目次

  1. 秋芳洞
  2. 錦帯橋
  3. 周南工場夜景
  4. 角島大橋
  5. 市立しものせき水族館海響館

 新鮮な魚介類と綺麗な山々が有名な山口県。今回は、有名な場所から穴場スポットまでディープな魅力あふれる山口県のおすすめ観光スポットをご紹介します。

1 秋芳洞

 秋吉台国定公園の地下約100mの位置にある日本屈指の鍾乳洞が「秋芳洞」。総延長は10.3kmありますが、観光スポットとして一般の人が探検できるルートは、約1kmまでとなっています。観光所要時間は約60分程度です。秋芳洞内は一年を通して17℃を保っているため、夏はひんやり涼しく、冬は温かく快適に鍾乳洞内の探検を楽しめます。

時間が凍結したような不思議な自然の造形の数々は変化に富み、私たちの心に大きな感動を呼び起こさせてくれます。3か所ある入口の一つ、正面入り口から入ると、水面の青さが天井に反射して青く光る青天井や階段状に並んだ百枚皿など、悠久の大自然が創り出した美しい絶景を堪能できます。

2 錦帯橋

 1673年に岩国藩主・吉川広嘉によって創建された、木造五連のアーチ橋「錦帯橋」。まるでめがね橋のような独創的でありながら精巧に造られた反り橋の構造は、現代の橋梁工学から見ても完璧といわれるほどの出来栄えで、日本三名橋に数えられています。次に絶対に見ておきたいのが、木組みが整然と並び美しい幾何学模様を作り出している橋の裏側です。

実験の結果、一つのアーチでなんと60tの重さにも十分に耐えうることが立証されました。国内屈指の木造橋で、川岸、河原、そして遊覧船上からの風情ある眺めと、橋を支える伝統工法による木組みが見どころです。観光客で賑わう昼間の錦帯橋周辺は、四季折々に表情を変える景観が魅力的ですが、ライトアップされロマンティックな雰囲気が漂う、夜の錦帯橋もデートスポットとして人気を集めています。

3 周南工場夜景

「日本七大工場夜景都市」に選ばれた周南市の観光スポットが大人気「周南工場夜景」。沿岸部に広がる石油コンビナート群など、工場が臨海部に集中しているため、美しい工場夜景も堪能できます。

マジックアワーのころに出発すると、瀬戸内海に沈む美しい夕陽を皮切りに、刻々と暗闇が広がり始め、コンビナートの夜間作業用のライトが点灯されると、煙突から放たれる炎が幻想的な世界を創り出します。

4 角島大橋

 見渡すかぎり美しいエメラルドグリーンの海が続く、山口県の北西部と角島を結ぶ橋が「角島大橋」。映画やCMなどにも度々登場するこの角島大橋は、沖縄県の離島を結ぶ古宇利大橋(全長1,960m)に次いで、2位の長さ(全長1,780m)を誇っています。

インスタ映えを狙うなら絶対ハズせないスポットです。角島大橋は、2000年11月3日に開通しました。角島観光といえば、まずはこの角島大橋です!エメラルドグリーンの海と、途中に浮かぶ小さな島(鳩島)、角島と角島大橋、このバランスが絶妙です。角島大橋が注目されるポイントが、沖縄の海にも負けないくらい美しく青々とした海と、島に向かって真っすぐに伸びる角島大橋のコントラストの美しさです。

5 市立しものせき水族館海響館

 「市立しものせき水族館 海響館」は、下関を代表する観光スポット「あるかぽーと」にあるシロナガスクジラの姿を模した水族館です。隣接する遊園地「はい!からっと横丁」の大観覧車から見下ろすと、クジラの姿に似ていることがよくわかります。下関の水族館ならではの、100種類のフグを常設展示はみどころの1つです。

海響館は、フグ目魚類の展示種数が世界一を誇ります。これ程多くのフグ目魚類を展示している施設は世界中でも海響館だけです。フグ目魚類は世界中より約440種が知られており、ベニカワムキ科、ギマ科、モンガラカワハギ科、カワハギ科、イトマキフグ科、ハコフグ科、ウチワフグ科、フグ科、ハリセンボン科、マンボウ科の10科に分類されます。

一言にフグと言っても体に毒を持つフグや、大きく膨らむフグ、硬いウロコで体を守るフグ、ミステリーサークルを作るフグなど様々です。フグイベントの総選挙では展示スタッフが本気で選んだかわいい「推しフグ」10種が集結。スタッフ手作りの選挙ポスターを公開し、海響館一かわいいフグを、この夏お客様の投票で決定します。

まとめ

今回ご紹介した観光スポットはいかがだったでしょうか。自然と緑に囲まれた山口県で、1日過ごしてみてはいかがでしょうか。日々の凝り固まった体の疲れもこころのしこりもスルスルと癒やされることでしょう。