目次

  1. 八景島シーパラダイス【神奈川県】
  2. 美ら海水族館【沖縄県】
  3. 海遊館【大阪府】
  4. 鳥羽水族館【三重県】
  5. サンシャイン水族館【東京都】

「水族館なんて、どこに行っても同じ…」そんなふうに思っている方、多いのではないでしょうか?ここ数年で、水族館は、大幅な進化を遂げています。海について深く学べる工夫を凝らしていたり、幻想的な空間を演出していたり…。ただの魚の展示施設ではなく、総合テーマパークと言ってもいいくらい、魅力的な施設が増えてきています。今回は、数ある水族館の中から、おすすめの施設を厳選してご紹介していきます!

1 八景島シーパラダイス【神奈川県】

 「八景島シーパラダイス」は、多くの生き物たちが生息している水族館と、スリリングなジェットコースターなどが楽しめる遊園地という2つの顔を持つテーマパークです。東京から1時間程度でアクセス可能。東京・神奈川にお住まいの方でしたら「水族館といえば、八景島シーパラダイス!」と思う方が多いのではないでしょうか?海に面して景色が素晴らしくスケールが大きい水族館であること、併設の遊園地のレベルが高いということが魅力です。

 水族館(アクアリゾーツ)は4つのエリアに分かれています。以下で、それぞれの特徴をご紹介していきます。

 「アクアミュージアム」。総数12万点の生き物たちが生活しており、日本で最大級です。このエリアの中の「アクアスタジアム」ではレベルの高いイルカショーを観ることができ、必見です。このエリアにいる「ハイイロアザラシ」「ジンベエザメ」は、東日本の水族館では、八景島シーパラダイスでしか飼育をしていません。お見逃しなく!

 「ドルフィンファンタジー」。アーチ状の水槽が置かれたエリア。イルカや魚たちが泳ぎ回る姿を下から眺めることができ、とても幻想的で素敵です。

 「ふれあいラグーン」。自由に泳ぐ生き物たちを実際に触ることができるエリアです。ショーで人気のイルカと触れ合えるだなんて、最高です。

 「うみファーム」。海の環境を身近に感じることができるエリア。ちびっ子に人気なのが、実際に海の生き物たちを屋外で観察できる「マリンビオトープ」。本物の海での磯遊びと同じ体験ができるのですから、本当におすすめです。有料ですが魚釣り体験もできます。

 次に遊園地エリアをご紹介していきます。アトラクションが23個もあって、とても充実。「サーフコースターリヴァイアサン」は、八景島の海を爽快に走り抜ける、スリル満点のコースター。「アクアライドⅡ」は、チューブ型ライドに乗って激流の中を進むスリル系アトラクション…海賊が襲撃してくる演出もあり、ワクワクが止まりません。

2 美ら海水族館【沖縄県】

 沖縄を訪れる観光客の多くが足を運ぶ人気スポット「美ら海水族館」。海で泳げない季節に沖縄を訪れた場合、実は子供が楽しめるスポットって少ないんです…。子連れの方に絶大な人気を誇る「美ら海水族館」!リピーターになる人も多いようです。「美ら海水族館」には、多種多様な生き物た住む壮大な世界が広がり、深部まで沖縄の海を満喫することができます。館内は4つのエリアに分かれています。以下で、それぞれの特徴をご紹介していきます。

 「黒潮の海」。世界最大級を誇る巨大水槽で、マンタやマグロなど、16,000匹もの生き物が飼育されています。「美ら海水族館」を象徴するスケールの大きなエリアで「この水槽の前でたたずんでいるだけで癒される…」という声も多く聞かれます。悠然と泳ぐダイナミックなジンベエザメの姿は、まさに圧巻…お見逃しなく!

 「サンゴの海」。本物のサンゴ礁さながらに忠実に再現されている「サンゴの海」。水槽に屋根がないため、燦々と降り注ぐ太陽の光が水中に届き、まるで本当の海の中のようにキラキラと美しく輝きます。この「サンゴの海」は、飼育員が地元・本部町の海に潜ったときに見たサンゴ礁を再現して作られているため、本物に非常に近い仕上がりとなっているのが特徴です。

 「深層の海」。簡単には行けない深海の世界を身近に体験できる、ミステリアスで美しいスポット。水族館が開発した加圧水槽を使うことによって、深海の環境をみごとに館内に再現しており、必見です!

