目次

  1. 北海道
  2. 福岡県
  3. 石川県
  4. 愛知県
  5. 大阪府
  6. 沖縄県
  7. 広島県
  8. 京都府
  9. 宮城県
  10. 静岡県

 みなさんは旅行に行くときどんな目的を持って行かれますか?その土地ならではの観光や体験が目的の人もいれば、中にはグルメが目的の人もいると思います。食べることも旅行の楽しみの一つですよね。そこで今回はグルメ旅におすすめな旅行先を紹介します。ぜひ参考にしていただけたらと思います。

1 北海道

 国内屈指のグルメ王国北海道。海鮮はもちろんのこと、野菜やお肉、乳製品など魅力的な食材がたくさんあります。ここでは食の宝庫北海道について紹介します。

魚介類

魚介類はまず北海道に来たら絶対に押さえておきたいグルメです。太平洋、日本海、オホーツク海と3つの海に囲まれた北海道は、各地で新鮮な魚介類をいただくことができます。ここでは北海道に来たら絶対食べてほしいおすすめの魚介類についていくつか紹介します

・カニ

日本一の水揚げ量を誇るカニ類はマストで味わいたいです。冬が旬というイメージの強いカニですが、毛ガニは北海道近海で年中獲れますし、タラバカニ、ズワイガニは流氷が去った4月から5月が一番美味しいという人もいます。各地に漁場がある北海道では季節ごとに旬のカニを食べることができます。

・イクラ

イクラの旬は9月から11月頃です。親のサケと同じ時期と言われています。札幌や函館などの市街地でも食べられますが、石狩地方などサケの漁場がある地域に出向いて食べるのもおすすめです。おすすめの食べ方はアツアツのご飯にたっぷりイクラを乗せることだそうです。

・イカ

新鮮なイカを味わいたいなら函館がおすすめです。7月から9月に旬を迎えるスルメイカは函館朝市でも名物の一つです。先ほどまで生簀で泳いでいたものをその場でさばいてくれるイカ刺しは、透き通っていて見た目も美しくて味も美味しいです。

カニ、イクラ、イカなど他にも新鮮で美味しい魚介類がまだまだたくさんあります。それらを一度に思う存分食べられるお寿司や海鮮丼もおすすめです。観光客でにぎわう地域の市場や漁港周辺では、そんな魚介類をふんだんに使ったお寿司や海鮮丼を食べさせてくれるお店がたくさんあります。北海道にきたらぜひ思う存分魚介類を食べましょう。

スープカレー

北海道のご当地カレーといえば、全国にその名が知られているスープカレーです。1970年代に札幌市にある喫茶店が提供していた薬膳スープにカレー味をつけてメニューにしたところ、たちまち評判となり札幌中に広まったというのがスープカレー誕生の有力説です。

豪快に盛り付けられた大きめの具材と、別盛りのライスをスープに浸しながら食べるのが札幌市民の一般的なスタイルです。札幌市内にはスープカレーの名店がたくさんあります。食べ比べをすると、お店ごとの味やこだわりが楽しめます。

今回紹介した以外にもジンギスカンやラーメン、豚丼など北海道ならではのグルメがまだたくさんあります。北海道に行った際にはぜひ味わってみてください。

2 福岡県

 福岡県といえば観光はもちろんグルメの宝庫としても有名です。博多ラーメンやうどんなどの麺料理、もつ鍋、明太子など絶品グルメがたくさんあります。初めていく人はもちろんリピーターにもおすすめしたい福岡県のグルメをいくつか紹介します。

もつ鍋

福岡県のご当地グルメの代表格として知られるもつ鍋。実はいろんな食べ方を楽しむことができます。もつとホルモンとニラを醤油ベースのスープで煮込んで食べたのが発祥と言われています。博多では醤油味はもちろん味噌味や水炊き風など多様な食べ方が楽しめます。そして現在は具材に野菜や豆腐をたっぷり入れたメニュー提供しているお店もあります。

〆はちゃんぽん麺です。スープと絡めて食べるだけではなく、ごまや各種調味料を加えてパスタ風にするなど様々なアレンジで食べられています。三種三様のもつ鍋はそれぞれに個性があるのでどれがベストだと決められません。ぜひその深い世界を現地で満喫してください。

