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目次

  1. 登別温泉【北海道】
  2. 草津温泉【群馬県】
  3. 箱根湯本温泉【神奈川県】
  4. 別府温泉郷【大分県】
  5. 霧島温泉郷【鹿児島県】

 身も心も疲れてしまったから、リフレッシュのためにのんびり温泉旅行を楽しみたい…。そう思っている方、多いのではないでしょうか?全国に数多く存在する温泉地。せっかく温泉旅行をするならば、素晴らしい泉質の温泉があり、雰囲気の良いところを訪れてみたいですね。ここでは、初心者から温泉マニアまで、あらゆる人におすすめしたい、温泉旅行におすすめの旅先をご紹介していきます!

1 登別温泉【北海道】

 「登別温泉」は、札幌や函館からのアクセスが良い、北海道を代表する温泉郷です。太平洋に流れ込む登別川の支流に沿って広がる温泉街には、ホテルや和風旅館、土産物屋が数多く並んでいます。泉源のある地獄谷は、見逃せない観光名所です。熱い水蒸気や火山ガスが激しく噴き出し、白濁したお湯がドクドクと煮えたぎる様子は、地球の息吹を感じさせてくれます。少し足を延ばせば、野鳥がさえずり高山植物が咲き乱れる美しい自然の宝庫が…。「クマ牧場」などのテーマパークは、子供たちに人気です。

 次に「登別温泉」の特徴をご紹介していきます。地獄谷の源泉から自然湧出する温泉の量は、1日約1万トンと圧巻です。登別温泉といえば乳白色のにごり湯の硫黄泉が有名ですが、泉質は実に11種類(炭酸水素塩泉、塩化物泉、硫酸塩泉、含鉄泉、硫黄泉、酸性泉、ラジウム泉、他)にも及びます。効能は多岐にわたり「温泉のデパート」と呼ばれるほどです。旅館によって泉質は異なります。大型旅館の中には、複数の泉質の温泉を引いているところもありますので、「湯巡り」を楽しみたい方には、そういった旅館がおすすめです。

2 草津温泉【群馬県】

 「草津温泉」は、「天下の名湯」「日本三名湯」の肩書を持つ、根強い人気を誇る温泉です。草津白根山山麓の避暑地としても有名で、今では高原リゾート温泉の代表格となっています。湯量豊富で、大規模な温泉地でありながら、ほぼすべての宿が源泉かけ流しという特徴があります。「温泉旅館に泊まるのなら、絶対に源泉かけ流しの宿がいい!」そんな方に強くおすすめしたいのが「草津温泉」です。

 草津温泉の中心にある「湯畑」は、ぜひ訪れていただきたい有名観光スポット。あたり一面をおおう湯けむりから、強烈な硫黄臭が漂います。7本の木樋から音をたてて流れる湯滝。そして、滝壷に輝くブルーグリーンのお湯。その幻想的な光景は、特に外国人観光客から好評を博しています。

 次に「草津温泉」の特徴をご紹介していきます。毎分32,300リットルと、自然湧出量日本一を誇る「天下の名湯」で、6つもの源泉を持ちます。お湯は、pH2.1と日本有数の強い酸性泉で、殺菌力が強くお肌がピリピリするほどです。特に切り傷などの外傷や皮膚病に効く、効能が高い温泉として、広く知られています。

3 箱根湯本温泉【神奈川県】

 「箱根湯本温泉」は、東京・新宿から特急で約1時間半と近く、「箱根の表玄関」として長年にわたり多くの湯客から愛され続けてきました。駅前には土産物屋や飲食店が多く立ち並ぶ商店街があり、常に多くの観光客で賑わっています。新しいスイーツショップなども続々とオープンしており、若者からも注目される温泉地です。商店街を通り抜けると、落ち着いた温泉情緒が一帯を包み込み、先ほどまでの喧騒が嘘のよう…。歴史の重みを感じられる温泉地として、ゆったりとした旅をご希望の方に、強くおすすめしたいです。

