目次

  1. 伏見稲荷大社 
  2. 平安神宮
  3. 天橋立 
  4. 北野天満宮 
  5. 京都動物園

 京都と言えば日本有数の観光地です。京都のみどころはなんといっても歴史を感じる町並みや神社の数々。そして1年中四季それぞれの景色を楽しむことができます。また、最新スポットも充 実しており、みどころが満載です。今回は観光地として大人気の京都、ぜひ行ってほしいおすすめ観光地を5つ紹介します。 

1  伏見稲荷大社 

 「伏見稲荷大社」は商売繁盛・五穀豊穣の神として信仰を集め、全国約3万にものぼる稲荷神社の総本官です。そ んな伏見稲荷大社のみどころを紹介します。 千本鳥居 本殿背後の稲荷山にはたくさんの祠や塚が点在しています。そこには奉納された朱色の鳥居が ズラリと並んでいます。これは江戸時代以降に願い事が「通るように」または「通った」というお礼 を込めて鳥居を奉納する習慣が広まった事によるものと言われています。朱色の鳥居がたくさん 並んでいる景色は圧巻です。 奥社奉拝所 千本鳥居を抜けた先にあります。

ここには「おもかる石」というものがあります。これは石灯籠の 前で願い事をして灯籠の頭の石を持ち上げて予想より軽かったら願い事が叶うというものです。 稲荷山 奥社奉拝所のさらに奥にあります。稲荷大神が鎮座した稲荷山全体が信仰の対象になっていま す。標高約233メートル、一周約4キロ、歩くと2時間ほどです。ご利益のあるお社やみどころが たくさんあり、お山巡りを体験することができます。あの有名な「枕草子」を記した清少納言も参詣したと言われています。 

キツネ 境内のあちらこちらに稲荷大神のお使いであるキツネの置物があります。鍵や巻物をくわえてい たりと様々な格好をしています。ぜひ探してみてください。また絵馬を書くことができる場所があります。その絵馬の顔がキツネになっており、もともとつり目の顔が書いてあります。願い事にあわ せて表情を自由に書くことができます。 

2 平安神宮 

 「平安神宮」は千年の都と言われる京都にある神社の中ではまだ歴史が新しい神社です。朱色が色鮮やかな 境内でとても美しいです。平安遷都を記念して平安京を再現した神社で当時の姿とスケール感を 再現しています。スケール感のある建物や庭園を楽しむことができます。 大鳥居 平安神宮の入り口に大きい鳥居があります。

平安神宮の顔ともいわれているこの大鳥居は、高 さが24.4メートル、幅が18メートルです。とても迫力のある鳥居です。日本最大級の大きさ誇ります。 応天門 大鳥居からまっすぐ進むと応天門があります。平安京朝営院の應天門を模して作られており国 の重要文化財に指定されています。門の上には應天門と書かれた額があります。

応天門の扁額 を書いた弘法大師の額が上げられてから「應」の一画目の点を1つ書き忘れたことに気付き、筆を投げて点を書き加えたと伝えられています。この事から「弘法も筆のあやまり」ということわざが 出来たと言われています。 蒼龍楼 応天門と同じく国の重要文化財に指定されています。原型と比較して8分の5の大きさに縮小されて建てられています。緑色の屋根と朱色の建物が美しいです。 

3 天橋立 

 「天橋立」は京都府の北部にあります。天につながる太古の聖地と言われています。宮津湾から阿蘇海を切 り取るように延びており、その姿を古くから龍が天に昇る様子に例えられてきました。全長が3.6 メートル、幅が20~170メートルの砂嘴で、砂地には約5000本の松が茂る珍しい地形です。そ の姿は天に舞う架け橋のようと言われています。何年もの歳月をかけて作り出した神秘の造形 です。ここでは天橋立の周辺にあるおすすめスポットを紹介します。

 回旋橋 天橋立と知恩事側の陸地を結ぶ日本では珍しい旋回式可動橋です。船が付近を航行すると、船 の通過に合わせて90度橋を旋回して航路を空けます。このような動きをする橋を見られるのは なかなかない光景です。そのため大人気スポットとなっています。 天橋立ビューランド 天橋立の南側にそびえる文珠山にあり、山頂の展望台から天橋立を一望できます。そのまま見 ても美しいですが、足を広げて前屈し、足の間から顔を出して逆さまに景色を見ると、龍が天に 舞い昇っているように見える事で有名です。