 「イルカエリア」。こちらは無料エリアです。1日4回のイルカショー、目の前でイルカを観察できる「イルカ観察会」などが楽しめます。1日1回のみの無料の「イルカふれあい体験」が大人気!事前予約が必要なので、旅行の予定が決まったら、すぐに予約を入れておきましょう。

3 海遊館【大阪府】

 大阪を代表する観光スポット「海遊館」は、世界最大級の水族館として有名です。巨大なジンベエザメがいることで知られており、ファミリーの方には特におすすめですよ。「海遊館」では、8階から下階へ向かう順路に沿って、太平洋を取り囲む自然環境を再現しています。それでは、館内の見どころをご紹介していきます。

 館内には14の展示水槽があり、地上から海底へと回遊するような配置になっています。メインとなるのが、6階から4階まで続く、広大な太平洋を表現した大水槽。人気のジンベエザメはここで見ることができます。

 4階には「新体感エリア」があります。生き物たちの鳴き声や匂いまで間近で感じられる展示方法が魅力的。「丸すぎて可愛い!」と話題のワモンアザラシのユキちゃんとは、ここで会うことができます。

 また2018年には「海月銀河」という新エリアが誕生しました。銀河を思わせる漆黒の空間に、煌めく光に照らされたクラゲたちが漂う光景は、とても幻想的です。フォトスポットとしても人気です。

4 鳥羽水族館【三重県】

 三重県を代表する観光スポット「鳥羽水族館」は、日本で唯一「ジュゴン」が見られる水族館として有名です。館内には約1,200種類の生き物が飼育されており、日本で飼育種類数が1番多いことでも知られています。また、伊勢神宮を訪れる観光客の中には、鳥羽水族館を観光コースに組み込む人がかなり多いようですよ。それでは、館内の見どころをご紹介していきます。

 やはり、日本ではここでしか見ることができない「ジュゴン」は見逃せません。大きな体で優雅に大海原を泳ぐその姿は、まるで人魚のようだと言われています。ジュゴンは、世界の水族館でも日本を含め3ヶ国でしか飼育展示していない、とても貴重な生き物です。

 愛らしさで人気の2頭の「ラッコ」も見逃せません。ラッコは、以前は日本中の水族館で飼育されていましたが、今ではその数は激減しています。芸達者な鳥羽水族館のラッコたち…運が良ければ、得意のハイジャンプを見せてくれるかもしれません!

 「海獣の王国ゾーン」は、そのユニークなつくりで人気です。陸上や水中で素早く泳ぎ回るトドやアザラシの姿を、水上に設置された透明トンネルから見学することができます。目の前にやってくる迫力満点のトド、そしてアザラシ…子供たちはもう夢中です!

5 サンシャイン水族館【東京都】

 「サンシャイン水族館」は、地上40mのビル「サンシャイン60」の屋上にある都市型水族館です。「空と光と水と緑に満ちた非日常空間=天空のオアシス」を基本コンセプトとした、スタイリッシュで美しい水族館です。ここでは、館内の見どころをご紹介していきます。

 世界初の「天空のペンギン」水槽が特に人気です。こちらの水槽の独特のつくりは必見!水槽は、通路の頭上に広がっており、悠々と泳ぎまわるペンギンは、まるで空を羽ばたいているように感じられます!そして水槽の向こうには都会のビル群が見え…大都会の水族館ならでの不思議な光景が目の前に広がります。

 大水槽「サンシャインラグーン」は、この水族館を代表するスポットです。まるで本当の南国の海かのような演出が素敵…水槽の前に座ってゆっくり眺めている人も多い癒しの空間です。

 また2020年には、新エリア「海月空間」がオープンしました。あらゆるタイプの水槽でクラゲの美しさを堪能できます。ごく普通のクラゲ展示とはまったく違う、サンシャイン水族館オリジナルの空間。ブルーを基調とした美しい光の演出…夢の世界に迷いこんでしまったかのような幻想的なひとときを満喫することができます。

まとめ

 水族館は子連れで行くところ…大人にはつまらない…昔はそんなイメージが一般的でした。近頃の水族館は、デートにもピッタリ、女友達とワイワイ訪れても楽しい…そんな魅力たっぷりの空間に生まれ変わっています。この記事を参考にして、次の週末は、水族館に遊びに行ってみてはいかがでしょうか?