 公式サイト |
| ANAダイナース プレミアムカード | 170,500円 | 1.5% | +50% | 招待制。世界中のラウンジ無制限など最上級のトラベル特典で大量決済と好相性 | 公式サイト |
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Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード |
82,500円 | 実質1.25%(100円=3P→60,000P=25,000マイル) | — | 無期限ポイントでANA/JALへ柔軟移行。毎年無料宿泊と上級会員(ゴールド)付与で総合コスパ高い | 公式サイト |
| アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード | 165,000円 | おおむね1%前後(移行先に依存) | — | 多彩な航空マイルへ柔軟移行。世界の空港ラウンジ、ホテル/ダイニング優待、強力なコンシェルジュ | 公式サイト |
| JALカード プラチナ + JGC | 34,100円(JGCは別途条件達成) | 1.0%(JAL航空券最大4%) | +25%(アドオン加算あり) | JGCでラウンジ/優先搭乗など上級体験。修行後は実績ゼロでも会員維持可能で“年会費で得”の代表例 | 公式サイト |
表は横にスライドできます。
これらプレミアムカードはカード自体のステータス性も高く、所有することで得られる満足感も魅力の一つです。本気でマイルを貯めるなら、ある程度の年会費投資は惜しまない方が結果的に多くのマイルやサービスを享受できるでしょう。
入会キャンペーンで大量マイルを狙えるカード
最後に、入会キャンペーンが豪華なカードを紹介します。上手く利用すれば短期間で大量マイルを手に入れるチャンスです。
- ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド – 2025年10月現在、ANAアメックスゴールドでは入会特典で最大68,000マイル相当(ボーナスポイント含む)のキャンペーンが展開されています。これは所定の期間内に合計180万円利用などの条件達成で得られるものです。仮に68,000マイル獲得できれば、ハイシーズンのハワイ往復の特典航空券に匹敵します。年会費34,100円ながら初年度にこの恩恵が得られれば圧倒的にお得です。
- アメリカン・エキスプレス・プラチナカード – プラチナカードでも期間限定で合計15万ポイント(=12万マイル相当)の入会キャンペーンが行われることがあります。こちらは招待制ではなく申し込み可能なプロパーカードです。高額な年会費設定ゆえに時折大型ボーナスが設定されるため、プラチナ検討中の方はキャンペーン時期を狙うと良いでしょう。
- ANA VISAワイドゴールドカード – 三井住友カードでは、過去にはANA VISAワイドゴールド入会時に最大19,000マイル(カード利用と各種登録の合計)プレゼントキャンペーンを実施していました。特にANAマイルが足りない初心者には大きな助けとなります。
- JALカード(普通カード) – JALカードも新規入会キャンペーンが頻繁にあります。例えば「入会ボーナス2,000マイル+初回搭乗5,000マイル」など、時期によっては合計7,000マイル以上もらえるケースがあります。学生向けJALカードnaviでは更に語学検定ボーナスなどユニークな特典もあります。入会時期によって内容は変わるため、公式サイトをチェックしてチャンスを逃さないようにしましょう。
- セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス – 前述の通りこちらは初年度年会費無料で、なおかつポイントサイト経由で数千円相当のポイントがもらえる案件が時折登場します。入会するだけでマイルとは別に利益が出るため、タイミングが合えば活用すると良いでしょう。
カード入会キャンペーンは期間限定で内容も変わりますが、上手に利用すると「カードを作ってすぐ特典航空券ゲット」という夢のような体験も可能です。特にマイル系カードは競争が激しく、各社とも豪華特典で会員を募っています。申し込む前に各カードのキャンペーン情報を比較し、もっともメリットが大きいタイミングで入会するのが賢い方法です。
6. ライフスタイル別おすすめカード選び

クレジットカードは利用者のライフスタイルに合ったものを選ぶのが重要です。ここでは出張・ビジネス派、海外旅行・リゾート派、日常利用・ポイ活派それぞれに適したマイル系カードをご提案します。
