目次

  1. 博多もつ鍋セット
  2. 辛子明太子
  3. 梅ヶ枝餅
  4. 水炊セット
  5. 豚骨ラーメン

 福岡県はおいしいものの宝庫として知られる、魅力的なエリアです。しかも他県では食べられない逸品がたくさん!「もつ鍋」や「辛子明太子」は朝鮮半島がルーツ…朝鮮半島から近い福岡県で独自の名物が定着していったこと…大いに納得できます。旅行で訪れたときぜひ楽しみたい福岡県グルメ。今回は福岡県のおすすめお取り寄せグルメを紹介していきます。

1 博多もつ鍋セット


 福岡県博多の名物料理「もつ鍋」。寒い時期に博多を訪れた方は、もつ鍋専門店や居酒屋などで、一度は食べたことがあるのではないでしょうか?ここでは、非常に人気が高い博多もつ鍋の魅力をご紹介していきます。まずは、博多もつ鍋の起源について説明していきます。福岡県博多においては、第二次世界大戦後に、もつ肉とニラをアルミ鍋で醤油味に炊いたものがルーツです。炭鉱で働いていた朝鮮半島の人々が作り始めたもので「ホルモン鍋」とも呼ばれています。

 次に、一般的に「博多もつ鍋」がどんなものなのか、説明していきます。博多もつ鍋は、鰹や昆布などでとっただしに醤油や味噌で味つけし、その中に下処理したもつ(福岡県では牛もつが一般的)と大量のニラ、キャベツ、にんにく、お好みで唐辛子を入れ、火にかけスープで煮込んで食べるスタイルです。


 「博多もつ鍋」のおいしさの決め手となるのが、新鮮なもつです。私たちがもつ鍋でよく食べているもつは「小腸」と呼ばれる部位です。もつ特有のコリコリとした歯ざわりと、とろけるような脂が適度についているのが特徴。もつの独特の風味が、鍋好きの人々を魅了しています。専門店や居酒屋で食べるのが一般的な「博多もつ鍋」。自宅で楽しみたい方には、お取り寄せがおすすめです。博多旅行気分を味わえるもつ鍋パーティーを開いてみてはいかがでしょうか?

2 辛子明太子


 福岡県博多で人々に長く愛され続けている「辛子明太子」。「辛子明太子」の原料となるのは、タラ科の魚「スケトウダラ」の卵巣である「タラコ」です。そのタラコを、唐辛子や香辛調味液でじっくり漬け込んでできたものが「辛子明太子」です。まずは、辛子明太子の起源について説明していきます。17~18世紀、朝鮮半島で、辛子明太子の原形となるものが食べられるようになりました。昭和初期に、この辛子明太子が日本に輸入されるようになりました。福岡、北九州、下関などの魚屋の店頭に並んでいたそうです。

 辛子明太子が博多の名物となったのは、第二次世界大戦後、朝鮮で育った川原俊夫氏(辛子明太子の有名店「ふくや」の創業者)が、朝鮮で食べたおいしい辛子明太子を日本人に伝えたいとの思いで、独自の加工方法で製品化し、博多中州で販売したのがきっかけだと言われています。もともとのスタートが博多だったことから、福岡市内を中心に辛子明太子のメーカーが増え、味も洗練されたものになっていきました。博多の辛子明太子は、朝鮮半島のものに比べ、日本人の味覚に合うように工夫されていることから、そのおいしさは全国的に広く浸透するようになりました。


 ぴりっと辛い中にも旨みたっぷりの辛子明太子は、ご飯との相性が抜群、現代の食卓には欠かせないものとなっています。パスタやシュウマイなど、さまざまな料理との相性が良く、家庭に常備しておきたい食材として、近年さらに人気が高まってきています。辛子明太子はお取り寄せも可能です。冷凍で届くので、現地で食べるのとまったく変わらない味わいを楽しむことができます。博多からお土産で持ち帰ると、道中での温度管理が面倒…お取り寄せでしたら、その心配もありません。 