辛子明太子

福岡名物で忘れてはいけないのが辛子明太子です。スケトウダラの卵を唐辛子に漬け込んだご飯のお供にもお酒のあてにもなる万能グルメです。福岡市内には大手明太子メーカーが運営する直営カフェや明太子専門店が数多くあります。めんたい重や明太定食、お菓子やスイーツなどメニューも様々。いろんな味が楽しめます。

博多ラーメン

とんこつラーメンの代表格となっている博多ラーメン。福岡に来たら一度は絶対に食べてほしいラーメンです。その美味しさは全国から麺好きが足を運ぶほどです。お店によって麺のゆで方や味がちがいます。麺を固めにゆでる、味はあっさりというお店もあれば、好みや食べられる量にあわせていろんな味が堪能できたり、トッピングをして味変を楽しめたりとお店によって様々です。ぜひ自分好みのラーメン店を見つけてみてください。

福岡県は今回紹介した以外にもまだおすすめグルメがたくさんあります。一度だけでは回り切れないほどです。おいしいグルメの宝庫、福岡県に旅行にいくのを考えている人はぜひ参考にしていただけたらと思います。

3 石川県

 豊かな自然が育む山の幸、海の幸をふんだんに使ったグルメが多い石川県。平成23年に「能登の里山里海」は日本初の世界農業遺産に認定されました。ここでは石川県のグルメについて紹介します。

のどぐろ

ここ最近グルメ番組で超高級魚としてのどぐろが紹介されるようになりました。口の中が黒いことから「のどぐろ」と言われています。標準和名は「赤むつ」です。白身魚とは思えないほど油がのっており寿司やお刺身はもちろん、塩焼きや煮つけも美味しいです。石川県では通年のどぐろを味わうことができますか、脂がのっていて一番美味しい時期は秋から冬にかけてです。石川県にはのどぐろ専門店もあり、寿司店や和食店でも提供されているので一度味わってみてください。

金沢おでん

金沢はなんとおでん消費量が日本一です。夏にもおでんを食べるそうです。金沢おでんには定義はありませんが、おでん種には特徴があります。だいこんやこんにゃくといった定番の他に、加賀野菜、バイ貝、車麩など金沢らしい具材が入ります。中でも高価な香箱蟹の甲羅にカニの身や卵を詰めた「カニ面」は、11月初旬から12月末までの期間限定です。

金沢カレー

金沢カレーはB級グルメで知名度抜群の料理です。現在ではかなり有名になっています。金沢カレーはカレー屋さんで考案したレシピだと言われています。

・ルーは濃厚でドロッとしている

・ステンレス製の船形皿に盛り付ける

・カレーには何らかのカツがのり、その上にソースをかける

・先割れスプーンかフォークで食べる

・付け合わせは千切りキャベツ

明確な定義があるわけではないので、全ての金沢カレーにこれらの特徴があてはまるわけではありません。かなり有名になっている金沢カレーは今や東京や大阪、海外しているお店もあります。金沢を訪れた際には味わってみてはいかかでしょうか。

石川県のご当地グルメは層の厚さ、奥の深さ、見た目の美しさがあります。今回紹介した以外にもまだ料理はたくさんあります。見どころがたくさんある石川県を旅行した際にはご当地グルメも食べてみてください。

4  愛知県

 愛知県のご当地グルメと言えばきしめんやひつまぶしなど、名古屋市発祥な「なごやめし」を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?なごやめしはオリジナリティーにあふれ全国的にもファンが多く魅力的なグルメです。ここでは愛知県のグルメについて紹介します。

台湾ラーメン

「台湾ラーメン」と言っても実際には台湾に存在しないラーメンです。名古屋発祥の「なごやめし」のひとつで、台湾では逆に「名古屋拉麺」と呼ばれているそうです。豚ひき肉やニラ、ネギやもやしなどの具材を唐辛子で辛口に炒め、醬油味のスープで仕上げたラーメンです。大量のニンニクを加えるのも特徴の一つです。「もう一度食べたい名古屋名物」として、常に上位にランクインされています。

手羽先

手羽先といえばひと昔前まではスープの具材くらいしか用途がなかったですが、その手羽先を使った唐揚げを名古屋にある飲食店が世に送り出しました。今では名古屋発のご当地グルメとして中京圏を中心に広く食べられています。