出張・ビジネス派におすすめのカード
仕事で飛行機に乗る機会が多い方や経費決済が発生する方には、「フライトボーナス充実」かつ「ビジネスサポートがある」カードがおすすめです。
- ANA JCBスーパーフライヤーズカード(SFC)ゴールド – ANAの上級会員資格「スーパーフライヤーズ」を持つ方向けのクレジットカードです。年会費はゴールドで16,500円(税込)ですが、SFC会員になるとANAラウンジや優先搭乗、専用保安検査場などが家族も含めて利用できます。毎年の搭乗ごとボーナスマイル+35%、継続ボーナス2,000マイルも付与され、飛べば飛ぶほどお得です。出張でANA便をよく利用するなら真っ先に目指したいカードと言えるでしょう。
- JALカード プラチナ(JGC) – 先ほども触れたJALのプラチナカード+JGC資格保持の組み合わせです。出張族にとって空港ラウンジの利用や手荷物優先などは大きなメリットで、JGC会員であればJAL便の旅が格段に快適になります。プラチナカード自体もJAL航空券決済で4%マイル還元と、会社の出張旅費を立て替えるだけで大量のマイルが入るのが魅力です。「出張費用は会社負担、マイルは自分のもの」という美味しい仕組みで、ビジネスパーソンに選ばれています。
- 三井住友ビジネスプラチナ(VISA) – 法人代表や個人事業主向けですが、非常に充実した法人カードです。直接マイルは貯まりませんが、Vポイント1.0%還元で貯まったポイントを景品のANAマイルに交換できます(還元率は約0.6%相当)。何より、プライオリティ・パス(ラウンジ)やコンシェルジュなど個人プラチナと同等のサービスが備わりつつ、追加カードを何枚でも発行できるのが特徴です。社員用カードで経費を支払わせ、それらのポイントをまとめてマイル化することも可能で、会社全体でマイルを貯めたいニーズにも応えます。
- デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード – 出張先が米国などデルタ航空利用が多いならこのカードです。年会費は28,600円 (税込)ですが、入会と同時にデルタ航空の上級会員「ゴールドメダリオン」資格が付与されます。これによりスカイチームラウンジ利用や座席アップグレード優先など様々な特典が受けられ、フライトも快適です。もちろん日常利用でスカイマイルも貯まり、提携航空会社の国内線(例: スカイチーム加盟の大韓航空で日本国内移動)にも使えます。外資系航空で飛ぶビジネスマンには価値ある一枚でしょう。
海外旅行・リゾート派におすすめのカード
年に何度も海外旅行へ行く方、リゾート地によく滞在する方には、「海外特典が豊富」なカードが適しています。
- アメックス・プラチナカード – 繰り返しになりますが、海外旅行好きには王道のカードです。世界140カ国以上の空港ラウンジ、ファイン・ホテル・アンド・リゾートでの無料朝食・客室アップグレード、名門レストラン招待など至れり尽くせりです。旅行傷害保険も家族含め自動付帯で安心です。マイルも好きな航空会社に交換できるので、行き先ごとに有利なマイルを貯めて活用するという高度な使い方もできます。「このカードがあるから旅行がより楽しみになる」、そう思わせてくれるカードでしょう。
- ダイナースクラブ プレミアムカード – 招待制ですが、海外リゾート派にはこちらも魅力的です。世界の高級ホテルや旅館での会員限定プラン、ハワイやパリにある会員専用ラウンジ、海外空港ラウンジの手厚さなど旅先でのVIP待遇が受けられます。ポイント無期限で主要航空マイルに1.5倍レートで移行できるという噂もあり、長期休暇でビジネスクラス旅行を楽しむ方に選ばれています。取得ハードルは高いですが、持つ者にしか味わえない最上の旅が約束されます。
- ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード– 年会費66,000円 (税込)ながら、ヒルトンホテルの上級会員(ゴールド)資格と週末無料宿泊特典が付くホテル系カードです。ヒルトン滞在が多いリゾート好きなら、朝食無料や部屋アップグレードで年会費以上の価値があります。さらにヒルトンポイントを使ってANAやJALマイルに交換することも可能(レートは悪めですが)なので、ポイントはホテル滞在、マイルは飛行機と二重に楽しめます。マイル直接ではないものの、「ホテルも飛行機もワンランク上」の旅行を叶えるカードです。