また、ここから見る景色は龍が天に昇っていくように 見える事から「飛龍観」とも呼ばれています。その他にもメリーゴーランドや観覧車など、子供が 楽しめるアトラクションがいくつかあります。 天橋立傘松公園 天橋立の北側に位置する成相山の中腹にある公園です。こちらも天橋立ビューランドと並んで足 の間から顔を出して景色を見ることで有名な股のぞきで風景を見ることができます。

この公園の 眺めも天に向かって昇っていく龍のように見えることから「昇龍観」と言われています。展望ス ペースは透明なガラスで囲まれているため眺望は抜群です。また天橋立ビューランドとは違った 角度で天橋立の景色を楽しむことができます。 天橋立神社 橋立明神とも呼ばれ、天橋立の中央からやや南寄りにある神社です。その昔天上にいるイザナ ギノミコトが地上にいるイザナミノミコトに行くための梯子だったのではないかという言い伝えがあ ります。そのため「日本を作った夫婦の神様を結びつけた地」であることから恋愛に関するご利益 がある神社として有名です。 

4 北野天満宮 

 「北野天満宮 」は京都市上京区にあります。学問の神様と言われている菅原道真を祀るパワースポットとして知ら れています。そのため、受験ジーンズになると大勢の受験生が祈願に訪れます。通称天神さん、 北野さんと呼ばれており太宰府天満宮と並んで天神新信仰の中心とされています。 菅原道真と縁の深い牛が見られる 北野天満宮では神の使いとされている生き物が牛です。

祭神である菅原道真が生まれたのが丑 年、亡くなったのが丑の月の丑の日という言い伝えがあります。牛の像はほとんどが座っています。そのため遺体を運ばせた牛が悲しみでしゃがんで動けなくなったという説があります。境内の中にある数十体の牛の像は「なで牛」と呼ばれています。自分の体の悪いところを触るとその部 位が治るご利益があると言われています。そして一体だけ立った牛の像があるそうです。 梅の名所 北野天満宮は梅の名所でもあります。菅原道真と梅は縁が深いようです。

境内には50種類、15 00本もの梅が植えられています。毎年2月上旬から3月下旬には多様な品種の梅が咲き誇る梅 苑が公開されます。 北野天満宮を象徴する建物社殿と三光門と呼ばれる中門の2つが北野天満宮を象徴する建物です。社殿は豊臣秀頼によっ て1607年に再建されました。黄金色に輝く装飾が桃山文化の建築らしい華やかさです。 中門は通称「三光門」と呼ばれており重要文化財に選ばれています。日、月、星の月が梁の間に 彫られていることから三光門と呼ばれています。門をよく見ると、三光に必要な星が欠けているため「星欠けの三光門」として知られています。 

5 京都動物園 

京都動物園」は上野動物園に次いで2番目に古い動物園です。平成27年11月に全面リニューアルしました。園 内には500以上の動物達がいます。図書館や展示室も併設されているため学んで見て楽しめます。 

6つのエリア

園内は6つのエリアにわかれます。 「もうじゅうワールド」「京都の森」 「ゾウの森」「アフリカの草原」「おとぎの国」「サルワールド」 この6つのエリアの中で特におすすめのエリアを紹介します 「もうじゅうワールド」 トラ舎やジャガー室などの施設があります。またライオン舎ではガラス越しにライオンを見れるの で迫力満点です。 

「京都の森」 野生動物の生態や自然について学べる展示になっています。水辺の生き物や野山に生息する 鳥類や動物たちに出会えます。また鳥類舎ではホンドフクロウやキジ、はやぶさの様子を見るこ とができます。 動物園の他にもミニ遊園地など子供達が遊べる場所があります。 

まとめ

 京都府の観光地は、小さい子どもから大人まで幅広い年代の人達が楽しめるスポットが多数あります。そして歴史ある場所を訪れて楽しむだけではなく、最新スポットも あり様々な楽しみ方が出来る所が京都の魅力です。今回書いた記事が、少しでもこれから京都に観光に行く人たちの参考にしていただけたらと思います。