鶏の手羽先を唐揚げにして秘伝のタレをつけ、塩や胡椒、ごまなどを振りかけて仕上げるのが本場・名古屋流。カリカリとした食感とスパイシーな味付けが絶品で1本食べたら何本でも食べたくなるほどの味わいがあります。秘伝のたれや味付けはお店によって様々です。中には愛知県特産の高級ブランド・「名古屋コーチン」を使用するお店もあるそうです。

味噌カツ

名古屋名物として知られる「味噌カツ」は味噌で味わうトンカツ料理のことです。味噌はこってりとしたデミグラスソースのような食感で相性も抜群です。味噌そのままの状態でトンカツにかけるわけではありません。味噌をベースにして、かつおだし汁や砂糖、食塩などを加えて作る「味噌だれ」」のことです。使用する味噌は同じ愛知県にある岡崎市の特産で「八丁堀」です。

グルメ天国愛知県には美味しいグルメがたくさんあります。ぜひ名古屋に足を延ばした際にはご当地グルメを満喫してみてください。

5 大阪府

 美味しいものが揃った「食いだおれ」の街大阪。全国的に有名なたこ焼きなどの粉モノ以外にもグルメなものにあふれています。名物料理や人気店の食べ歩きをするのも旅の楽しみの一つですね。ここでは大阪のグルメについて紹介します。

いか焼き

大阪粉もんグルメといえば忘れてはならないのが「阪神名物いか焼き」です。いか焼きは小麦粉の生地にいかや調味料を混ぜて圧縮焼きをした一品。お好み焼きのようにソースをつけて食べます。一度は食べたい大阪のソウルフードです。

お好み焼き

粉もん料理の大定番「お好み焼き」もハズせない大阪の味です。生地や具、混ざ方や焼き方の加減によってお店独自の個性がでます。広島風お好み焼きとの違いは、混ぜ方と焼き方にあるそうです。大阪のお好み焼きの場合は具と生地を混ぜてから焼くのが特徴です。

たこ焼き

B級グルメの代表格「たこ焼き」は発祥の地・大阪のソウルフードです。今や全国で食べられているたこ焼きですか、本場大阪のたこ焼きはレベルが違います。タレやトッピングのバリエーションなど、お店ごとの工夫も様々です。

「食いだおれ」と言う言葉があるほど昔から「食」への関心が高い大阪。街にはおいしいグルメがあふれています。たこやきやお好み焼きと言ったB級グルメからまだ食べたことのない大阪ならではの味まで、様々な味にチャレンジしてみてください。

6 沖縄県

 国内きってのリゾート地として美しい自然に恵まれる沖縄。首里城公園や美ら海水族館など有名な観光施設がたくさんあります。そんな沖縄に行った時の楽しみの一つが絶品グルメの数々です。ここでは沖縄のグルメについて紹介します。

沖縄そば

沖縄にきたら一度はたべてほしい沖縄そばです。豚の三枚肉やかまぼこのトッピングに加え、麺には小麦粉を使用しスープは豚骨ベースやかつおベースが多いことで知られる沖縄のソウルフードです。またトウガラシを泡盛に漬け込んだ「コーレーグース」や紅ショウガ、七味唐辛子といった調味料で味に変化をつけられるのも沖縄そばの醍醐味です。

アグー豚

国内でも有数の豚肉消費を誇る沖縄県。中でも気になるのが沖縄在来種の黒豚でやわらかな肉質ととろける脂の旨みが特徴の「アグー豚」です。アグー豚は生産数が限られているため「幻の豚」とも呼ばれています。幻の豚の味、ぜひ自身の舌で確かめてみてください。

車エビ

沖縄グルメと聞いて車エビを挙げる人は多くないかもしれませんが、年間を通して気温や水温が温暖な沖縄では、車エビ養殖が盛んに行われています。恵まれた環境で育った車エビは臭みがなく、生のままでも甘さとプリプリとした食感を楽しめるが特徴です。沖縄にきたらぜひ味わっておきたい地元食材です。

美しい自然と温暖な気候が育む食材、沖縄県には県外から訪れた人を楽しませてくれる確固たる味があります。沖縄に行く際にはぜひ今回紹介したグルメを食べてみてください。

7 広島県

 数々の著名な観光スポットが存在し、毎年国内から多くの観光客が訪れる広島。その人気に一役買っているのが、観光客はもちろん地元の人々をうならせてやまない絶品広島グルメです。ここでは広島県のおすすめグルメを紹介します。