- JCB GOLD ザ・プレミア – ハワイ旅行が大好きな方にはJCBゴールドの上位、ザ・プレミアが穴場です。年会費はゴールドと合わせて16,500円ですが、ハワイのJCBプラザ ラウンジ利用や現地オプショナルツアー割引など日本人観光客向けサービスが多数あります。特にDFSや主要ショッピングセンターでの割引、ワイキキトロリー無料などハワイ専用特典が充実しています。マイルはOki DokiポイントからANAマイルに交換可能なので、ハワイ路線のANA特典航空券を狙って貯めるのも良いでしょう。「ハワイは第二の故郷」という人にオススメです。
日常利用・ポイ活派におすすめのカード
普段の買い物や支払いを通じてコツコツマイルを貯めたい方には、「ポイント高還元かつマイル交換向き」なカードが適しています。
- JCB CARD W – 先にも挙げたように年会費無料で常時ポイント2倍というお得なカードです。特にAmazonやスターバックスなどではポイント3~5倍の優待があり、若者の日常生活で貯めやすい設計になっています。貯めたポイントはANAマイルに移行し、年に一度くらい特典旅行へ…という楽しみができます。電子マネーQUICPay機能も付帯し、日常の細かい支払いもサッとできます。「まずは毎日の支払いでマイルを貯める感覚を掴みたい」というポイ活初心者にピッタリです。
- 楽天プレミアムカード – 年会費11,000円ですが、楽天市場でポイント+4倍など楽天経済圏ユーザーには絶大なメリットがあります。貯まった楽天ポイントはANAマイルへの交換上限が年間20,000ポイント(=10,000マイル)まであります。上限はあるものの、毎年確実に1万マイルを現出できる計算で、例えば5年で5万マイル=欧米往復エコノミー特典航空券分になります。楽天プレミアムにはプライオリティ・パスも付くため、年1回の旅行で空港ラウンジに入りつつ、買い物でマイルも貯めるといったスマートな日常ポイ活が可能です。
- エポスゴールドカード – 年会費5,000円(条件により無料)で、年間利用額100万円達成でボーナスポイント1万ポイント(=1万ANAマイル相当)付与というユニークなカードです。エポスポイント自体は直接マイルに交換できませんが、JALマイルやANAマイルに移行できる他社ポイント(JRキューポやANA Pocket経由など)に変換する裏技があります。エポスゴールドはポイント有効期限が実質無期限でコツコツ貯めやすく、かつ映画や飲食店で割引優待が多いので日常使いに適します。「年間100万円使えば1万マイル」は非常に優秀なので、メインカードとして活用しつつ徐々にマイルを狙うスタイルにおすすめです。
以上のカードは普段の支払い習慣に上手く組み込むことで、気付けばマイルが貯まっているタイプです。無理なく続けることがマイル貯蓄のコツですので、自分の生活で一番出費が多いカテゴリ(ネット通販?スーパー?ガソリン?等)に強いカードを選ぶと長続きします。ポイントからマイル交換の際はレートや有効期限に注意しながら、効率的に進めていきましょう。
7. マイルを貯める効率的な方法と注意点

マイルを効率よく貯めるには、支払い方法の工夫やキャンペーンの活用、そしてマイルの有効期限管理が欠かせません。ここではマイル活動のテクニックと注意点を整理します。
クレカ払い・電子マネー・コード決済の使い分け
まず、日々の支払いを「どの方法で払うか」によってマイル獲得効率が変わります。基本的にはクレジットカード払いが最もマイルが貯まりますが、近年は電子マネーやスマホ決済(QRコード決済)も普及しています。それぞれの利点を理解し、シーンに応じて使い分けましょう。
- クレジットカード払い: 高額支払いやネット通販では断然これが有利です。カードの基本ポイントが貯まり、先述のような高還元カードを使えばどんな支払いでも1%以上のマイル還元が期待できます。公共料金や税金も最近はカード払い対応が進み、例えばダイナースプレミアムなら税金でも1%マイル付与などカードによっては優遇があります。大きな出費こそカード払いに集約し、マイル獲得チャンスを逃さないようにしましょう。
- 電子マネー払い(交通系IC・商業系IC): SuicaやWAON、nanacoなどの電子マネーは、小額決済や交通機関で便利です。電子マネー利用でもマイルを貯めるコツは「チャージするクレジットカード」にあります。例えばANA VISA SuicaカードでSuicaチャージをするとポイントが付き、それをANAマイルにできます。JALカードもJMB WAONへのチャージでマイルが貯まる場合があります。つまり「カードから電子マネーへチャージ→電子マネーで支払い」と二段階にすることで、クレカ分と電子マネー側のポイント分を二重取りできるケースがあります。ただし電子マネーによってはクレカチャージでポイント対象外の場合もあるので、規約を確認してください(例: nanacoは現在チャージでのカードポイント付与なし)。うまくいけば、電車に乗りつつマイル、コンビニで電子マネー払いしてまたマイル、と細かく稼げます。