3 梅ヶ枝餅


 福岡県太宰府市「太宰府」は、現在の元号「令和」ゆかりの地として有名です。大宰府は「令和」の由来となった「梅花の宴」が8世紀に開かれた地です。令和という元号が発表されてから、太宰府市にある「学問の神様・菅原道真公」を祀る神社として名高い「太宰府天満宮」を訪れる人が増えました。それに伴い、天満宮参道の門前町などで販売されている名物の和菓子「梅ヶ枝餅」の人気も高まりました。

 「梅ヶ枝餅」は、もち米とうるち米の生地に小豆あんを包んで焼いた和菓子です。「梅ヶ枝餅」という名前ですが、梅が入っているわけではありません。このような名前になった理由は諸説あります。「太宰府に左遷され不遇の日々を送っていた道真公を憐れみ、浄妙尼という老女が餅に梅の枝を添えて差し上げた」「道真公が亡くなったとき、餅に梅の枝を添えて墓前に供えた」などと言われています。梅ヶ枝餅の表面には梅紋の焼印がついていて、焼きたてはパリッ、時間がたつともちっ、どちらの食感も絶妙で、とてもおいしいと評判です。


 「梅ヶ枝餅」を食べたい方には、太宰府天満宮の参道で食べるか、デパートなどの物産展で食べるか、そのどちらかがおすすめです。どちらも難しい方には、冷凍品のお取り寄せがおすすめ。自然解凍でいただけば、味の劣化もなく、現地で食べるのと同じ味わいを堪能することができます。 

4 水炊セット


 福岡県博多を訪れたとき、専門店や居酒屋で「水炊」を注文した方、多いのではないでしょうか?水炊は全国どこにでもある料理ですが「福岡県博多の水炊」は、ひと味違います。「福岡県博多の水炊」の特徴は、鶏がらをじっくり煮込んで作られた白濁の鶏がらスープです。水炊きといっても、一般的な、昆布だしなどでだしを取って、そこに鶏肉を入れるのとは異なります。

 作り方・食べ方を説明していきます。鶏がらを使い、すまし汁、濁り汁をつくり、合わせます。中に鶏肉と好みの野菜、豆腐などを入れて煮ます。ポン酢と醤油の合わせ酢で食べます。薬味には、もみじおろしや、おろししょうが、ねぎ、柚子などをお好みで入れます。


 「福岡県博多の水炊」は「水炊セット」として通販で売られており、お取り寄せ可能です。自宅で水炊を作る場合、味が良い鶏がらを手に入れるのが難しいですから、すべてセットされた「水炊セット」を購入するのが、お手軽で満足度が高いです。

5 豚骨ラーメン


 福岡県博多の「博多ラーメン(豚骨ラーメン)」は、「札幌味噌ラーメン」「喜多方ラーメン」とともに「日本三大ご当地ラーメン」として知られています。「博多ラーメン(豚骨ラーメン)」は、白濁した豚骨スープと極細のストレート麺を合わせた豚骨ラーメンのことです。「博多ラーメン(豚骨ラーメン)」は、海外でも大人気!日本から世界に進出しているラーメン店の多くは、福岡を拠点とする「博多ラーメン(豚骨ラーメン)」の店なのです。

 「豚骨ラーメン」と聞くと「こってりしていそう…苦手…」と思う方、多いのではないでしょうか?博多の有名店の「博多ラーメン(豚骨ラーメン)」は、豚骨を丁寧に下処理し徹底的に臭いを抑えており、豚骨独特の臭いや油っぽさが苦手な方からも支持を集めています。高濃度な豚骨のまろやかな味わいがクセになると評判です。


 昔は「ラーメンはお店で食べる」のが定番でしたね。今では有名店の「博多ラーメン(豚骨ラーメン)」をお取り寄せすることが可能です!店で出すのとまったく同じスープが同梱されていますから、店に行かずに店と同じ味を楽しむことができます。

まとめ

 おいしいものにたくさん出会えるエリア、福岡県。福岡県グルメは、発祥が福岡県であっても、全国的に人気が高いのが特徴。「辛子明太子」や「豚骨ラーメン」…子供にも男性サラリーマンにも人気が高く、これらを食べるために福岡県を訪れる人もいるほどです。お取り寄せも可能な福岡県グルメ。旅行で訪れる暇のないあなた…お取り寄せで、旅行気分を味わってみてはいかがでしょうか?