広島風お好み焼き

広島グルメでまず外せないのがお好み焼きです。大阪のお好み焼きとの違いは、クレープ状の薄い生地を作り、その上に大量のキャベツを入れ、そこに豚肉・中華麺を入れるところです。時期によってはカキがのっているメニューもあります。

汁なし担々麵

最近広島グルメとして定着してきたのが、汁なし担々麵です。花椒と唐辛子の絶妙なバランスがたまりません。お店によっては辛さが選べます。食べた後にご飯を入れて食べるのが広島式です。

カキ

広島県の名物「カキ」は他の地域と違い、良質な漁場で育つため一回り、二回りも大きいのが特徴です。特に宮島周辺のカキは濃厚で、宮島の参道では生カキや焼きカキ、カキめしなどあらゆるカキ料理が楽しめます。高価なカキですが、本場広島ではお得に食べられます。

今回紹介した食べ物以外にも、もみじまんじゅうや尾道ラーメンなど美味しい食べ物が広島にはたくさんあります。ぜひ広島を訪れた際には地元ならではの食べ物を味わってみてください。

8 京都府

 京都といえば日本でも有数の観光地であるがゆえ、グルメのレベルも高いものがあります。老舗からご当地グルメ、地元民に愛される日常グルメまで、どれをとっても美味しそうなものばかりです。ここでは観光にきたら食べてほしいグルメを紹介します。

鱧料理

特に京都の夏を代表する味といえば鱧です。昔海から遠い京都の中心部では新鮮な魚を手に入れることは難しいことでした。輸送技術も冷蔵技術もままならない中でも、生命力が強い鱧は生きたまま京都に運ぶことが出来たそうです。そのめ、梅雨明けから7月、8月頃に旬を迎える鱧は夏の京都に欠かせない味覚となったそうです。

鱧は小骨が多く硬いので、皮一枚を残して小骨を細かく切る鱧切りと呼ばれる作業が必要です。そのためには専用の包丁が必要であり、技術も必要です。夏の京都を訪れたら刺身、湯引き、鱧しゃぶ、天ぷらなど様々な鱧料理にチャレンジしてみてはいかかでしょうか。

衣笠丼

最近テレビで紹介されてからぐんと知名度がアップした衣笠丼。細かく切った油揚げとネギを出汁で炊いて、卵でとじてご飯にかけるという簡単かつ素朴な料理です。シンプルな一品ですが、京都の油揚げは肉厚なので、ちょっと甘めの出汁がじゅわっとしみ込んでいてとても美味しいです。ネギは甘味のある柔らかな九条ネギを使用しています。うどん屋さん、そば屋さん、定食屋さんで見かけたらぜひ食べてみてください。

抹茶スイーツ

京都には抹茶スイーツを販売しているお店がたくさんあります。お茶の産地、宇治に本店があるお茶屋さんがプロデュースする甘味処が京都市内にもたくさんあり、全国展開しているお店も多数あります。老舗店からおしゃれカフェまで、とにかく抹茶やほうじ茶を使った目でも楽しめるスイーツに溢れています。ぜひ自分のお気に入りの抹茶スイーツ店を見つけてみてください。

今回京都グルメを調べみて、やはり京都といえば和食だなと思いました。ぜひ京都を訪れた際に思う存分和食を味わってみてください。

9 宮城県

伊達政宗公ゆかりに「杜の都」仙台、日本三景の「松島」、そして蔵王や鳴子峡の山岳美など宮城県は観光資源に恵まれた県です。グルメ事情も充実しており、長い歴史に培われた伝統料理や、豊かな自然に育まれた郷土料理が数多く存在します。ここでは宮城県に来たらぜひ味わってほしいおすすめのグルメを紹介します。

牛タン焼き

仙台市の名物ご当地グルメとしてすっかり定着しました牛タン焼き。今では全国の焼き肉店でも提供されている料理ですが、専門店としての数は仙台が断トツです。有名店から大衆的なお店まで含めると、市内だけで何と100店舗以上が存在しているそうです。スライスした牛タンを炙り、麦飯やテールスープなどと一緒に提供する「定食」スタイルが一般的です。