- QRコード決済(コード決済): PayPayや楽天ペイ、d払いなどスマホ決済も普及しています。これらは独自のポイント還元施策があり、時に20%還元といった大型キャンペーンも行われます。その場合、一時的にはカードよりお得ですが、問題はクレジットカード連携可否です。例えばPayPayはヤフーカード以外のクレカ連携でポイント付与が無く、銀行口座や残高払いが主体です。しかしd払いはクレカを登録可能で、かつd払い利用ポイント(0.5%)+登録クレカのポイント(二重取り)ができます。すなわちd払いにマイル高還元カードを登録すれば、「キャッシュレス還元+カードマイル」が同時に狙えます。QR決済各社の仕様は変わりやすいので、都度ベストな組み合わせをチェックしましょう。基本はキャンペーンが熱いときはQR決済、それ以外はカード払い、とメリハリをつけると良いでしょう。
- 現金払いは極力しない: 言うまでもありませんが、マイルは現金支払いでは貯まりません。自販機や一部の病院など現金しか無理な場所以外、可能な限り上記のキャッシュレス手段で支払いましょう。最近はコインパーキングや自動販売機も電子マネーやQR対応が増えています。「小銭いらずでスマート&マイルゲット」を常に心がけるだけで、1年後のマイル残高が大きく変わってきます。
ポイントサイト・キャンペーン活用術
次に、ポイントサイトと各種キャンペーンを使ってマイルを増やす方法です。
ポイントサイト(ネット上のポイントサービス)は陸マイラーの強い味方です。前述のように、モッピーやハピタスなどを経由してクレカ発行や保険相談などの広告案件を利用すると数千~数万ポイントがもらえます。この大量ポイントを高レートでマイルに交換することが最大のメリットです。例えば、あるクレジットカードに新規入会するとモッピーで20,000ポイントもらえる案件があった場合、TOKYUルート全盛期なら15,000マイル(75%)に交換できました。現在でもnimocaルートやみずほルートで14,000マイル(70%)程度にはなります。ポイントサイトで効率よく稼ぐコツは「高額案件+高レート交換ルート」を狙うことです。年に数回、大手カードやFX口座開設の高額案件が出ますので、そのタイミングで集中して動くのがおすすめです。また友達紹介制度も活用しましょう。例えばハピタスでは紹介した友人がポイント交換する度にボーナスポイントが入り、自分の交換分に最大5%上乗せされます。SNS等で上手く紹介すると、何もしなくてもマイルが増える状態も夢ではありません。
公式キャンペーンも見逃せません。クレジットカード会社や航空会社は常に何らかのキャンペーンをしています。例えば「期間中◯円カード利用でボーナスマイル」や「電子マネー利用でマイル◯倍」、果ては「搭乗2回で1万マイル当たる」など多種多様です。JAL・ANAのマイレージ会員向けメールマガジンに登録しておくと、新キャンペーン情報が届くので要チェックです。キャンペーンは要エントリーのものも多く、登録しなければ対象にならないこともあるので注意しましょう。自分からエントリーする手間はありますが、それで追加マイルがもらえるなら安いものです。また、ダブル/トリプルマイル期間も活用すべきです。特にホテル予約などでは時折「マイル3倍プラン」などがあります。例えばヒルトンのサイト経由でホテル予約するとANAマイル3倍キャンペーンなど、これらは旅行のついでにマイルが多めにもらえるのでお得です。
SNSやブログでの情報収集もテクニックの一つです。陸マイラー達はTwitterやブログで最新のお得情報を発信しています。「#陸マイラー」「#マイル」をフォローしておけば、マイル交換レートアップ情報や当選確率の高いキャンペーンなど有益な情報が得られるでしょう。公式サイトに載らない裏キャンペーン的なもの(○○カード保有者限定イベント等)も口コミで知ることができます。いわば「情報」というポイントを貯める感覚でアンテナを張っておくと、効率よくマイル活動ができます。
有効期限と失効リスクの管理方法
最後に、マイルの有効期限管理についてです。どんなに頑張って貯めても、期限切れで失効させてしまっては元も子もありません。