 次に「箱根湯本温泉」の特徴をご紹介していきます。「箱根湯本温泉」は、奈良時代、釈浄定坊により発見されたと伝わる古湯です。熊野神社入口にある自然湧出源泉「惣湯」がそれで、今も現役の源泉です。「箱根湯本温泉」には、戦国時代に北条早雲が戦で疲れた足を癒したと言われる湯浴み処が現存しており、歴史ファンから注目を浴びています。源泉からこんこんと湧き出る良質な温泉が、バラエティ豊かかつレベルの高い湯宿が揃う湯本の街を支え続けています。

4 別府温泉郷【大分県】

 日本一の湧出量を誇る「別府温泉郷」。別府、鉄輪、明礬、観海寺、亀川、柴石、堀田、浜脇温泉の総称を「別府温泉郷」または「別府八湯」と呼びます。共同浴場約170軒、宿は約1,000軒。どこの宿に泊まるかを選ぶ楽しみもありますね。阿蘇から島原へ続く火山活動によって生じた断層が、別府に豊富な温泉をもたらしたと言われています。その象徴が、有名観光スポット「別府地獄めぐり」。赤い「血の池地獄」、青い「海地獄」、白い「白池地獄」、間欠泉が豪快に噴き出す「龍巻地獄」、別名ワニ地獄とも呼ばれている「鬼山地獄」など、9つもの「地獄」には、見る者を圧倒するパワーがあります。

 次に「別府温泉郷」の特徴をご紹介していきます。日本一の湧出量は1日約95,728リットル。源泉数は約2,850本。町のあちこちから湯けむりが立ち上ります。さらに、存在する11の泉質のうち放射能泉を除く10種類が湧きます。なかでも、鉄輪温泉の噴気臭のする塩化物泉と、駅に近い北浜地区のモール系の炭酸水素塩泉、また明礬温泉の硫黄泉が代表的です。初めて訪れる方は、これらの温泉を中心に巡るのがおすすめです。

5 霧島温泉郷【鹿児島県】

 霧島連山の中の高千穂峰に広がる温泉地の総称が「霧島温泉郷」です。霧島山を見渡す標高600~850mの位置に、大小10余りの温泉地が点在しています。歓楽街があって賑わう丸尾温泉、一軒宿だけの硫黄谷温泉、山間の秘湯・関平温泉など、温泉地の特徴はそれぞれ異なります。なかでも、硫黄谷温泉は、坂本龍馬と妻おりょうが、日本で最初の新婚旅行をした場所だと言い伝えられています。このエリアの観光スポットとしては、南九州屈指のパワースポット霧島神宮が有名です。

 次に「霧島温泉郷」の特徴をご紹介していきます。泉質は、硫黄を含む泉質で、硫黄の成分の濃度によって、白濁する湯と透明に近い湯とに分かれます。10余りある温泉は、それぞれ湯の個性が違うので、どの温泉を訪れるのか迷ってしまいそうです。新湯温泉は、乳白色で皮膚病によく効くと言われています。関平温泉は、飲泉としても人気があり、「鉱泉水」パック詰めの販売もあります。できれば4日ほどかけて、可能な限り多くの湯を巡りたい…そんな気持ちにさせられてしまう、魅力たっぷりの温泉郷です。

まとめ

 効能豊かな温泉は、心を癒してくれるだけではなく、身体の悪いところに作用し、健やかな身体を作ってくれます。時間とお金があれば、月に何度でも温泉地を訪ねてみたい…そう思っている方も、多いのではないでしょうか?ただ、実際には、年に1度か2度しか行くことができないことが多い、温泉地。この記事では、忙しくてたまにしか旅行できない人でも満足できる、お湯の効能・雰囲気・周辺観光スポットなどのあらゆる魅力を兼ね備えた、おすすめの温泉地をご紹介してきました。さっそく、次の休みに、温泉旅行を計画してみてはいかがでしょうか?