仙台の牛タンの特徴は一般的な牛タンよりも肉厚な所です。牛タンは真ん中付近が一番柔らかく、舌先や根元などが固い傾向があるのですが、仙台牛タンは贅沢にも柔らかい中央の部位しか使っていません。しかも、分厚く切った後、塩やタレに数日間漬け込むなど細かい仕込みを行うため、下味がしっかりとした柔らかい食感になります。味付けや製法などがお店によって違うので、食べ比べしてみても楽しいでしょう。

仙台ラーメン

仙台は東北髄一の大都市だけあって、ラーメン店が多い激戦区となっていますが、しょうゆ味や塩味などお店によって味付けは様々で統一した基準はありません。しかし、仙台特産の味噌を使った味噌味ベースのお店が多く、特に辛口味噌ラーメンを「仙台ラーメン」と呼ぶことが多いようです。

特産の「仙台味噌」は米麴と大豆から作られる長期熟成型の赤みそです。塩分が通常の味噌よりも高い特徴がありますが、そのまま食べることもできるため「なめみそ」とも呼ばれています。仙台ラーメンのスープは味噌をベースにしています。仙台市内を中心に、バラエティに富んだ味噌ラーメンを提供するお店がたくさん存在します。お店によって味付けが違うのでぜひ色んなお店を食べてみてください。

せり鍋

宮城県はせりの全国一の生産量を誇り。その数全体の4割強です。せりは冬の味覚として知られていますが、宮城県では通年出荷され秋から冬にかけての「根セリ」と春から夏にかけての「葉セリ」に分類されます。葉っぱから根っこまで余すことなく食べられる野菜です。せりを具材としてふんだんに使い、鶏肉や鴨肉、豆腐やねぎなどを加えて煮込んだ鍋料理が「せり鍋」です。

濃厚な出し汁と、シャキシャキしたせりの葉っぱや茎の歯ごたえがたまらない美味しさで、仙台エリアを代表する冬の味覚となっています。古くから食べられていますが、居酒屋などで提供され始めたのが2004年頃です。お店によっては雑炊にしたり、〆にラーメンを加えるなど様々なバリエーションが楽しめます。寒い冬場に仙台を訪れた際にはぜひ味わってほしい料理です。

宮城県には今回紹介した以外にもまだまだ美味しい食べ物がたくさんあります。県全体が美味しいグルメの宝庫です。宮城県に訪れた際にはぜひ味わってみてください。

10 静岡県

 静岡県には地元の特徴をいかした美味しいグルメがたくさん存在しています。レジャーや観光で親しまれている静岡県ですが、ぜひご当地グルメにも注目してみてはいかかでしょうか。ここでは静岡県おすすめグルメを紹介します。

浜松餃子

浜松餃子はフライパンに円形に並べて焼き、中央に余った円形のスペースに茹でもやしが盛ってあるのが特徴的です。浜松餃子にはラードがたっぷり使われているので、茹でたもやしがぴったりです。餡には主にキャベツ、玉ねぎ、豚肉が使われていて、キャベツや玉ねぎの甘みがたまりません。静岡県でしか味わえない浜松餃子をぜひ味わってみてください。

静岡おでん

静岡おでんは他県で一般的なおでんとは一風変わった郷土料理です。牛すじの出汁をメインに味付けされた黒いスープが特徴的で、青のりや出汁粉をかけていただきます。大根やこんにゃくといった一般的な具の他に、黒はんぺんが入っているのも特徴です。具一つ一つに竹串がさしてあり、それを持って食べるのが静岡流です。

富士宮焼きそば

富士宮焼きそばは第一回、第二回B―1グランプリで2年連続1位に輝いた人気ご当地グルメです。市内にある4つの指定製麺所で作られた麺を使用します。焼きそばの麺は蒸した後に茹でるのが一般的ですが、富士宮焼きそば麺は蒸した後茹でずに急速に冷やし、麺の表面を油でコーティングします。

そのため一般的な焼きそばの麺に比べて水分を含まず、独特のコシのある麺に仕上がります。「肉かす」と呼ばれる、ラードを絞った後の油かすを具として利用し、最後にイワシの削り粉をかけるのが「富士宮焼きそば」です。

まとめ

 今回は様々な県のグルメを紹介させていただきました。どの県もその地域ならではの特徴をいかしており、どの県の料理も食べてみたいと筆者自身も調べてみてそう思いました。どの地域も美味しそうなものばかりです。ぜひ旅行などで訪れた際にはそこでしか味わえない料理を食べてみてください。