- 各社マイルの有効期限: 一般的にANAマイルとJALマイルは最後にマイルを獲得した日から36か月後の月末です(※正確には「搭乗日から3年後」等)。つまりコツコツ貯めて3年以内に使わないと消えてしまいます。デルタ航空やユナイテッド航空など海外では有効期限なしのマイルもありますが、国内2社は原則有効期限ありです。にもある通り、JALはe JALポイント交換で実質延命、ANAはステータス次第でスカイコイン高レートなど工夫すれば無駄は減らせます。
- 失効させないコツ: 「使う予定がなくても減らす」ことです。例えばJALマイルが数千マイルあり、しばらく飛行機予定が無ければ、思い切ってe JALポイントに交換するのも手です。e JALポイントは交換日から1年間有効なので、実質寿命が延びます。またANAマイルもANA SKYコインに変えておけば、とりあえず1年間は延命できます。さらに、ANAは10,000マイル以上ならステータス次第で最大1.7倍(ダイヤモンド)にコインへ変換できるので、価値を落とさず有効活用できます。「特典航空券に必要なマイルが貯まるまで待つ」と考えていると失効リスクが高まるので、小目標で区切って適宜使うのが安全です。
- 延長特典や例外: JALの「JAL CLUB EST」会員はマイル有効期限が5年に延長されます。またANAも「プラチナサービス」「ダイヤモンドサービス」など上級会員期間中は実質無期限(失効マイルを事後復活可能)という優遇があります。これらを利用するのも方法ですが、ハードルが高いので多くの人はやはり期限3年を念頭に計画しましょう。Googleカレンダーやスマホのマイル管理アプリを活用して、いつ何マイル失効するかを可視化しておくのも効果的です。
- 家族で合算・移行: JALは「JALマイレージバンク家族プログラム」で家族のマイルを合算できます。家族でバラバラにマイルを持っていると小口失効しやすいですが、一括管理なら無駄が減ります(参加登録費や条件あり)。ANAには家族合算はありませんが、「マイル口座グループ」という名で家族それぞれの特典航空券予約時にマイルを融通する制度があります(ANAカード本会員が家族をグループ登録)。これらも活用すると、家族のマイルを期限までにまとめて使い切ることがしやすくなります。
マイルは期限との戦いという面もあります。ついつい「もっと貯めてから使おう」と思いがちですが、3年という区切りで見ると、早め早めの利用計画が必要です。最悪、失効前に1マイルでも無駄にしないよう、ポイントへの転換でも物品との交換でも何かしら動きましょう。「貯めるだけで満足しない。使って初めて価値が出る」のがマイルです。せっかく効率よく貯めたマイルを紙くずにしないよう、期限管理も効率的に行いましょう。
8. ANA・JAL・アメックス比較表【2025年最新版】

最後に、主要なマイル系カードについて2025年時点の最新情報を踏まえた比較表とシミュレーションを行います。ここではANAカード代表例、JALカード代表例、そしてアメックス(プロパー)の3種類をピックアップし、基本スペックとマイルシミュレーションをまとめます。
基本還元率・年会費・特典の一覧表
| カード名 | 年会費(税込) | 基本マイル還元率 | 主な付帯特典・ サービス |
|---|---|---|---|
| ANA VISAワイドゴールドカード | 15,400円 | 最大1.0%(10マイルコース加入時) | 入会・継続ボーナス2,000マイル/空港ラウンジ国内利用可/移行手数料無料/海外旅行保険最高5,000万円 |
| JALカード CLUB-Aゴールド(Visa) | 17,600円 | 1.0%(ショッピングマイル・プレミアム自動付帯) | 入会ボーナス5,000マイル・初回搭乗2,000マイル/空港ラウンジ国内利用可/海外旅行保険最高1億円 |
| アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード | 39,600円 | 基本1.0%(100円=1ポイント) | プライオリティ・パス付帯/メタル券面/「フリー・ステイ・ギフト」年間200万円利用で無料宿泊/空港ラウンジ国内13空港+ハワイ/海外旅行保険最高1億円 |
| セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード | 33,000円 | 1.125%(1,000円=11.25マイル) | プライオリティ・パス無制限/コンシェルジュサービス |
| ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード | 34,100円 | 1.0%(100円=1マイル自動移行) | 入会~3ヶ月で大量マイルキャンペーン/継続ボーナス2,000マイル/ANA航空券購入時3%還元/空港ラウンジ国内+ハワイ/旅行保険最高1億円 |
