【北海道】おすすめグルメ５選

2023-08-19

ジンギスカン
スープカレー
ザンギ
豚丼
鮭のちゃんちゃん焼き

　豊富な食材に恵まれ、食文化が発達している北海道には、他県では味わえないおすすめグルメが山のようにあります！今回は北海道の定番おすすめグルメをご紹介していきます。

１　ジンギスカン

　北海道グルメといえば、なんといっても有名なのが「ジンギスカン」。「ジンギスカン」は、羊肉(マトンやラム肉)を特製のタレに漬け込み、中央部分が盛り上がった専用のジンギスカン鍋で調理する焼肉です。ジンギスカン鍋の周りには野菜を用意します。この野菜は飾りではなく、ちゃんとした役割があります。ジンギスカンから染み出す肉汁が野菜を包み、それにより、ジンギスカン自体がジューシーな味付けへと変化していきます。ジンギスカンは、牛肉・豚肉と違い、味わいが意外にもさっぱりしているのが特徴です。

　ビールによく合い、ビールを飲むとジンギスカンをたくさん食べたくなりますし、それに伴い、ビールもどんどん進むので、真夏の食欲が落ちる時期には特におすすめの料理です。「ジンギスカン」は、道民のソウルフードであり、家庭でも気軽に食べる料理です。北海道内には、有名なジンギスカン店が多数あります。観光客がよく訪れる札幌に店舗が多くあるので、気軽に立ち寄ることができます。

２　スープカレー

　「スープカレー」は、ドロっとした一般的なカレーとは違い、ルーがサラサラしているスープ状のカレーです。具材には、大きめにカットされた野菜や肉、ホタテなどがよく使われます。北海道のご当地カレーの代表格として広く知られています。「スープカレー」のルーツについて、ご説明していきます。1970年代に札幌市の喫茶店が、提供していた薬膳スープにカレー味をつけて販売したところ評判となり大ヒットしました。

　噂を聞きつけた札幌市内の店舗が次々とスープカレーを発売し、地元の人たちの定番メニューとなっていきました。スープカレー専門店は、札幌市内に多数あります。スープカレーは、店舗によってまったく味わいが違うのが特徴です。サラサラしているが、ひとくち食べると口から火が出るほど辛い、激辛カレーを売りにしている店…。まろやかな味わいのココナッツベースのカレーを売りにしている店…。カレー好きの方の中には、スープカレー食べ比べを目的に北海道を訪れる方も多いようです。

３　ザンギ

　北海道では鶏の唐揚げのことを「ザンギ」と呼びます。ザンギの発祥は釧路市の鶏料理店だと言われており、その呼び名の語源は中国語だとされています。「ザンギ」は一般的な鶏の唐揚げと比べて味が濃いのが特徴。揚げる前に、鶏肉を醤油ベースの甘辛いタレ(醤油、卵、酒、しょうが、にんにくなど)に漬け込んで、表面がきつね色になるまでしっかりと揚げます。

　「ザンギ」は北海道の家庭のおかずの定番として、1年を通して作られています。親戚や友人が集まるとき、子供の運動会や遠足など、お祝いや行事の際によく作られる料理でもあります。「ザンギ」は、観光で北海道を訪れたときにも、気軽に食べることができます。北海道の飲食店の定番メニューになっているためです。また、濃い味つけなので、居酒屋の酒の肴としても人気が高いです。

４　豚丼

　「豚丼」は、養豚業が盛んであった十勝地方の帯広市の郷土料理です。厚切りの豚肉を砂糖醤油で味つけしたタレでからめ、ご飯の上にのせた料理。トッピングの具材(薬味)は白髪ねぎが定番。薬味以外の余計な具材が入らないシンプルな料理です。昭和初期に帯広市内の食堂で、炭火焼きした豚肉にうなぎの蒲焼き風のタレを使った丼を作ったのが「豚丼」の発祥だと言われています。

　地元では家庭料理としても食卓に並び、幅広い世代から人気です。十勝地方の飲食店の定番メニューとなっており、「豚丼」を食べるために十勝地方を訪れる観光客も多いんです。帯広では「豚丼」をメインとした駅弁も売られており、非常に評判がいいので、帯広旅行の際、一度手に入れてみてはいかがでしょうか？

５　鮭のちゃんちゃん焼き

　「鮭のちゃんちゃん焼き」は、鮭の内臓を取り除き、季節の野菜や山菜と一緒に、鉄板やホットプレートで蒸し焼きにし、味噌で味つけする料理です。北海道の漁師町における名物料理です。味噌をねぎ味噌にしたり、バターをのせたり、お好みに応じてアレンジ可能です。「ちゃんちゃん焼き」の名前の由来は諸説あり、「ちゃっちゃと作れるから」「お父ちゃんが作るから」「焼く時に鉄板とヘラがチャンチャンという音を立てるから」など、さまざまな由来が伝えられています。