このように整理すると、各カードの強みや年間コストに対する見返りがクリアになります。たとえば、年会費を抑えつつ1%還元を狙うならANA・JALの一般ゴールドレベル、マイル+旅行・ラウンジ特典の両立を目指すならアメックス系の上位カードが候補になります。さらに年間決済額が大きければ“還元率1%超え+ボーナス特典”という流れにシフトできるため、「50万/100万/200万」の利用額別にシミュレーションするのが賢い戦略です。
マイル還元率シミュレーション(年間利用額別)
では、年にどれくらいカードを使うと何マイル貯まるのか、目安をシミュレーションします。年間50万円、100万円、200万円のカード利用を想定し、先ほどの代表カードで比較します。
利用額: 50万円/年(月約4.2万円)
- ANA VISAワイドゴールド: 約5,000マイル(還元率1.0%)+入会/継続ボーナス2,000マイル。合計約7,000マイル。
- JAL CLUB-Aゴールド: 約5,000マイル(還元率1.0%)+入会/初搭乗ボーナス6,000マイル(初年度のみ)。合計約11,000マイル(初年度)。継続時は初回搭乗2,000マイルなので2年目以降約7,000マイル。
- セゾンプラチナ・ビジネス: 約5,625マイル(1.125%)。合計5,625マイル。
- ANAアメックス・ゴールド: 約5,000マイル(1.0%)+継続ボーナス2,000マイル。合計7,000マイル。※入会キャンペーン除く。
利用額: 100万円/年(月約8.3万円)
- ANA VISAワイドゴールド: 約10,000マイル+ボーナス2,000マイル。計12,000マイル。
- JAL CLUB-Aゴールド: 約10,000マイル+ボーナス(入会5,000+初回2,000)。計17,000マイル(初年度)。以降は初回2,000のみなので12,000マイル程度。
- セゾンプラチナ・ビジネス: 約11,250マイル。計11,250マイル。さらに年間100万円到達で2年目以降年会費半額メリット。
- ANAアメックス・ゴールド: 約10,000マイル+継続2,000。計12,000マイル。加えてANA便を年間100万円購入していれば追加のボーナスポイントも期待できます。
利用額: 200万円/年(月約16.7万円)
- ANA VISAワイドゴールド: 約20,000マイル+2,000ボーナス。22,000マイル。さらにVisaボーナスポイントで追加数百マイルあり。
- JAL CLUB-Aゴールド: 約20,000マイル+2,000初回。22,000マイル(毎年)。初年度は+5,000入会あり計27,000マイル。
- セゾンプラチナ・ビジネス: 約22,500マイル。22,500マイル。年間200万円利用で年会費翌年半額&永久不滅ポイント年4,000Pボーナス(=JALマイル1,000相当)も付与。
- ANAアメックス・ゴールド: 約20,000マイル+2,000継続。22,000マイル。ANA航空券購入分が多ければさらに上積み。
以上のシミュレーションから、各カードとも年間利用額に比例してマイル獲得が増えるのは当然ですが、ボーナスマイルの存在が差を生みます。初年度はJALカードが入会ボーナスの分リードしますが、継続するとANAカードやANAアメックスも堅実です。セゾンプラチナ・ビジネスは地味に見えますが上限なく1.125%で伸びるため、高額利用では差が開きます。例えば年間500万円決済なら56,250マイルと、他の大半のカードを凌駕します。自分の年間支出見込みに応じて、ボーナスを考慮した実質還元率を比べると良いでしょう。
特典航空券の必要マイル数比較(国内線・国際線)
最後に、せっかく貯めたマイルで交換できる特典航空券の必要マイル数をANAとJALで比較してみます(2025年時点の一例、往復/片道、エコノミークラス基準)。
- 国内線特典航空券(往復):
- 東京~大阪(片道約 500km):ANAローシーズン 10,000マイル~ / JALディスカウント期間 13,000マイル~。ピーク期は双方14,000マイル前後。片道ならその半分で予約可。
- 東京~沖縄(片道約 1,600km):ANAローシーズン 14,000マイル~ / JAL通常期 20,000マイル~(往復)。こちらも時期により最大で各25,000マイル程度。
- 国際線特典航空券(往復):
- 東京~ホノルル(米ハワイ 約 6,100km):ANAエコノミー 35,000マイル~(ローシーズン) / JALエコノミー 40,000マイル~(通常期)。ピーク時はANA65,000、JAL47,000程度。ビジネスクラスはANA80,000~(ローシーズン)、JAL86,000〜。ファーストクラスは、ANAは往復240,000マイル(ハイシーズン)に改定、JAL220,000マイル〜(ハイシーズン)
- 東京~ニューヨーク(米東海岸 約10,800km):ANAエコノミー 40,000マイル~ / JALエコノミー 54,000マイル~(往復)。シーズンや経路によるが、ANAは2025年以降一部値上げ予定でエコノミー最高72,000マイル。ビジネスクラスはANA120,000~170,000、JAL100,000~140,000前後。
上記のように、必要マイル数はANAとJALで若干差があります。JALは距離制+季節のクラス制で比較的分かりやすく、ANAはシーズン・需要に応じて変動する新ルールで複雑です。大まかに言えば国内線は片道6,000~7,500マイル程度から交換でき、近距離国際線(東アジア)は往復20,000~35,000マイル、長距離国際線は往復50,000~70,000マイルがエコノミーでの目安です。ビジネスクラスはその2~3倍必要ですが、マイルの価値を最大に引き出すにはビジネスクラス以上に交換するのが理想です。例えば欧米線ビジネスクラス往復は現金購入だと50万円以上することもありますが、マイルなら約10万~12万マイル(クレカ決済100万円相当)で済みます。1マイル=5円以上の価値になる計算で、マイルを貯める甲斐もあるというものです。
特典航空券は席数に限りがあったり、燃油サーチャージや諸税は別途必要だったりします。しかし、計画的に使えば「夢のビジネスクラスで家族旅行」も実現できます。ぜひ目標を立ててマイルを貯め、上手に使ってください。
9. まとめ ─ マイルは効率よく貯めてスマートに活用

長文にわたり、マイルが貯まるクレジットカードの選び方とテクニックを解説してきました。最後に要点を整理します。
マイルを貯める魅力は、日常の支払いでポイントを貯めて旅行という非日常のご褒美に変えられることです。マイルを上手に使えば、家計を崩さず豪華な旅を楽しめます。そのためには効率よく貯める工夫が欠かせません。
- カード選びが第一歩: ANA派なのかJAL派なのか、あるいは特定の海外エアラインなのか、自分の目的に合ったカードを選びましょう。本記事で紹介したように、年会費無料で手軽に始めることもできれば、有料高還元カードで一気に貯める戦略もあります。最適な1枚(または複数枚)を見つけてください。
- 日常生活をポイント活動に結びつける: クレジットカード払いを基本に、電子マネーやコード決済も駆使して、支払い=マイル獲得の癖をつけましょう。チリも積もれば山となり、1年間で意外なほどのマイルが貯まります。
- キャンペーンとポイントサイトで加速: 陸マイラーの裏ワザを取り入れて、短期間で大量マイル獲得も狙えます。公式キャンペーン情報を逃さずチェックし、ポイントサイトも安心できる範囲で活用してみてください。
- 貯めたマイルは計画的に使う: マイルには有効期限があります。「いつ・どのくらい貯めて・どこへ行くか」を逆算して計画することが大切です。例えば「2年後にハワイ旅行に必要な6万マイルを貯めよう」と目標設定すれば、毎月のカード利用やポイント活動にも身が入るでしょう。ある程度貯まったら、惜しまず特典航空券に交換して夢の旅を実現することが肝心です。
最後に、マイルを賢く貯めることで得られるものは単に無料の航空券だけではありません。陸マイラー活動を通じて、お金の管理意識が高まり、無駄遣いが減るという効果もあります。マイルを貯める習慣は家計改善にもつながり、一石二鳥です。
ぜひ本記事の内容を参考に、ご自身にぴったりのクレジットカードと戦略を見つけてください。効率よくマイルを貯めて、憧れの旅を叶える喜びを味わいましょう。マイルで旅が変わる!その魅力を存分に活用して、スマートで豊かな旅行ライフを楽しんでください。
以上、マイルが貯まるおすすめクレジットカードの徹底解説でした。これからマイルを貯め始める方も、既に陸マイラーの方も、参考になれば幸いです。あなたのマイル旅が素晴らしいものになりますように!
※本記事の内容は2025年10月時点の情報に基づいています。各クレジットカードの還元率や特典内容、入会キャンペーンなどは時期や発行会社の方針により変更される場合があります。実際の申し込みや詳細条件については、必ず各カード会社の公式サイトで最新情報をご確認ください。